TENET テネットのレビュー・感想・評価
全787件中、681~700件目を表示
脳が理解を拒絶する!
公開をずっと楽しみにしていた、クリストファー・ノーラン監督の最新作。はじめから理解が難しいのは覚悟の上で、どんな世界を描いてくれるのかと、期待と不安を胸に公開初日に劇場へ足を運びました。そして、その期待と不安に見事に応えてくれる作品でした。もう何ですかこれは!最後まで観ても半分も理解できなかったと、自信をもって言えるほどの難解さでした。
冒頭からいきなり緊迫感MAXの展開で、「この武装集団の正体と目的は?」「武装集団に紛れていたのは誰?」と期待値を大いに上げてくれました。が!それも束の間、すぐに展開についていけなくなって振り落とされました。その後も、必死で食らいつこうとするも、さらなる勢いで振り落としにかかられ、理解が全く追いつきません。誰が何のために何をしているのか、それさえあやふやなまま、物語は暴走機関車のごとく突き進みます。
中盤以降、この不思議な逆行の謎が明かされ、微かな光明が見え、「そうだったのか。ということは…」と考えはじめたとたん、またもや迷宮に追い込まれました。もはや脳が理解することを拒絶しようとしているとしか思えませんでした。
と、ここで思考停止。折しもクライマックスに向けて派手なアクションシーンが展開されはじめたこともあり、深く考えるのをやめ、不思議な逆行の世界の映像を楽しむことにシフトチェンジしました。その結果、ラストは、「理由はわからないけど、目的が果たされてよかったね」という小学生並みの感想で終幕。
鑑賞後、「これは、おもしろかったというのだろうか? いや、おもしろかったに違いない!」と自問自答。ただ、その真のおもしろさを理解するまでに、あと何回観ればいいのでしょうか…。恐るべし、クリストファー・ノーラン!
待ってましたノーラン作品
よく練られたアイディアと構想が面白く、期待どおりのノーラン監督作品でした。テンポ良く進むストーリーにアクションと胸に響く音楽がプラスされ、より迫力のある映像に。主人公とニールの息ピッタリのバディ具合も良かった。やはり時系列で少々難しい所があったので、再鑑賞で細部までじっくり観たいですね。エリザベス・デビッキさん身長190cmあるんだ!!凄く美しかった✨
バカと思われていい。正直、理解できなかった…
大筋としては、悪役から世界を救うために主人公が大活躍。
スパイものとバディムービーを合わせた感じ。
しかし、時間逆行という要素が絡んできた時点で???状態に。
事前の知識はそれなりに仕入れてきたんだけど。
映画はある程度見てきて理解力はある方だと思ったけど、わからない場面が続出。
例えば
全般的にマスクしていて誰が誰だかわからない
冒頭のテロのシーンがニールに助けられたこと以外何だかよくわからない
後半でキャットが撃たれたガラスごしのシーンがよくわからない
終盤の挟み撃ち作戦の必然性がわからない
死体が起き上がってカギを開けるロジックがわからない
などなど
スゴい映画を観た感じはするし、嫌いじゃ無いけど、
終わったあとのカタルシスが無くて減点です
クリストファー・ノーランらしさ全開!
クリストファー・ノーラン監督の集大成といっても過言ではない作品じゃないだろうか?時間軸がややこしい上に今作で重要な「時間の逆行」というのがあるのでかなり難解な内容で万人にオススメできるか…?と言われたら疑問だが(特にクリストファー・ノーラン作品を観たことがない人にオススメは出来ない…)終始張り巡らされてる細かい伏線の回収や、時間を逆行しながらの戦闘シーンやカーチェイスは斬新で圧巻!映画館で見るべき作品。※観た人の中でも気付いてない人多そうだけど…本作の主人公、名前がないんですよね。まあ、正確にはあるんだろうけど劇中で語られることはない。2時間半の映画の中で主人公が「名もなき男」としてストーリーが進んでいくのもすごいな…
しょっぱなからスリル満点だった
新聞の映画評で記者が「1度では理解できない」と書いていた作品。
新聞記者なら頭が良いだろうに、それじゃあ私なんかも理解できないねと覚悟して鑑賞。
とても難しい話なのだー、と心して見る。少しはわかる箇所があり、それをよすがに自分なりの解釈を繋ぎ合わせてついて行く。
映像の逆行シーンとかは面白く見飽きない。
小説とかあるなら読んで理解を深めたいところだけど。。
見終わったあとに連れと答え合わせをして楽しんだ。
ブレーンストーミングに良い作品。
突拍子がなさそうだけど、実はかなり合理的
観てきましたよ「TENET」。もはや説明不可能。観終わったあと思わずプログラムを買って読んだけど、読み終えてさらに驚愕。時間の順行と逆光について想像すらできないレベルで様々な仕掛けが施されていた。劇中に「頭で考えるな」的なセリフがあったけど、実はぼぼ全てが理屈で解釈可能だ。ただし、そのためには10回くらい観る必要がありそうだけど。
すっっっげえ…
もう全くもって理解はできていません。
良いんですそれで、わたしは。ただただ映像に魅せられて。
映画館で観て思い切り没入して現実逃避。
映画でしか、映画だからこそ味わえる世界。
そうそう、こういうのを求めてるの!って感じ。
もう凄すぎませんかノーラン監督の創造力。
今後も名前が残っていくであろう監督。あっぱれ。
凄すぎる!
