劇場公開日 2020年9月18日

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TENET テネットのレビュー・感想・評価

全787件中、721~740件目を表示

4.5【時間の順行/逆行のループ、TENET】

2020年9月19日
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作品のキャプチャーや、予告編でも明らかなように、この作品では、時間の逆行が重要な仕掛けになっている。

そして、もう一つ、映画のタイトル「TENET」が重要な示唆を含んでいるようにも感じる。
TENETは、作品の字幕では「主義」とされていたが、-ismとは区別して「信条」と訳されることが多い。

そう、この作品には、クリストファー・ノーランの独特な何か逆説的なテーマが隠されてるようにも感じるのだ。

(以下は僕の勝手な思い込みも含んだレビューで、一部ネタバレもありますのでご留意下さいな)





映画のなかで、様々な意味で僕達を悩ます時間の逆行は、問題解決のツールとして扱われる。
ほんの一瞬から、スタルクス12の爆破事故までの長い日数を遡ることもある。

時間が順行する中で、過去の自身の作戦行動と交錯し、同一人物同士が鉢合わせするパラドックスの危機が起こり、プルトニウムをめぐるカーアクションにも目が離せない。

エンディングの前、スタルクス12の順行部隊と逆行部隊の作戦行動では、時間の逆行を一瞬、順行部隊に先に見せることによって、作戦を成功に導こうとするのだが、ここが一番、ツールとしての時間の逆行が理解しやすいところだと思った。

あと、個人的には、キャットがダイヴする場面で、もしかしたら、自分が未来から来た自分を知らずに眺めていることもあるのかと、ベタなSF感もあって良かったと思う。

前段で、時間の逆行は、問題解決のツールだと書いたが、同時に世界を滅ぼす可能性も秘めていた。
科学者の探究心が致命的な結果をもたらすのは、核兵器の父と呼ばれるオッペンハイマーのエピソードからも明らかだ。

この世界の破滅を食い止めるのが、「名もなき男」の使命だ。

ただ、こうした壮大なSFの仕掛けやアクションが展開するなか、映画が、旧ソ連の核実験施設を巡る話に触れることで、実は別のテーマが込められているのでと意識させられるようになる。

それは、主義や信条、つまり、TENETが、僕達の現実の世界の中で、いとも簡単に時間を遡るように元に戻ってしまう危うさを秘めていることだ。

ソ連は崩壊したが、そのあとを継いだロシアは、ロシア人の保護を盾に、クリミアに侵攻したり、ウクライナ国境での軍事行動を展開したりしている。

第一次世界大戦の反省の上に「民族自決」が唱えられた結果、ナチスドイツは、ドイツ民族の保護を名目に東欧やオーストリアを併合し、第二次世界大戦を引き起こした。

同じだ。

歴史は繰り返すと言うが、類似した出来事が発生しても、過去の学んだ知恵で、人間はこれを克服するという意味で使われていると思っていた。

しかし、世界の現状を見ると、決してそんなことはないことに気が付く。

イラク戦争を見る限り、アメリカも過去に学んでいたとは決して思えない。

オバマとプーチンの間で合意され、オバマのノーベル平和賞の受賞理由となった核兵器削減は、既に反故にされたも同然で、米露はお互いの主張を譲ろうとせず、核兵器再拡大のリスクも高まっている。

人権を蔑ろにし、差別を助長しようとする行為が散見されるようになったことは、人間が長らく培った民主主義や平等、人権などの価値観を大きく揺さぶってもいる。

時間の逆行が、映画のなかで問題解決のツールになり得ても、僕達の現実の世界では、様々なTENETが自ら過去の価値観に回帰しようとすることで、問題解決は遠のく一方なのだ。

「こんな世界にしてしまったのは人間なのだから、この世界を終わりにさせる」というセイターの言葉は、アベンジャーズ のサノスにも通じる破滅的主張で、何の解決策も提示していない。

