TENET テネットのレビュー・感想・評価
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微妙。はっきりダメだと言えよ。
TENET 鑑賞から数日経ち、論理的な考察を色々としてみる。
まず俺の感想であるが、ぶっちゃけ眠かった。この映画が「失敗」だとは言わない(長期的な視点に立てば、今やっていることの何が成功で何が失敗か?は誰にもわからないのだ。)。しかしなぜ眠かったか?の理由は、後付けであるが述べることはできると思う。
(1)構造的な欠陥
ノーランといえば実写映像による体験型映画が凄いということで有名だ。しかしながら、本作ではその実写映像が活かしきれていない。本作のストーリーはかなりアップテンポで進む。アップテンポな映画では、実写の重量感のある映像の良さがあまり伝わらない。本作は「これぞ実写!」呼べるようなシーンがなかった。そもそも「アップテンポ」と「体験型映画」の食い合わせの悪さ、構造的な欠陥に問題があるように思う。或いは、ノーランの力量不足か。或いは、そこがチャレンジングな点だったのか。
(2)複雑なストーリー
眠くなる最大の要因はストーリーが分からないというところだ。本作はスパイアクション映画のテイストが強い。スパイアクション映画を楽しむためには、観客はある程度ストーリーを読み解いていくことを要求される。本作はストーリーを説明する気がないようだ。会話シーンは結構多いのに、内容がほとんど分からない(字幕だから分からないのか?は定かではないが・・・)。てゆーかぶっちゃけ会話シーンがつまらない。「インセプション」では辛うじて分かったんだけど・・・。本作はダメだった。アクションのテイストが強い映画でストーリーが分からないというのは最悪で、もうキャラクターがどうなろうとどうでも良くなる。
(3)単調なアクションシーン
アクションテイストの強い映画にも関わらず、アクションシーンがつまらない。まぁでも「つまらない」という以上のことは言えないんですけどね。
総じてダメダメだった。
これを見てから2度目の鑑賞をしてください😭
マックス(キャットの息子)はニールである。「映画の秘密マーク2」さんの考察を見て、2回目鑑賞しました。
「映画の秘密マーク2」さんよると、マックス=ニールの根拠は主に以下の通りです。
1. マックスのつづりは、Maximilien。
これを逆さまにするとNeilから始まります。逆行してくる時の名前なのです。
2. ニール役を演じたロバート・パティンソンは、この役を演じるためにわざわざマックスと同じ金髪に染めています。
3.ニールも、母親役のキャットもイギリスなまりの英語を話す。
などでした。
僕自身が発見したのは、ニールのオレンジ色の紐が付いたコインです。「ベトナム 御守り」で検索してみて下さい。震えます。
さて、マックス=ニールとして鑑賞すると一気に物語に深みが出ます。
物語上は夫婦の仲が悪い事を出来る限り息子には伏せていたと思います。つまり息子のニール(マックス)にとっての父親(セイター)は、決して悪い印象では無かったのではないでしょうか?最後は、海で事故死した父親として記憶され、その後、母親(キャット)に育てられていったのだと思います。
そして、キャットと「名も無き主人公」は関係性を保ちながら(結婚?恋人?友人?)、ニール(マックス)に、過去に逆行しミッションを遂行する運命であると諭されるのです。抗えない運命として覚悟するニール(マックス)は、名も無き主人公に過去の出来事を詳細に聞き、あのコンサート会場まで逆行します。
父の罪を一人で背負ったからこそ、10年以上の逆行に耐えることができたのだと思います。
この前提で「もう一度」映画を観て下さい。アクションとかどうでも良いです。途中から「涙」
運命を悟って、抗えない事実に淡々と向き合い使命をこないしていくニールの姿に感動します。「名も無き主人公」とのやり取り。「キャット(母)」に対する愛情(治療)。父親(セイター)が、「息子を作った事が最大の罪」という発言など。
壮大なアクションシーンに隠した、か頭ノーランマジック」が余りにも切ない。
個人的には、ニールの物語をノーラン以外の監督に作ってもらえないかと妄想します。
結局はアクション映画。タイムトリップ映画としては0点
