TENET テネットのレビュー・感想・評価
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映画も壮大な回文か?
公開5日目にして5回目の鑑賞
タイトルの『TENET』自体が回文。
冒頭のワーナーのロゴが赤色。
エンドロールの最後に『TENET』のタイトル。そしてブルーのワーナーのロゴ。
ひょっとして映画自体も回文?DVDが発売されたら早速に逆回転してみたい。そんな妄想をさせるクリストファー・ノーラン監督の快作でした。
劇場の冷房が効き過ぎてただでさえ集中しなければならない内容が全く入...
劇場の冷房が効き過ぎてただでさえ集中しなければならない内容が全く入ってこない、正直何がなんだか?って感じで終わってしまった、ノーランの趣味に徹した作りになり数年経って見直したら違った印象になるかもしれない地獄の黙示録的映画かもしれない、しかしパティンソンがここまで強い存在感があるのは拾い物だった。
ノーラン監督に伝えたいこと
すごい映像体験でした。ただ…
『インターステラー』も『インセプション』も
“難しくて、物語についていくの大変だけど、
ラストは何とも言えない至高の感動・脳内の高揚感”
が待ってました。
が、本作は本当に難しかった。
全部パズルが解ける人には☆5なんでしょうけど…。
ネットで解説を読んで復習するのもかなり疲れます(苦笑)
でも、何がともあれ、最高の映像体験です。
人生にこんなワクワク感を創出してくれる
ノーラン監督に感謝しかありません!
不覚にも途中寝てしまった。
あらすじを読んで興味が湧き、とても期待して鑑賞しました。スタートからテンポも良く内容に引き込まれて集中して観ていたのですが、途中から私には内容が少し難しくて、眠くなりました。逆行っ!?っていうことを理解しようとしながら観ていたのですが、よくわからないので、戦いのシーンが分かり難くて、迫力が感じられなかったなぁ。進む目的はわかっているんだけれど、なぜか目標がわかり難いっていうか、必死で目標に向かっている感がないように感じ、どうなってもいいように思ってしまった。途中10分間ほど寝てしまった身なので、偉そうな事は言えませんが、ストーリーは悪くないです。ただ記憶からすぐに消えそうな予感。終わり方もいまいち、「えーこれで終わりそうっ!」って思った時、そのように終わった。主人公はとても優秀で強いキャラだけれど、ちょっと惹かれるところが弱いかなぁ。ヒロインの女性はとても綺麗だった。映像はいいけれど、演技が惹かれなければ面白さは欠けてしまうんだなぁって思いました。
アクション映画として面白かった!
久しぶりに映画館で映画、これ観るならIMAXでしょ!と奮発して着席したのに、機材の故障で見られなかった一昨日…リベンジしてきました。
時間があったのでネタバレ以外のツイート見ると多くが難解、と。
自分に解るのか?とちょっとした不安と緊張しながら、鑑賞開始。
鮮明な映像といい音に包まれて、まさに没入。IMAXで観てよかったー。
確かに時間が逆行して、いまはいつなんだっけ?とか、そもそも時間が逆行する原理とか難解です。
でも、いくつものギミックというか伏線に「あっ」となるのが気持ちよかったです。
多くの方がつぶやいていたように、次観たらもっと楽しめそうです。
ノーランワールドに君はついて来れるかな?
ついに洋画の超大作がやってきた!
しかも監督はダークナイトのノーラン監督!!
今作はインターステラー以来のSF作品。
これは完全にIMAX案件!!!
興奮マックスで鑑賞。
観賞後、私は今作を50%くらいしか理解できませんでした、いやもっと低いかも汗。
大まかな内容自体はシンプルで説明もしっかりしているし、ちょっと違和感感じたシーンも、あとでそういうことだったのかぁと分かる様になってるし、最後まで観て、そういうことだったんかぁとか何となく理解できた。
ただ、CMでGACKTも言ってたけど必死。ついていくので精一杯。映像の情報量の多さ、テンポの速さはもちろん、細かい部分が複雑で考え出したらキリがなく、オーバーヒート寸前になった。
時間の逆行アクションは意外と少ないなぁと感じた。でも最後の方の逆行と順行入り交じるアクションシーンはもう何が何だかだったけどめちゃくちゃ興奮した!
