TENET テネットのレビュー・感想・評価
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ノーランがノーランを超えた!
5000億点
ノーランがノーランを超えた!!
これは映画史上、誰も見たことない時間逆行体験。スリリングで壮大なアクションと映像に涙し、体にまで響く音響に震え、デビッキ様の美しさに見惚れる。気持ち悪い青白いヴァンパイアのイメージしかなかったパティンソンがめちゃイケメンだったよ
いつものハンス・ジマーではなく、ブラックパンサーの作曲家に変わり不安と期待でいっぱいだったけど大成功✨実験的な変化球サウンドがかっこいいの極み!スパイ映画の枠を完全に超えたノーランしか作れないニュージャンル。IMAXで観て本当に良かった!全てを理解など到底できないけど何度も観たい!
前半意味不明→後半思考停止
ラスト1時間からの冒険に度肝抜かれた。
前半は冗長の滑り出しで、あの方(タランティーノ)の監督作品を観てるかのように
つまらなかった。
その後、逆行するということをやっと脳が理解し始めて、
前半をちゃんと観ていなかったことに気付かずに、
勿体無い、と思ってしまった。
何回か観ないとわからないだろうと思うから、
後年に次ぎ、
理解を深めたいと思う。
面白いけど
タイムループや仕掛けが複雑すぎ。
YouTubeで細かく時間軸と行動の関係性を説明してくれるサイトがあるんだけど、それを見ても全てが繋がらない。
一度見ただけでは半分もわかってないと思う。
解説見た後に2度見たけど、100%理解できたわけではない。
それだけ、複雑に絡み合ったタイムループもの。
ある意味見応えはあるかな。
予想通り
わけわからない度最高潮。とにかく本当にわからない。何と言うか、説明が下手な人の説明を長々と聞かされている感じ。インターステラーが易しく思えた。
監督以外のみんなはきちんと物語を理解してるのかな。自分にはやはり難しすぎた。
評価:2.6
1回目
ようやく1回目が観れた。
面白い!これは2回目を観たくなる!次が楽しみ。
過去に戻る設定の映画がたくさんあるけれど、この逆行の考え方は新しい。
個人的に、映画も本も2度見はほとんどしない主義だけれども、これはもう一回観たいと思う。
行って帰ってまた行っテネット
時間と空間をひん曲げるのが大好きなノーランが、またまた色々ひん曲げた!
時間を切ってつなげて早回しからの逆回し、まるでDJがターンテーブルこねくるように映像がグリグリ自在に動きます。
【ストーリー】
主人公は名もなきアメリカ人。
CIA局員の彼は、不屈の闘志で核物質の拡散を防ぐべく奔走する。
その影にロシアマフィアがいると知った彼は、その妻に接触するが。
彼に世界を救えと命じたのは誰なのか。
彼は世界を救えるのか。
未来から時間軸を遡って別の人類がやってくるというネタはバリントン・J・ベイリーの「時間衝突」にも出てきましたが、それをもっとミニマムに、映像を使って生々しくやるのがノーラン節。
ラストに伏線がスコスコ回収されてゆくあのアハ感を、みんなに楽しませてくれます。
不思議な時間体験
ノーラン監督、いつも難解な映画作品ありがとうございます。大好きです。
挿入部から分かる主人公のペルソナ設定。
時間を逆転させる発想と、そのイメージを現代で具現化するとその表現になるんかー、ってまさに異次元のSF映画でした。
最後の伏線回収も感無量。ただ、やっぱり、、
難しい。泣
順行と逆行の交叉
役者さんたちがインタビューで、撮影が終わってもどんな作品になるのか判らなくて試写でようやく理解できたと話していた。脚本だけ読んでも状況が不明だろうし、順行と逆行の撮影は何をやらされているか理解し難かったであろうことは想像に難くない。
本作の素晴らしいところは順行と逆行が交叉するシーンの撮影にあろう。これらのシーンの構成と撮影方法の考案にどれだけのカロリーが費やされたのか。実際の撮影にどれだけの困難があったか。考えるだけで頭が沸きそうだ。
交叉シーンをみてスゲーと満足出来る人にとっては評価の高い映画だが、交叉シーンが凄くないと仮定すると、他の要素は総じて大人しめなのは否めない。映画好きの玄人ほど評価が高いのはそのためだろう。
面白くないと思った人も今は配信があるので複数回見てみて欲しい。順行と逆行の交叉シーンが頭の中でカチっと嵌まる瞬間がくれば、脳内で色んなモノがドバドバ溢れて映画の評価が変わるはず。
クリストファー・ノーラン、時空を操る
クリストファー・ノーランの作品は、時空をゆがめたりすることが多い気がするんですが、これはその極めつけ。
ストーリー自体は、『世界を危機に陥れる危険な武器の除去を目指す』という、言ってしまえば数多あるストーリーなんだけど、そこに時間の逆行という軸が入ってしまうと、少しややこしい。画ずらがね、逆行しているので、混乱してしまうんですよねぇ。“ええっ??どーゆーこと?”ってね。