結論から言って全然意味がわからなかった(笑)
あんなに細かく説明してくれているシーンあったのに全然わからなかった
もう歳で頭が固くなってるのかな
でも映像の迫力が凄すぎる!
CG使ってないのかな?
とにかく迫力が凄いのでアイマックスで観なかったのが悔やまれる
でも久しぶり🎥映画🎥良かったです
ぜひ劇場で
難解と聞いていたので途中で寝てしまうのではないかと不安でしたが結果はめちゃめちゃ面白かったです。
時間の流れが入り乱れているので「???」となる時もありますがその不思議な感覚も観ていて楽しく。
とにかく映像がかっこよくて不思議で、そうそうこういうのを映画館で観たかったんだよな〜と思いました。
IMAXで観たのも良かったかもしれません。
一度観ただけではよく分からないところも多々ありますし、主人公やニールの動きを知った上で最初から見返すとまた違った発見がありそうです。
これは二度、三度と楽しめる映画だと思います。
(…というか二回目以降の方がより楽しめるのかも?)
発想は凄いけど
逆行の仕掛けがシナリオ的にもアクション的にもまるで面白さに繋がってない。
複数回見て新しい発見があるとかいう楽しみ方もできないし
そもそも全部理解したからといって面白いわけでもない
楽しめないのは理解できてないからという意見は筋違い
4連休中に時間があれば・・・
コロナ過の中、配給会社も興行収入を期待出来る作品は出しずらいでしょう。
本作のプロモートには費用を掛けてはいるとは思いますが、残念ながら当地の初日の入りは約半分でした。
「難解な作品」という以外、特にお勧めできる作品ではありません。
4連休中に時間があれば、話題作ということで観てもいいかもしれません。
作品は複数回観なければ理解できない内容でしょうが、理解したところで作品の質自体が低いので意味はないと思います。
変則スパイ映画として楽しむ
クリストファーノーラン監督作品はすべて視聴済み
そんなわけで本作も当然視聴
2時間半の視聴、エンドロールのあと照明が館内を照らすと
「難しい」、「こんがらがる」という視聴後のつぶやきがあちこちから・・・
私も実際楽しむためには頭を使うと感じたし、整理が必要と感じた
のでまとめていく(ほぼネタバレなし)
なお、諸々の細かい説明はパンフレットに図付きで書いているので
パンフレットは必ず買ったほうがいい。筆者は非常にいい仕事をしている。
[時間を逆行するギミック]
一般的なタイムマシンものは"離散的"に時間を移動する。
例えばバック・トゥ・ザ・フューチャーでは
デロリアン で 1985年から1955年 にタイムスリップする。
しかし本作は"連続的"に時間を移動する。
・・・というと難解になるので噛み砕くと
ある装置を使うと「世界の巻き戻し」がはじまるのである。
それはビデオを逆再生しているのと同じ要領で
逆再生している世界を舞台に主人公たちが活動するのである。
多少SF的知識があれば、CMの時点でわかっているだろうが
これは諸々の理由(例:光の方向)で科学的にありえないので
本作を楽しむには「理論的なことは脇におく」ことが重要
サイエンスフィクションというフィルターで見るのではなく
映画として視覚効果を楽しむことが大事
・逆行世界だと主観的未来での傷が過去の自分に現れる
・順行世界で逆行した攻撃を受けると逆行しないと傷が塞がらない
という描写は混乱するが、
これらは「優勢な時間の流れ」という概念があるので、
本作で優先される因果にはレベルがあるということだろう。
私は傷が再生するというのは、「元の状態に戻る」ということを示し。
逆行弾は「過去に向かって銃創ができる」ので、
因果が逆転して銃創ができた状態に戻り続ける、
だから再生しないのだろうと認識した。
[映画のジャンルについて]
CMの弾丸が弾倉に戻る表現から
視聴前は時間を逆行するアイテムを使ったSFアクション映画を期待していたが
実際に作中で表現されていたのは「巻き戻し」を活用したスパイ映画だった。
そう本作は完全なスパイ映画である。
潜入、特殊工具、銃撃、高級スーツ
カーチェイス、尋問
キッチンでの格闘、長い息止めアクション(これも今やスパイ映画のお約束)