登場人物は主人公含め、あまり魅力がないなぁと思った。世界観に集中させるためにわざとそうしたのかも。
だけど最後まで見たらニールのカッコ良さ、屈託のない笑顔、その裏の覚悟、もう彼の虜になっていた😭
一回で全部理解するのは無理。何回も見ることで理解が深まるスルメ映画。コロナの影響でしばらく大作映画が公開されないから、リピートする人も多いだろうし、良い時期に公開したのではないかと思った。
IMAX鑑賞!
皆さんが仰るほどストーリーは難解では無い印象。
今回のノーラン・ワールドはストーリーを単純解釈して、この世界の設定は身体で感じるのが一番‼️
私などはラストのミッションシーンは笑いを誘いました。ここまでやるーと!
ミールとの別れのシーンは感動ものでした。
しかし、説明カットを撮らないノーラン作品。判らない所は多数有ります。
今までのノーラン作品にしては重厚感は無い気がします。
乗りは007ですが、スカイフォールを越えて欲しかった。
トップシーンのオペラ劇場は目を逸らさないように!!
もう何となく意味は分かるでストーリーを追わざる得ないが、とにかく映...
もう何となく意味は分かるでストーリーを追わざる得ないが、とにかく映像の作り方が凄すぎて面白いの方が勝ってしまった。伏線回収方法は素晴らしいけど、吹替えでもう一度観たい!
微妙。はっきりダメだと言えよ。
TENET 鑑賞から数日経ち、論理的な考察を色々としてみる。
まず俺の感想であるが、ぶっちゃけ眠かった。この映画が「失敗」だとは言わない(長期的な視点に立てば、今やっていることの何が成功で何が失敗か?は誰にもわからないのだ。)。しかしなぜ眠かったか?の理由は、後付けであるが述べることはできると思う。
(1)構造的な欠陥
ノーランといえば実写映像による体験型映画が凄いということで有名だ。しかしながら、本作ではその実写映像が活かしきれていない。本作のストーリーはかなりアップテンポで進む。アップテンポな映画では、実写の重量感のある映像の良さがあまり伝わらない。本作は「これぞ実写!」呼べるようなシーンがなかった。そもそも「アップテンポ」と「体験型映画」の食い合わせの悪さ、構造的な欠陥に問題があるように思う。或いは、ノーランの力量不足か。或いは、そこがチャレンジングな点だったのか。
(2)複雑なストーリー
眠くなる最大の要因はストーリーが分からないというところだ。本作はスパイアクション映画のテイストが強い。スパイアクション映画を楽しむためには、観客はある程度ストーリーを読み解いていくことを要求される。本作はストーリーを説明する気がないようだ。会話シーンは結構多いのに、内容がほとんど分からない(字幕だから分からないのか?は定かではないが・・・)。てゆーかぶっちゃけ会話シーンがつまらない。「インセプション」では辛うじて分かったんだけど・・・。本作はダメだった。アクションのテイストが強い映画でストーリーが分からないというのは最悪で、もうキャラクターがどうなろうとどうでも良くなる。
(3)単調なアクションシーン
アクションテイストの強い映画にも関わらず、アクションシーンがつまらない。まぁでも「つまらない」という以上のことは言えないんですけどね。
総じてダメダメだった。
これを見てから2度目の鑑賞をしてください😭
マックス(キャットの息子)はニールである。「映画の秘密マーク2」さんの考察を見て、2回目鑑賞しました。
「映画の秘密マーク2」さんよると、マックス=ニールの根拠は主に以下の通りです。
1. マックスのつづりは、Maximilien。
これを逆さまにするとNeilから始まります。逆行してくる時の名前なのです。
2. ニール役を演じたロバート・パティンソンは、この役を演じるためにわざわざマックスと同じ金髪に染めています。
3.ニールも、母親役のキャットもイギリスなまりの英語を話す。