逆再生で格闘してカーアクションやったら面白いんじゃね?という発想が面白いだけで、ストーリーは単純。
なんで矛盾は気にしない。驚くような伏線回収なんて何もない。
キャットの息子がニールだなんて、もちろん考えなくていい。
ストーリーが練られてたらもっと面白かったんだけど、結局はアクション映画。
結局タイムトリップ系はバックトゥーザ・フューチャーには勝てないし、ターミネーター以上にはなれない。
この手のストーリーは、過去や未来におかす出来事が現在にどう影響していくかを考えるのが楽しいのに、そこはパラレルワールドだから無視。この時点で面白さは無いかなー。
あと最後に出てきたアルゴリズムさんのチープさに驚いた。5レンジャーシリーズの武器かな?笑
映像とアイデアはすごい。
じっくりと複数回見ないと理解追いつかないんだろなという本作。
必ずしも説明的な映画も良くないのかもしれないが、察しろ的なのが強すぎるのも観客としては難しい。
理解が追付けばこの映画の凄さにハマるのかもしれないが、理解できるまで何度も見ようとも思えない程度には難解。かつ、そこまで引き込まれるものもなかった。
2回目が本編の映画
例に漏れず私も1回目の鑑賞はカーチェイスあたりからおいてけぼりをくらいただただ目の前で行われていることを飲み込むしかできませんでした。家に帰りYoutubeの解説動画や考察ブログなどをいくつも読みあさり一通り理解できるようになって翌日2回目の鑑賞を行いました。一度理解した内容なので新しい発見は少なかったですが初めてTENETを鑑賞できたように思いました。これがいいことなのか悪いことなのかわかりませんが、一つの映画にこんなに時間をかけたのは初めてなのでそれだけ引きつけるものがあるということなのでしょう。劇場で、公開まもないうちに見れてよかったです。
映画館で観ることはお勧めしません
ストーリーが難解。1回観ただけでは内容が咀嚼できずにフラストレーションが残る映画でした。更に何回か観て、内容を理解したいのですがなかなか自信はなし。映画館は1回しか見れないので、この映画向きではないです。ダウンロードできる様になってから何度も見直そうと思っています。
深読みをするな!ストーリーについていくだけにしろ!
とりあえず僕はノーラン監督作品は「ダークナイト」と「インセプション」しか見たことがない、ほぼノーラン初心者です。なので監督のわざとやっているのかもしれないところなどはわかりませんのでよろしくお願いします。
この作品はかなり難しいです。いきなり化学用語たっぷりの現実的な説明が始まったと思ったら未来から送られてきただの非現実的な説明もあったりします。ここら辺を理解しようとしてはいけないのです。「主人公時間巻き戻せるんだ。スゲー。」ぐらいの感覚で良いでしょう。なにせ説明してる博士も「考えるな」って言ってますからね。そこを真面目に受け止めれるか、受け流せるかでTENETの評価はだいぶ変わってきます。
そしてそこからですが、とてつもないハイスピードでストーリーが進んで行きます。なのでトイレにでも行こうものなら残りの2時間は全くストーリーの意味がわからないまま終わるでしょう。
でもラストはとても楽しいです。伏線の回収や時間の逆行によるアクションは見応えがあります。
見終わると頭を使いすぎて頭痛もしましたがあっという間の2時間でした。お財布に余裕があればIMAXでの鑑賞を強くオススメします。ぜひ劇場でご覧ください。
追記:ポスターめっちゃかっこよくない!?
面白いのかすら理解不能
Dolby Cinemaで鑑賞。
Dolby Cinemaのテネットは音が頭おかしくて耳栓が欲しくなる、みたいな噂を聞いていたけど、マジで頭おかしかった。
音圧が凄過ぎて音に潰されそうになった。
『インセプション』を初見で理解出来た身としては、「理解してやる!」とか思ってたけど、こりゃ無理っす!
最初の方は頑張って字幕を追ってたけど、読んで考えて初めて理解出来るくらいで途中からドルビービジョンの映像に専念したくて、理解することを諦めた。
だからといって全く意味不明という訳では無く、映像だけでも伏線回収で驚愕するし話の流れは理解できる。
あの伏線回収は「おー!」ってなるし「キャー!」ってなる。後者は観た人ならわかるはず。
『未知なる映画体験』という宣伝文句も偽り無し!