エンディング、ニールの雇い主が、未来の名もなき男だったことが明らかになる。

名もなき男とニールは、世界を救うために、永遠に同じ時間のなかをループし続けるのだろうか。

逆説的だが、まるで、僕達の現在の世界で、様々なTENETが現在と過去の価値観のなかで行ったり来たり揺れ動いているかのようでもある。

実は、僕達がするべきことは、時間を逆行させるのではなく、過去の価値観に逆行しようとするTENETを元に戻すことなのではないのか。

そして、一度引き戻せたとしても、また、TENETは逆行しようとするに違いない。
セイターやシンがいない世界では、セアターやシンを過去で救おうとする者が必ずいるだろう。
こうした、綱引きのような、何度も引き戻そうとする行為は、名もなき男とニールが同じ時間のなかでループするようなものかもしれない。

しかし、去って行くニールに悲壮感はなかった。
名もなき男と共にいずれ世界を救えると確信しているかのようだ。

実は、映画のなかの「名もなき男」とは、僕達自身のことではないのか。

解決策は簡単ではないだろう。
しかし、世界を救えるのは僕達自身なのだと言っているのではないのか。

だから、「運命なのか?」という問いに「現実だ」という回答だったのではないのか。

「運命」として受け入れるのか。
「現実」として対処するのか。

どちらも決めるのは僕達なのだろう。

そんなことを考えながらの鑑賞だった。

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ワンコ

1.5黄昏に生きる

2020年9月19日
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興奮

難しい

第3次世界大戦を防ぐ為に時間を遡るスキルを使って暗躍する男の話。

プルトニウムを巡って時間を遡りながら戦って行くけれども、パラレルワールドってことは、結局主人公自身がいる時間軸だけってことだし、戻った時間軸の中で時間経過を戻すけど、一瞬でもタイミングが違ったら、一緒に戻った人物と会話出来なくないですか?

全て先読みしていないと成り立たない行動とか、辻褄があっていない様に感じたのも自分が理解出来ていないだけ?
SFだから突っ込むなってこと?

その時々起きていることは面白いのだけど、設定が色々噛み砕けていないからか、納得出来ないからか、釈然とせず。

冷めたことを言うと、そんなタイミングじゃなくてもっと楽勝なところ狙って遡れば…と思うし、物語的にはあーそーですかという感じしかしなかった。

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Bacchus

4.5俺たちのノーラン

2020年9月19日
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クリストファーノーランという監督は、毎回映画ファンにとっては最高のおもちゃを提供してくれる。
一時の映画体験に止まらず、いつまでもこねくり回して遊んでいられる。
何とありがたいことだろう。
観ない手は無いですよね。

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MACD

2.0ちんぷんかんぷん

2020年9月19日
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なんかいろいろ登場人物が戦闘行為しているんであるが、その理由も分からないし、時々戦車みたいな者が逆送したりするけど、???という感じ。
私の高齢化も相当なもんだとおもうけど、監督さん何とかしてください。

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昭和の後期高齢者

4.0予想通り程度には面白い

2020年9月19日
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期待値は高かったが、それと同程度くらいには面白かった。
でも、あともう一歩足りない。表現は斬新だけどテーマがありきたりだったからかしら…
あとは中途半端に解説を入れるから冗長になってた気もする。もっと置いてけぼりにしてくれてもよかったかも(そしたら考えなくて済んだw)

考えながら観続ける必要があったので、すごく疲れました笑

万人受けはしないでしょうが、良作だと思います。

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たんたんめん

4.5注意‼️逆行してもどうやら若返るわけではないらしい。

2020年9月19日
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鑑賞方法:映画館

【2回目の鑑賞記】2020.9.21
1回目にスッキリしない理由がその難解さ以外にもあるとすれば、私の場合、ラストの主人公とニールの会話が、本人たちだけが分かってて、こちらには「えー、もう少し分かりやすく種明かししてくれないかな」という部分があったからだと思います。
そこで、2回目はニールの観点に立って展開を追いかけてみました。すると、想像以上にクリアに見えました。特にレッドチームとブルーチームの戦闘シーン以降は、1回目と違う映画を見ているかのようでした。
1回目が『父親たちの星条旗』、2回目が『硫黄島からの手紙』と例えてもオーバーではないほどに。
自分が逆行モードの時、周囲は逆に動いていても、自分はあくまでも普通に懸垂トレーニングなどもできるわけですが、1回目に見た戦闘シーンは、今はどちらモードの目線?と混乱していたことも分かりました。ニール目線で追いかけていると、始めはブルーチームの逆行から始まり、その後……という具合に、割と混乱せずにクライマックスまで見通すことができました。
そして、1回目には思いが至らなかったニールの◯◯◯に大いに感動することになりました。思いのほか、深い余韻に浸ってます。