特に終盤のクライマックス、その傾向が強いです。まぁ、クライマックスなので、話を解決?にもっていくために、そこまで謎にされてきたことが解き明かされたりするんですが、それはそれで、逆に言うと謎を生んだりしています。
いやぁ、映画は娯楽作品なので、もうちょっと気楽にみられる作品にしてほしいですねwww。なので、評価の採点は、申し訳ないけど低めですm(__)m
過去からの贈り物
よく分からないから後でもう一回見ようという思いと、
どうせ分かっても面白さは変わらないから純粋に楽しもうという思いが、
共存して最終的に、分からなくても面白かったよ。
という映画でした。
未来人が過去に送ったテクノロジーにより、
それを受け取った現代人がそれを活用する。
その結果過去が変わり、未来ではそのテクノロジーは生まれない。
というような、めんどくさいタイムパラドックス理論を
言わせない力強さがこの映画にはある。
それは、
赤と青の色分け、
回転ドア、網入りガラスでの界壁、
酸素ボンベマスク・・・
など
複雑化したシナリオに
記号としての分かりやすさを用いりながらも、
あえてカメラワークや時間軸をずらし、
観客を混乱させるという
ノーラン監督の巧さとズルさも影響している。
そしてこの映画でヒシヒシと伝わってくるメッセージが
「今」の重要性。
先日、こんなことがあった。
10年ほど前に買った未読の本を開くと、
間に1万円札が挟まっていた。
ふと、思い出した。たしか10万円ほどのあぶく銭があったとき、
家のあちこちに1万円札を隠した。
過去のオレから未来のオレへの贈り物。
記憶をたどり、もう3万円見つけたところで探すのをやめた。
得しているのか損しているのか分からない、この贈り物。
未来は過去の結果でしかなく、
その刹那、現在はすでに過去になっていく。
それでも確実に現在は前に進み続けるから、
重要なのは「今」なのだ。
と、2020年の大変な世の中で上映を決意した
ノーラン監督(を含む関係者)を称賛したい。
返すためのどんでんを作りこんでみた
言うまでもなく映像やお話も面白いからこそ気になること。
言葉のまま"舞台転換"することで逆さに見ることもで出来ます。まさにどんでん返しがおきますが、そこが。
順行時も、どんでんのピースになる"逆行の挙動"が、不自然な伏線と逆再生の答えを繰り返して襲ってきます。"逆行"のルールは教えて貰ってるので、脳みその中でだけ"逆行"させて、不自然についての解釈を繰り返していきます。物語もスパイ映画の速度進行するため振り落とされないようにしなければいけず、分かったような分からんような。とモヤモヤが溜まっています。
そのモヤモヤが溜まりに溜まって、どんでん返し!さぞすっきりと色々分かるのだろうーと期待してると肩透かしを食らいます。逆再生しても、分かったような分からん。違う視点が見えてくるのは良いですが、見えた視点がクリアになるとは言っていない。何度も視聴すると面白いというのはまさに、その細かいピースが繋がっていくのでしょうね。ただ、それ面白い?というのが率直の感想。
脳みその負荷の原因の大半は、映像美です。変換(デコード)コストです。どちらに再生しても、順行と逆行が入り乱れてるため、単純に分かりづらい。もちろん、すごく真面目に嘘を組み立ててると映像と感覚では分かるのですが、泥臭さ節が微妙。スパイ映画でこのカッコ悪さは相性悪いよ。労力のわりにアイディア一発芸程度の感覚に襲われます。難解というよりは、混濁。
物語としては、よくよく考えれば何となくシンプルに決着されてるし、主人公に強烈な魅力があるわけでもありません。強いて言えば、主人公よりも、相棒サイドの視点で話を見てみたい感はあります。
映像美のしっちゃかめっちゃかを頭の中で整理したい人以外、引っ張る力が非常に弱い。なんだろう、すごく真面目に道筋を立てた風に見えるのに、なぜか魅力が弱い。最後は勢いで宇宙にぶん投げて放り投げちゃうのは監督の持ち味として飲み込むにしても、監督が魅せたいそれと、こちらのそれが折り合いつかない感は、過去作をさらに超えてきた。
私達の脳みそが理解しきれてないのかも?という意味ではいつもの作品。
愛のエネルギー
時間は進むものという概念が覆され、見た事無い新たな次元に放り込まれたような衝撃を受けました。自分が知るSF映画とは一線を画すような新感覚に混乱・興奮で胸がいっぱいです。
初回鑑賞時は、よくわからないけどスゴっ‼
2回目でようやく落ち着いて観られた感じです。
気になったというか印象的だったのは、名前すら明かされない無機質な主人公の男のキャットに対する感情。任務の為ならどんな事も厭わない冷徹な男なのに、キャットに対してだけは違ってたような…。人類の滅亡をかけた闘いの最中でも、キャットの為に奔走する彼には彼女への秘めた想いがあったのでは…?
『インセプション』や『インターステラー』を観た時にも感じたのですが、“愛”って何なのだろう。
科学の理論では説明できない愛の力。その計り知れないエネルギーと危うさを感じました。
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