各地を移動、大量破壊兵器の使用を阻止
視覚効果こそ斬新だが、スパイ映画として多くの要素がお約束に則っている。
巻き戻しという小道具が斬新すぎて難解に思うかもしれないが
巻き戻しを作中でどういう扱いにしたいか、ルールがわかれば
変則スパイ映画として楽しめるだろう。
[キャラクターについて]
斬新な視覚効果に思考力を持っていかれるので
バランスを取るためか人間関係はシンプルに表現されている
冒頭から主人公はかなり超人的な人間で
代わりにヒロインの人間的な部分の描写に多くの時間が割かれている
私はもう少し主人公の苦悩や決断を描いても良かったかと思うが・・・好みによるだろう
[ストーリーについて]
作中で表現されているのは全体像の一部であり、決戦に至る前後
そこに至るまでのストーリーにあれこれ想像をふくらませるのが楽しいだろう
実際私はそうして楽しんでいる。
[総評]
小道具の斬新さから多少の難解さはあるが、
タイムマシン映画+スパイ映画として解釈すれば問題なく楽しめる。
逆行のアイディア、映像表現は極めて新鮮で一見の価値あり。
本作のスクリプトドクターに最大の賛辞を。
今回も・・・観てて疲れました^^;;;
ほとんどの話題作の公開が延期される中で、先陣切って公開されたTENET
クリストファー・ノーラン作品って、評判も評価も高いんですが・・・
1回観ただけでは何が何やら?で、2回観る気力もわかないってのが本音(^◇^;)
私的に面白かったのは、ストーリーが分かりやすいDCコミック系のみで、その中でもダークナイトが、自分映画史の中でもベスト5に入る傑作!
さて今回のTENET は、何度も冒頭の予告は観てたので、楽しみでしたが・・・
中盤から同じようなシーンの繰り返しと、逆回転で行ったり来たり疲れました^^;;;
映像革命って騒がれてますが、サントラもいい感じでした♫
早く、、ワンダーウーマン1984とブラックウィドウが観たい!
今回の主演の1人ロバート・パティンソンの新作バットマンも観たい!!
物凄い映像体験
IMAXデジタルシアターで鑑賞。
毎回気合を入れてIMAXカメラで撮影してくるノーラン監督。
彼の作品を観るならIMAX一択。
オープニングのシーケンスからして物凄い迫力と臨場感で圧倒される。
今回ほぼ全編上下に黒い帯の無いIMAXの画角だったように思う。
一度では全てを理解するのは無理っぽい難解さだが普通に話の流れを追って楽しむのは問題無かった。
インセプションが大丈夫だった人はコレも大丈夫だろう。
話も面白いが主要キャストの演技も素晴らしかった。
ジョンデビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ケネス・ブラナー、全員良かった。
IMAXじゃなくてもいいかも
超難解。時間の順行と逆行が同時?に進行する??意味分かりません。鑑賞後ネタバレレヴューを読んで始めたてあー、そういうことなのね。
ということで、分かり始めるが、それならそれで、もう少し鑑賞者に分かりやすく表現できないものか?
唐突にいろんな人物が出てきたりして、わざと分かりにくくしている感が強い。
確かに時間軸が異様な流れを繰り返すカーチェイスだったりラストのバトルなどは凄い演出の映像だがわざわざIMAXで見る程ではないかと。
難しい
映画の序盤に理解しようとしちゃダメ。感じるのよ!
的なセリフがあったような。
これは主人公に向けられたものだが、私達に向けられたものとも言える。
理解しようと頑張るとストーリーに置いてかれる。
きっと3、4回観て納得出来てるのかも。
理解したいから、もう一回観たい的な映画です。
マトリックスを観た時より混乱してるかも。
ただお金を払ってもう一回ってなるかと言われるとそうでもない。
逆行シーンに感動出来なかった
メメントやインセプションのような、観客の大部分がギリギリで追いつける難解さの匙加減から大きく逸脱してしまった印象がある。
他のレビューでも見かけるけど、肝心の逆行シーンの映像に期待したほど感動できなかったのも残念。
飛行機のシーンはCGなしだと思うとすごいなと思ったけど。
全787件中、681~700件目を表示