1回目は、合格基準点60点の試験にギリギリで受かったつもりでいたら、実は50点も取れてない不合格。2回目は、それなりに復習と過去問をやったから、もしかしたら75〜80点くらい取れたかも。
というところまでやっと来れた感じです。
(満点とるのは一生無理そうです)

【1回目のレビュー】
(2回目の鑑賞前に、こういうことかな、という拙論追記あり)

私はノーラン監督の大ファンです。
野球とかサッカーの贔屓チームと一緒で、客観性や公平さとはまったく無縁のレビューですが、贔屓の引き倒しとならないよう気をつけながら、書いてるつもりです。

まさにファン心理のなせるワザだと思いますが、見終わった直後の印象は、そのまま始めからの期待と100%一致してました。逆に言えば期待を超えるほどのことはなかったということなのですが、『インターステラー』には及ばなくても満足度という点では文句なしです。
(個人的に『もののけ姫』と『インターステラー』を今まで観てきた映画すべての中で、東西の横綱(結構、張出横綱もいますが)思っている私としては、番付の変更をしなくて済むことに妙な安心感もあったりしました。)

正直、科学的な理屈の部分は半分も分からなかったのですが、〝分からないのに大満足〟という不思議な昂揚感が得られます。それはたぶん、スポーツの名勝負を見た時のカラダ全体で感じるアドレナリン出まくりの興奮状態のようなものです。

例えば、昨年のラグビーワールドカップ。
前半35分のあの交代がインパクトをもたらした、とか、後半早々のあのタックルが分岐点となった、などと後になっての振り返りで感動が一層深まることがあります。
でも、ゲームを見届けた瞬間は、そんなこと知らなくたって間違いなく、いいものを目撃できた、という高揚感に浸ることができます。なので、あとから他の方のレビューやネタバレ情報などで当初の満足度がさらに高まったり、もう一度観て確認しなくちゃ、という二次的三次的な楽しみがある点もスポーツの名勝負と似ています。

この映画、分からないことが多くてもなんだか凄いぞ、というシーンの連続なので2時間半ずっと映画の世界に引き込まれっ放しになります。
感染予防で付けてるマスクなのに、主人公が逆行するときには、ちょっと待って❗️過去に戻っても、順行の時はマスク無しでも平気なんだよね?死なないよね?とまるで自分もそこにいるかのような気持ちになって自分の口元を確認してました。

ノーラン監督のこれまでの映画なんかよく知らないという〝にわか〟の人だろうが、前からのファンだろうが、この一戦(この作品)は〝劇場で観た甲斐があったよね〟と観たもの同士で大いに語り合える濃密な作品です。

(以下、2020.9.20 追記)

エントロピーという専門用語と時間の関係が今ひとつ分からないままだったので、一日中考えてたら、科学的に正しいかどうかは別として、自分なりには納得できたので(でもすぐ忘れてしまうので)記録化。

