TENET テネットのレビュー・感想・評価
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深読みをするな!ストーリーについていくだけにしろ!
とりあえず僕はノーラン監督作品は「ダークナイト」と「インセプション」しか見たことがない、ほぼノーラン初心者です。なので監督のわざとやっているのかもしれないところなどはわかりませんのでよろしくお願いします。
この作品はかなり難しいです。いきなり化学用語たっぷりの現実的な説明が始まったと思ったら未来から送られてきただの非現実的な説明もあったりします。ここら辺を理解しようとしてはいけないのです。「主人公時間巻き戻せるんだ。スゲー。」ぐらいの感覚で良いでしょう。なにせ説明してる博士も「考えるな」って言ってますからね。そこを真面目に受け止めれるか、受け流せるかでTENETの評価はだいぶ変わってきます。
そしてそこからですが、とてつもないハイスピードでストーリーが進んで行きます。なのでトイレにでも行こうものなら残りの2時間は全くストーリーの意味がわからないまま終わるでしょう。
でもラストはとても楽しいです。伏線の回収や時間の逆行によるアクションは見応えがあります。
見終わると頭を使いすぎて頭痛もしましたがあっという間の2時間でした。お財布に余裕があればIMAXでの鑑賞を強くオススメします。ぜひ劇場でご覧ください。
追記:ポスターめっちゃかっこよくない!?
面白いのかすら理解不能
Dolby Cinemaで鑑賞。
Dolby Cinemaのテネットは音が頭おかしくて耳栓が欲しくなる、みたいな噂を聞いていたけど、マジで頭おかしかった。
音圧が凄過ぎて音に潰されそうになった。
『インセプション』を初見で理解出来た身としては、「理解してやる!」とか思ってたけど、こりゃ無理っす!
最初の方は頑張って字幕を追ってたけど、読んで考えて初めて理解出来るくらいで途中からドルビービジョンの映像に専念したくて、理解することを諦めた。
だからといって全く意味不明という訳では無く、映像だけでも伏線回収で驚愕するし話の流れは理解できる。
あの伏線回収は「おー!」ってなるし「キャー!」ってなる。後者は観た人ならわかるはず。
『未知なる映画体験』という宣伝文句も偽り無し!
逆行アクションはどういう状況かよく分からんけど、動きが面白いし逆行と現行がごちゃ混ぜになった戦争アクションはむちゃくちゃ斬新で知的で観てるだけで圧倒される。
飛行機実際にぶつけたシーンが色あせるくらいにクライマックスのアクションはやばかった。
構成は『カメラを止めるな!』と若干似ていて、現行での出来事を逆行で説明すると言った具合。
「逆行」を想像以上に利用したストーリーはやっぱりノーラン半端ない!としか言えない。
個人的には弟のジョナサン・ノーランも脚本に加わってもう少しドラマチックにして欲しかったけど。
音楽もハンス・ジマーじゃないノーランなんて!って思ってたけど、今作は逆にハンス・ジマーじゃなくて正解。
ハンス・ジマーの音楽はドラマチックでエモーシャルという感じだけど、そもそも今作は「小島秀夫のゲームをノーランが実写化した作品」といった印象でリズミカルでスリリングな電子的なスコアがめちゃくちゃ合ってた。
ただミステリー的な要素や時系列についてほとんど理解できなく、果たして面白かったかすら分からない始末なので、とてもじゃないが評価出来ない。
IMAXで2回目観るつもりなので、その時に星評価は付けたいと思います。
テネットで気づいたけど、ノーラン作品は『メメント』から『ダンケルク』まで主人公の人生がこれから始まる!というところで絶対終わるという事を発見した。
10/28 109シネマズ名古屋IMAXレーザーで再鑑賞。
解説を読みまくって2回目観たので、結構理解した。
結果評価は✩4.2ぐらいかな。
最初からテンポがめっちゃ良いけど、途中が冗長に感じてちょっと飽きてしまったし、これと言った余韻もないのが減点ポイント。
解説読んだのもあるけど、やっぱりIMAXスクリーンだと情報量が多くて説得力があるから頭にすんなり入ってくるね。
個人的には、やっぱりDolby Cinemaかな。
IMAXは人間が聞こえる範囲の音域を爆音で出すって感じだけど、Dolby Cinemaは人間が聞き取れない音域まで複数のスピーカーで繊細かつ大胆に鳴らしているから、身体に響く。
映像もDolby CinemaとIMAXは段違い。
色の濃さも明るさも。
でも主題歌のThe PlanのIMAXは重低音が凄すぎて、スクリーンがちょっと揺れてた。
1/17 DVDにて再鑑賞
本当は3度目の感想なんて書かないけど印象がかなり違ったので書きます。
まず結論から言うと3回目は何故かめちゃくちゃ面白く感じた。正直1、2回目は「ノーランらしくないな。」と感じてイマイチだったけど、今回観たら「めっちゃノーランしてるやん!」ってなりました。
なんでかは知らないけどすっごい楽しめました。こんなにも毎回印象が変わる映画は初めてだ。
これがノーランマジックでしょうか?