逆行アクションはどういう状況かよく分からんけど、動きが面白いし逆行と現行がごちゃ混ぜになった戦争アクションはむちゃくちゃ斬新で知的で観てるだけで圧倒される。
飛行機実際にぶつけたシーンが色あせるくらいにクライマックスのアクションはやばかった。
構成は『カメラを止めるな!』と若干似ていて、現行での出来事を逆行で説明すると言った具合。
「逆行」を想像以上に利用したストーリーはやっぱりノーラン半端ない!としか言えない。
個人的には弟のジョナサン・ノーランも脚本に加わってもう少しドラマチックにして欲しかったけど。
音楽もハンス・ジマーじゃないノーランなんて!って思ってたけど、今作は逆にハンス・ジマーじゃなくて正解。
ハンス・ジマーの音楽はドラマチックでエモーシャルという感じだけど、そもそも今作は「小島秀夫のゲームをノーランが実写化した作品」といった印象でリズミカルでスリリングな電子的なスコアがめちゃくちゃ合ってた。
ただミステリー的な要素や時系列についてほとんど理解できなく、果たして面白かったかすら分からない始末なので、とてもじゃないが評価出来ない。
IMAXで2回目観るつもりなので、その時に星評価は付けたいと思います。
テネットで気づいたけど、ノーラン作品は『メメント』から『ダンケルク』まで主人公の人生がこれから始まる!というところで絶対終わるという事を発見した。
10/28 109シネマズ名古屋IMAXレーザーで再鑑賞。
解説を読みまくって2回目観たので、結構理解した。
結果評価は✩4.2ぐらいかな。
最初からテンポがめっちゃ良いけど、途中が冗長に感じてちょっと飽きてしまったし、これと言った余韻もないのが減点ポイント。
解説読んだのもあるけど、やっぱりIMAXスクリーンだと情報量が多くて説得力があるから頭にすんなり入ってくるね。
個人的には、やっぱりDolby Cinemaかな。
IMAXは人間が聞こえる範囲の音域を爆音で出すって感じだけど、Dolby Cinemaは人間が聞き取れない音域まで複数のスピーカーで繊細かつ大胆に鳴らしているから、身体に響く。
映像もDolby CinemaとIMAXは段違い。
色の濃さも明るさも。
でも主題歌のThe PlanのIMAXは重低音が凄すぎて、スクリーンがちょっと揺れてた。
1/17 DVDにて再鑑賞
本当は3度目の感想なんて書かないけど印象がかなり違ったので書きます。
まず結論から言うと3回目は何故かめちゃくちゃ面白く感じた。正直1、2回目は「ノーランらしくないな。」と感じてイマイチだったけど、今回観たら「めっちゃノーランしてるやん!」ってなりました。
なんでかは知らないけどすっごい楽しめました。こんなにも毎回印象が変わる映画は初めてだ。
これがノーランマジックでしょうか?
というか吹き替えが最高すぎます!
特にニール。
見た目パティンソン、声櫻井孝宏とかカッコいいにも程がある!めっちゃ愛らしいしカッコいい!
キャー!と心の中で黄色い歓声が上がっておりました。
はぁ、本当にカッコ良かった…
追記
題名のTENETって結局なんなんだ?と観終わってからずっと考えていて翌日になって1つの結論に達しました。
ずばり「TENETとはこの作品を表している」です。何当たり前のこと言ってんだって思うかもしれません。
順に説明してきます。
まずノーランは小説を読む時、最初に結末を読んでから何故こうなったのか推理しながら読むそうです。
それを知って連鎖的に「これ逆再生しても面白そうだな」と思いました。
題名のTENETは前から読んでも後ろから読んでもTENETです。
そういえば冒頭に出てきたワーナーのロゴは赤色でした。つまり順行。
ラストに出てきたワーナーのロゴは青色でした。つまり逆行。
そう、今作は普通に観ても逆再生しても物語が同じ巨大な回文のような作品です。
つまり回文の題名であるTENETはこの作品自体のことを意味しているのではないか?