などでした。
僕自身が発見したのは、ニールのオレンジ色の紐が付いたコインです。「ベトナム 御守り」で検索してみて下さい。震えます。
さて、マックス=ニールとして鑑賞すると一気に物語に深みが出ます。
物語上は夫婦の仲が悪い事を出来る限り息子には伏せていたと思います。つまり息子のニール(マックス)にとっての父親(セイター)は、決して悪い印象では無かったのではないでしょうか?最後は、海で事故死した父親として記憶され、その後、母親(キャット)に育てられていったのだと思います。
そして、キャットと「名も無き主人公」は関係性を保ちながら(結婚?恋人?友人?)、ニール(マックス)に、過去に逆行しミッションを遂行する運命であると諭されるのです。抗えない運命として覚悟するニール(マックス)は、名も無き主人公に過去の出来事を詳細に聞き、あのコンサート会場まで逆行します。
父の罪を一人で背負ったからこそ、10年以上の逆行に耐えることができたのだと思います。
この前提で「もう一度」映画を観て下さい。アクションとかどうでも良いです。途中から「涙」
運命を悟って、抗えない事実に淡々と向き合い使命をこないしていくニールの姿に感動します。「名も無き主人公」とのやり取り。「キャット(母)」に対する愛情(治療)。父親(セイター)が、「息子を作った事が最大の罪」という発言など。
壮大なアクションシーンに隠した、か頭ノーランマジック」が余りにも切ない。
個人的には、ニールの物語をノーラン以外の監督に作ってもらえないかと妄想します。
結局はアクション映画。タイムトリップ映画としては0点
逆再生で格闘してカーアクションやったら面白いんじゃね?という発想が面白いだけで、ストーリーは単純。
なんで矛盾は気にしない。驚くような伏線回収なんて何もない。
キャットの息子がニールだなんて、もちろん考えなくていい。
ストーリーが練られてたらもっと面白かったんだけど、結局はアクション映画。
結局タイムトリップ系はバックトゥーザ・フューチャーには勝てないし、ターミネーター以上にはなれない。
この手のストーリーは、過去や未来におかす出来事が現在にどう影響していくかを考えるのが楽しいのに、そこはパラレルワールドだから無視。この時点で面白さは無いかなー。
あと最後に出てきたアルゴリズムさんのチープさに驚いた。5レンジャーシリーズの武器かな?笑
映像とアイデアはすごい。
じっくりと複数回見ないと理解追いつかないんだろなという本作。
必ずしも説明的な映画も良くないのかもしれないが、察しろ的なのが強すぎるのも観客としては難しい。
理解が追付けばこの映画の凄さにハマるのかもしれないが、理解できるまで何度も見ようとも思えない程度には難解。かつ、そこまで引き込まれるものもなかった。
2回目が本編の映画
例に漏れず私も1回目の鑑賞はカーチェイスあたりからおいてけぼりをくらいただただ目の前で行われていることを飲み込むしかできませんでした。家に帰りYoutubeの解説動画や考察ブログなどをいくつも読みあさり一通り理解できるようになって翌日2回目の鑑賞を行いました。一度理解した内容なので新しい発見は少なかったですが初めてTENETを鑑賞できたように思いました。これがいいことなのか悪いことなのかわかりませんが、一つの映画にこんなに時間をかけたのは初めてなのでそれだけ引きつけるものがあるということなのでしょう。劇場で、公開まもないうちに見れてよかったです。
映画館で観ることはお勧めしません
ストーリーが難解。1回観ただけでは内容が咀嚼できずにフラストレーションが残る映画でした。更に何回か観て、内容を理解したいのですがなかなか自信はなし。映画館は1回しか見れないので、この映画向きではないです。ダウンロードできる様になってから何度も見直そうと思っています。
深読みをするな!ストーリーについていくだけにしろ!