というか吹き替えが最高すぎます!
特にニール。
見た目パティンソン、声櫻井孝宏とかカッコいいにも程がある!めっちゃ愛らしいしカッコいい!
キャー!と心の中で黄色い歓声が上がっておりました。
はぁ、本当にカッコ良かった…
追記
題名のTENETって結局なんなんだ?と観終わってからずっと考えていて翌日になって1つの結論に達しました。
ずばり「TENETとはこの作品を表している」です。何当たり前のこと言ってんだって思うかもしれません。
順に説明してきます。
まずノーランは小説を読む時、最初に結末を読んでから何故こうなったのか推理しながら読むそうです。
それを知って連鎖的に「これ逆再生しても面白そうだな」と思いました。
題名のTENETは前から読んでも後ろから読んでもTENETです。
そういえば冒頭に出てきたワーナーのロゴは赤色でした。つまり順行。
ラストに出てきたワーナーのロゴは青色でした。つまり逆行。
そう、今作は普通に観ても逆再生しても物語が同じ巨大な回文のような作品です。
つまり回文の題名であるTENETはこの作品自体のことを意味しているのではないか?
そんな当たり前だけど、深い意味合いに気づきました。
もっとも合ってるいるかはノーランに聞かないと分かりませんが。
★★★〜★★★★
1度に全てを把握することは困難だが、少なくとも作品として素晴らしい逸材なのは観ていてすぐにわかる。
インセプション、とくにインターステラーを観た時にもそうだった。クリストファーノーランの時間軸の表現方法には心底感動し、いつも驚かされるわけだが、テネットにおいてもそれは健在で、ぱっと見で理解することは大変難しいものです。だからこそ次観るときもまた楽しみなんだな〜。天才ですよね。
とくに最後のミッションのシーンについてもはやく復讐したい!
音響もダンケルクさながらの重厚感威圧感のあるサウンドでゾクゾクします。
理解を深めるために、間違いなくまた観ることでしょう!2回目に観ることがこんなにも楽しみとはね笑
↓鑑賞記録
2021/3/2
とりあえず、楽しめた!!
今回はとにかく難解で1回目じゃ完全に理解できないと聞いたので、もう予習もそんなにせずただIMAXで映像楽しむためにとりあえず1回目見てきた。
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理解しようという気がないと、前半の会話劇がすごく退屈(笑)寝かけてしまうレベルまで行ったけど、後半時間が逆行し始めてからは開眼してクリストファー・ノーランの世界を堪能できたので満足です。
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でも私的に時間の逆行に関してはビデオテープの巻き戻しみたいなことかと勝手に理解したので、それより話をちゃんと聞いてないから話の流れのが難しかった。最後の作戦については全く何をしてるか分からないまま見てた(笑).