まず、相対性理論による時間の伸び縮みについては、こんな感じで理解したつもりになってます。

距離=速度✖️時間

日常生活の感覚では、時間は不変なので、同じ速度の新幹線であれば、東京•名古屋より東京•大阪の方が時間がかかる。
光速の宇宙船が走ってるとします。
その中でキャッチボールをした時、乗組員にとっては1秒で10メートルだとしても、宇宙船の外の動かない場所から見てる人からは、光速30万キロ/秒➕10メートルの移動距離に見えます。日常の感覚であれば、同じ経過時間に動いた距離が圧倒的に違うのだから、宇宙船と共に動いているボールの速度が異常に速いことになるはずです。
観測者の位置やスピードによって(例えば、平行して走ってる宇宙船から見た場合とか)ボールの見かけの移動距離も違うので、上記の距離は色々と違ってきます。
ところが、『光速度はどこにいる観測者から見ても秒速30万キロで不変』という宇宙誕生以来の原理があるので、上記の算式で距離がどれだけ増減したとしても、光速はその原理によりどの観測者から見ても〝不変〟なので〝時間〟を調整するしかありません。それでも光速で移動中の人にとっての体感は日常と同じ1秒なので、時間が伸びた、としか言い表しようがないのです(と、私が理解してるだけで、正しいかどうか分かりません)。

そして、どうやらエントロピー(何かの乱雑さ)というのも、ビッグバン以来、『時間が進むにつれて必ず大きくなる』という宇宙の不変の法則のひとつらしいのです。
それは『熱力学の第二法則』と呼ばれているのですが、乱雑さと熱がどう関係するのか。
弾んでいるボールが永久に弾み続けないのは、運動エネルギーが空気分子やボール分子や地面分子の熱に変わってしまうということだそうです。
ややこしいので、もっと大雑把に言います。

宇宙誕生直後、超高温の無限の質量を持つ小さな火の玉は大爆発(ビッグバン)以来、ずっとエントロピーと呼ばれる乱雑さが増し続け(例えるならば、秩序のある塊が熱を放出しながら、銀河や太陽系のように局所的には秩序のある部分はあるけれど乱雑に散らばり続けているということ?)、最終的には秩序立った構造はどこにも見当たらなくなり、宇宙の乱雑さが最大限に達する。それを『宇宙の熱的死』というそうですが、その時間の経過中、宇宙全体の平均のエントロピーが小さくなることはなく、必ず大きくなる。

つまり、宇宙における絶対的な〝不変〟のうち、光速は時間を伸縮させました(相対性理論は既に実証的に確認されている。だからGPSの誤差…地上と人工衛星における重力による時間差が調整できる。ここでは光速と重力の関係は割愛)。
もうひとつの〝不変〟である『エントロピーは時間と共に必ず大きくなる』という法則も、この映画のようにもし小さくすることができれば、時間の流れを変えることができる、ということになります。
ただし、時間の流れの向きを変えることはできても、一足飛びに過去のある瞬間に行けるわけではないし、まだ起きていない未来へも行けないということになります。
以上、私の理解が大筋で間違っていなければいいのですが、このまま、2回目の鑑賞にチャレンジします。

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グレシャムの法則

4.0ノーラン好きなら見て欲しい

Dさん
2020年9月19日
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ターミネーター
バックトゥザフューチャー
インターステラー
インセプション
メメント
を混ぜたらテネットになります。

クリストファー・ノーランほど時間軸や多次元という映像化が難しいテーマに熱心にアプローチしている人はいないと思います。TENETに関してはプロットよりも映像に力を入れすぎた感はありますが。

意図的にシーンを省いたり、小難しい説明をした後に『まあそうは言ったけど気にすんな笑、感じろ』とか平気で言ってくるあたりはノーラン節だなぁと。
好き嫌いが大きく分かれると思う本作ですが、解説動画や解説ブログをチェックして観ると、いかに凄い事を映像で表現しているかが分かります。

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D

4.5とにかくヤバイ映画!!

2020年9月19日
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鑑賞方法:映画館

「こんなの普通の観客に見せて良いのか!?」
そんなアホな感想が飛び出た作品。
ぶっちゃけ、シナリオも大まかなあらすじとして言えば世界もヒロインも救おうとするありふれたものだし、個々の演出も別に目新しいものではない。
だが、恐ろしいのはその組み合わせ方だ。
最初は何が何だか分からない。
徐々に謎が明かされるのだが、それらはパズルのピースのようにバラバラ。
その為、内容を理解しようとすると観客はその複雑なシナリオパズルをいくつも自身の脳内で組み直さないといけない。
正直、ここまで観客の脳内を酷使させる映画とか観たこと無い。
これが難解すぎて意味が分からないような内容ならいっそのこと何も考えないのだが、絶妙な加減で考えれば分かる事だからどうしても考えさせられる。
これから観に行かれる方がいるなら、十分な糖分摂取と複数回の視聴をオススメする。

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SIG

4.5大作の公開が次々と延期される中、よくぞ!