そんな当たり前だけど、深い意味合いに気づきました。
もっとも合ってるいるかはノーランに聞かないと分かりませんが。
★★★〜★★★★
1度に全てを把握することは困難だが、少なくとも作品として素晴らしい逸材なのは観ていてすぐにわかる。
インセプション、とくにインターステラーを観た時にもそうだった。クリストファーノーランの時間軸の表現方法には心底感動し、いつも驚かされるわけだが、テネットにおいてもそれは健在で、ぱっと見で理解することは大変難しいものです。だからこそ次観るときもまた楽しみなんだな〜。天才ですよね。
とくに最後のミッションのシーンについてもはやく復讐したい!
音響もダンケルクさながらの重厚感威圧感のあるサウンドでゾクゾクします。
理解を深めるために、間違いなくまた観ることでしょう!2回目に観ることがこんなにも楽しみとはね笑
↓鑑賞記録
2021/3/2
とりあえず、楽しめた!!
今回はとにかく難解で1回目じゃ完全に理解できないと聞いたので、もう予習もそんなにせずただIMAXで映像楽しむためにとりあえず1回目見てきた。
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理解しようという気がないと、前半の会話劇がすごく退屈(笑)寝かけてしまうレベルまで行ったけど、後半時間が逆行し始めてからは開眼してクリストファー・ノーランの世界を堪能できたので満足です。
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でも私的に時間の逆行に関してはビデオテープの巻き戻しみたいなことかと勝手に理解したので、それより話をちゃんと聞いてないから話の流れのが難しかった。最後の作戦については全く何をしてるか分からないまま見てた(笑).
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まぁでもこの映画の作り上絶対2回見ないと完全には楽しめないようにもなってると思うから、いいよね。
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ちなみに唯一、赤が時間の流れが正しい時で青が逆行している時ということだけ聞いていたんだけど、あの照明がわかりやすい赤青の部屋以外にも所々赤と青のものだったり目印があったりするからそこはわかりやすくて良かった!.
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また2回目見に行かないとな。
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もう一回観なければ!
めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ
難しかった!!!!!
時系列難しいすぎ!
タイムトラベルではない
時間の逆行が本当に何が起きてるか
さっぱりわからん!!
観終わった後ネタバレ解説を
すぐ読んでしまう笑
2度目が美味しすぎる映画!
だと思います!
(まだ2回目は観てない)
結果と行動
ブルックスブラザーズのスーツは悪くはないと思うが、イギリスやイタリアのスーツほどスタイリッシュではなく、それでも名前もない主人公には分相応である。
スマートなスパイではなく、むしろ泥臭くマスクを着けて動いている場面が多い。
世界を救うには「誰」かは重要でなく、救ったという「結果」が重要ということだろうか。
全く前情報なく鑑賞したが、楽しめた。150分はむしろ短く感じたぐらい。ただ、主演人物ぐらいは知っておけばよかったなと思う。ポスターも見ずに観てしまったからなぁ…。誰視点で見るか、最初だけ迷ってしまった。
時間の順行と逆行が両立している画面は情報量が多い。おそらく逆行が最も効果的なのは車のシーンだと思う。バックで高速走行する車、吹っ飛ぶ(吹っ飛んでいる)車、疾走するスピード感となんだこれという高揚感と謎が散りばめられていて、至高のカーチェイスの一つだと思う。
戦闘シーンにおいては逆行のギミックをもっと見たかった。
「起きたことはしょうがない」というように、過去に行くことは過去を変えるのではなく、その結果に繋がる「行動」を取るためのもの。
パラレルにならないか考えていたが、そう解釈すれば一つの世界線で進んでいきそう。
あとはなぜ洋上風力発電?と思い少し調べたら、オランダの送電業者で「TenneT(テネット)」という会社もあるらしく。また、風車は順行も逆行もするので、これからの時間の流れの暗喩だったのかもしれないなと思い至った。
2年に一度くらいのタイミングでまた観たい。
4
ダークナイト、インターステラー、インセプション
どれも深いメッセージ性に驚かされてから、
ずっと楽しみにしてたノーラン監督新作品テネット。
無事に映画館で観ることができて感動です!
今回IMAXレーザーで鑑賞しましたが、
重厚かつ臨場感のあるノーラン作品を堪能するのにぴったりでした。
テネットもまたノーラン監督お得意の時間軸が
テーマになっていて、混乱と圧巻、、そして感動。
一回目ではメッセージ性を読み取ることが
できなかったので、改めて見直したいです。
ローバトパティンソンのバットマン楽しみです!
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