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まぁでもこの映画の作り上絶対2回見ないと完全には楽しめないようにもなってると思うから、いいよね。
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ちなみに唯一、赤が時間の流れが正しい時で青が逆行している時ということだけ聞いていたんだけど、あの照明がわかりやすい赤青の部屋以外にも所々赤と青のものだったり目印があったりするからそこはわかりやすくて良かった!.
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また2回目見に行かないとな。
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もう一回観なければ!
結果と行動
ブルックスブラザーズのスーツは悪くはないと思うが、イギリスやイタリアのスーツほどスタイリッシュではなく、それでも名前もない主人公には分相応である。
スマートなスパイではなく、むしろ泥臭くマスクを着けて動いている場面が多い。
世界を救うには「誰」かは重要でなく、救ったという「結果」が重要ということだろうか。
全く前情報なく鑑賞したが、楽しめた。150分はむしろ短く感じたぐらい。ただ、主演人物ぐらいは知っておけばよかったなと思う。ポスターも見ずに観てしまったからなぁ…。誰視点で見るか、最初だけ迷ってしまった。
時間の順行と逆行が両立している画面は情報量が多い。おそらく逆行が最も効果的なのは車のシーンだと思う。バックで高速走行する車、吹っ飛ぶ(吹っ飛んでいる)車、疾走するスピード感となんだこれという高揚感と謎が散りばめられていて、至高のカーチェイスの一つだと思う。
戦闘シーンにおいては逆行のギミックをもっと見たかった。
「起きたことはしょうがない」というように、過去に行くことは過去を変えるのではなく、その結果に繋がる「行動」を取るためのもの。
パラレルにならないか考えていたが、そう解釈すれば一つの世界線で進んでいきそう。
あとはなぜ洋上風力発電?と思い少し調べたら、オランダの送電業者で「TenneT(テネット)」という会社もあるらしく。また、風車は順行も逆行もするので、これからの時間の流れの暗喩だったのかもしれないなと思い至った。
2年に一度くらいのタイミングでまた観たい。
4
良い面といまひとつのバランスがいい
タイムパラドックス苦手
一度観ただけで評価は難しい
ちんぷんかんぷん
グッとこない方のノーラン映画
分からないものは分からない。
ノーラン作品は大抵観てますが、正直言って独りよがりの世界観でついていけなかった感じです。時間の逆行と言う重要な概念を序盤の研究所のオバサンの説明だけでは、残り二時間は乗り切れないです。ノーランファンの人には悪いけど、二回目、三回目観て新たに発見する楽しみはあるにしても、エンタメ作品を一発で理解できないのは、脚本、監督の責任です。時間逆行と言うテーマでは、『メメント』や『インターステラー』なんかは難解でも知的興奮感があって楽しかったけどね。とは言えども、分からないながらも、グイグイくる馬力のある演出もノーランならでは。あと、収穫はロバート・パティンソン、アイドル的なイメージだったけど、いい感じでした。
もう一回観たい!
新しいタイムトラベル映画
先ず逆再生をタイムトラベル物に使う事を前提にストーリーを考えたのではないだろうか。それにはスパイ物で世界を救う話が良いだろうとなった感じ。
主人公のCIA捜査官が第三次世界大戦を阻止すべく未来や過去を行き来する息をもつかぬスリリングな展開と最高のスパイ映画になるはずだった。
確かに過去へ逆行する世界に入り活躍する様は新しく最高に面白いのだが、正直ウーンと考え込んでしまう。個人的には前半はスパイ映画として素晴らしいが、後半の逆行がメインになってくるあたりでテンポ良く流れていたのが、瞬停を繰り返し、少し物語に乗れなくなる自分がいた。ラストは今いちスカッとせず「だよねー」という思いがしちゃう。
練りに練り過ぎた展開と流行の伏線の張り過ぎがストーリーをただ単に複雑しただけで、生きていないのが非常に残念だ。
しかし、そんなことを気にせず十分楽しめる映画ではあるから見て損は無い。本当に新しいタイムトラベル物だから見なければならない映画だと思う。
「メメント」「ダークナイト」「インターステラー」「インセプション」「ダンケルク」等と比較したらノーラン監督作品としては並かな。
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