2020年9月19日
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鑑賞方法:映画館

難解とは分かっていたけど、冒頭から意味不明…
自分のCPUをフル稼働させながらストーリーを逐次整理する不安定さ。物語が前後しながら徐々に解けていく謎。そして迫力の映像とが怒涛のように迫ってくる。これは凄いです。映画館で見るべき作品ですね。

少しテンコ盛りにし過ぎた感はあるように思うけど、それでもノーラン流石です!
更に堪能する為に、暫く経ったらネタバレサイトで復習して、再度観ないといけないと思います^_^;

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Iwarenkon

1.0途中寝た

2020年9月19日
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うーん、ハッキリ言って、ストーリーがよくわからん。

逆行するって、逆行して、流れを変えるというか、起きたことを無しにできるのが、メリットだと思うんだけど、そもそも映画内で逆行したメリットが全然わからん。

(こういう時空トラベル系の映画なら、12モンキーズが自分的には秀逸(この映画の元ネタは「ラ・ジュテ」っていうフランスの短編映画)。見るといつも切ない気持ちになります)

久々に上映途中に寝ました(笑)。

キャット役の女優さんのキレイさしか
印象に残ってない…

クリストファー・ノーラン、前のダンケルクも自分的には駄作だったし…

典型的な観客おいてけぼり映画ですね。

追記
後で映画の説明見たら、主演がデンゼル・ワシントンの息子さんなんですね!
そう言われると、目元が似てるわ。

トレーニング・ディとか印象に残ってるな~、好きな俳優さんの1人です。

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mac0812

3.5全く理解できない、でもなぜかつまらなくはない

2020年9月19日
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感想を書けないレベルで、物語についていけませんでした。これまでのノーラン作品の中でも、ダントツ難解に感じて、そもそもの設定や目的さえ把握できぬままどんどん先に進み、後半は考えることをやめました…。笑

何のために何をしようとしているのか。
この人のこの行動が何に作用するのか。
何がどうなったら世界が終わって、何をどうすれば世界を救えるのか。
敵?味方?
巡行でどうなって逆行で何が変わる?

ずーっとハテナばかりが浮かび、物語を楽しめたかというと全然。だけど、視覚効果がとにかく物凄くて、理解できてないけど凄い!というアホな感想ですが、それだけで既に一定の満足感があるのはノーランの凄さなのでしょうか。

この手の作品は有識者のみなさんの解説を熟読して理解を深めて、再トライするのもまた醍醐味だと個人的には思っているので、これはこれで全然アリです。

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まだまだぼのぼの

4.5混&乱!はやく誰か図解してえー! 最近ずっと円城塔を読んでいて、カ...

2020年9月18日
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混&乱!はやく誰か図解してえー!

最近ずっと円城塔を読んでいて、カブるところがたくさん。偶然? おかげで設定にとっつきにくさは無かったけど、まーこんがらがる。頭の回転を試されるね。

で、おもしろかった。何にせよ見たほうがいい。
これ、批判する人も多いけど野暮だよな。

あと何回見たら図解できるかなあ…。

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まるぼに

5.0単なる逆再生だろと思ったが…

2020年9月18日
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いや〜、面白かった🙄💯👍
逆再生って単純そうな手法だけど、そこは監督の手腕。
天才ですなぁ。
相変わらず、
よく分からん難解なストーリーだけど、
見応えのある作品であった。
ちなみに…
相棒役が次期バットマン役で、(たぶん初めて見た。)
ヒロイン?の女性がめっちゃ長身で綺麗でした。

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キャプテン

3.0理解力がいる

2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

期待のしすぎはしない方がいい。
インセプションのときは、2度みて理解できた。これは2度みたが、理解が追いつかない。
迫力とアクションシーンは見所がある。しかし、現像と"逆行"が入り乱れていて、意味が分からない。
ところどころ、なるほど!となるけど次のシーンやらでまた理解出来ないところがでてくる。
もう一度だけ見てみる予定である。
それでも理解出来なければもう無理だ…

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中央改札口

4.5謎ではなく混乱

2020年9月18日
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怖い

興奮

映画館の予告編でも見たぶっ飛んだオープニングから
手に汗握るハイテンションの連続。
設定がぶっ飛んでるうえに展開がまたぶっ飛んでる。
混乱しながらも巻き込まれてしまう。
夢や5次元と違って時間をいじくるのは難しい。論理的にストーリーを追おうとしても細かい違和感は謎と言うより混乱として残る。パラドクスはパラドクス。

インセプション、インターステラーほどお話はまとまってないが圧倒的な画面と展開で見ごたえあり。
IMAXでもう一度見たい。

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HigeKobo

3.5何度も見ないと意味不明だが、

2020年9月18日
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初見では難解で時系列の順番がわからない。
それでいて上映時間の長さは感じないほど展開は早い。
SFの様な題材だがリアルなスパイ物でサスペンスもありカーアクションも見応えが有り、サービス満点。
何度も見せる為のノーラン監督の作戦なのかも。
とにかく贅沢な時間は味わえました。

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Yoji

4.0面白いけどストーリーや時間軸が難解

2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

話題作だけあって観客はたくさん来ていました。
面白かったけどストーリーや時間軸が難解でしたね。
ネタバレサイト見ないとストーリーの繋がりが良く理解できないと思います。
エントロピーといった難解な物理用語も登場しますし、全体的に内容がもう少し分かりやすければ星4.5くらいの評価です。
本作品は非常に挑戦的な映画であり評価がかなり分かれると思いますが私は肯定的に評価したいと思います。
時間を逆行するというアイディアは映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」にもありましたので、この映画を先に観ると本作品の理解の助けになるかもしれませんね。

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canghuixing

3.0よく睡眠をとってから見に行こう

2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

中盤で話についていけなくなってしまい…
(週末の疲れも手伝い眠気が)

ネタバレ見てからもう一回見ます

—————
10/7toho日本橋にて2回目鑑賞

解説読んでから行ったが、やはり難しかったw

今作の見せ場である逆走ハイウェイでのプルトニウム241の争奪戦、ラストのスタルスク12での10分間の挟撃作戦、これらが「分かりにくい」のは映画としてどうなんだろうと疑問。

誰が見ても分かるような『ネタバレからのジャーン驚いたでしょう⁉︎』をノーラン師匠に求めるのは違うのだろか。
観客がノーランのセンスについていかなければいけないのでしょうか。

これだけ複雑な話なので、大事な場面はしっかり映す、ダサくてもスローにする、分かりにくさを補うセリフを喋らせる、など演出が必要なのではないでしょうかね。

と思ってしまい、2回見てもすっきりせず。

そしてバックトゥーザヒューチャーはやっぱり名作だと再認識しました。

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ぼろんてーる2

4.0時系列を整理しながら観る映画

2020年9月18日
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時間の逆行を利用し過去を変えたり、人類滅亡に導くとされた未来のある事象を阻止する映画である。過去の事象が逆行して自分に襲いかかったり、目の前で発生した事象が逆行で全て登場人物に絡んだりと「えっ、そうなるの?」という驚きもあり、展開が読めない部分が面白かった点である。さらに個人的にはインセプションと比較して小難しい設定が少なく絶え間なく入り込んでくる情報にあまり悩まされることなく見ることができた。またグネグネしていないので映画酔いしちゃう人にもオススメです。

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よっちゃけ

4.5参った、この映画に嵌まった、面白い

2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

冒頭から何がなんだか、わからん。徐々に伏線が理解でき、過去と未来の時空を行ったり来たりに意味があることがわかってきた。最後はハッピーエンドで着地し、胸がすっとした。なんだ、この映画は! と思わせる難しい映画です。何度も見ないと理解できない。それがこの映画の狙いではないだろうか。

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優翔太郎