とりあえず僕はノーラン監督作品は「ダークナイト」と「インセプション」しか見たことがない、ほぼノーラン初心者です。なので監督のわざとやっているのかもしれないところなどはわかりませんのでよろしくお願いします。
この作品はかなり難しいです。いきなり化学用語たっぷりの現実的な説明が始まったと思ったら未来から送られてきただの非現実的な説明もあったりします。ここら辺を理解しようとしてはいけないのです。「主人公時間巻き戻せるんだ。スゲー。」ぐらいの感覚で良いでしょう。なにせ説明してる博士も「考えるな」って言ってますからね。そこを真面目に受け止めれるか、受け流せるかでTENETの評価はだいぶ変わってきます。
そしてそこからですが、とてつもないハイスピードでストーリーが進んで行きます。なのでトイレにでも行こうものなら残りの2時間は全くストーリーの意味がわからないまま終わるでしょう。
でもラストはとても楽しいです。伏線の回収や時間の逆行によるアクションは見応えがあります。
見終わると頭を使いすぎて頭痛もしましたがあっという間の2時間でした。お財布に余裕があればIMAXでの鑑賞を強くオススメします。ぜひ劇場でご覧ください。
追記:ポスターめっちゃかっこよくない!?
面白いのかすら理解不能
Dolby Cinemaで鑑賞。
Dolby Cinemaのテネットは音が頭おかしくて耳栓が欲しくなる、みたいな噂を聞いていたけど、マジで頭おかしかった。
音圧が凄過ぎて音に潰されそうになった。
『インセプション』を初見で理解出来た身としては、「理解してやる!」とか思ってたけど、こりゃ無理っす!
最初の方は頑張って字幕を追ってたけど、読んで考えて初めて理解出来るくらいで途中からドルビービジョンの映像に専念したくて、理解することを諦めた。
だからといって全く意味不明という訳では無く、映像だけでも伏線回収で驚愕するし話の流れは理解できる。
あの伏線回収は「おー!」ってなるし「キャー!」ってなる。後者は観た人ならわかるはず。
『未知なる映画体験』という宣伝文句も偽り無し!
逆行アクションはどういう状況かよく分からんけど、動きが面白いし逆行と現行がごちゃ混ぜになった戦争アクションはむちゃくちゃ斬新で知的で観てるだけで圧倒される。
飛行機実際にぶつけたシーンが色あせるくらいにクライマックスのアクションはやばかった。
構成は『カメラを止めるな!』と若干似ていて、現行での出来事を逆行で説明すると言った具合。
「逆行」を想像以上に利用したストーリーはやっぱりノーラン半端ない!としか言えない。
個人的には弟のジョナサン・ノーランも脚本に加わってもう少しドラマチックにして欲しかったけど。
音楽もハンス・ジマーじゃないノーランなんて!って思ってたけど、今作は逆にハンス・ジマーじゃなくて正解。
ハンス・ジマーの音楽はドラマチックでエモーシャルという感じだけど、そもそも今作は「小島秀夫のゲームをノーランが実写化した作品」といった印象でリズミカルでスリリングな電子的なスコアがめちゃくちゃ合ってた。
ただミステリー的な要素や時系列についてほとんど理解できなく、果たして面白かったかすら分からない始末なので、とてもじゃないが評価出来ない。
IMAXで2回目観るつもりなので、その時に星評価は付けたいと思います。
テネットで気づいたけど、ノーラン作品は『メメント』から『ダンケルク』まで主人公の人生がこれから始まる!というところで絶対終わるという事を発見した。
10/28 109シネマズ名古屋IMAXレーザーで再鑑賞。
解説を読みまくって2回目観たので、結構理解した。
結果評価は✩4.2ぐらいかな。
最初からテンポがめっちゃ良いけど、途中が冗長に感じてちょっと飽きてしまったし、これと言った余韻もないのが減点ポイント。
解説読んだのもあるけど、やっぱりIMAXスクリーンだと情報量が多くて説得力があるから頭にすんなり入ってくるね。
個人的には、やっぱりDolby Cinemaかな。
IMAXは人間が聞こえる範囲の音域を爆音で出すって感じだけど、Dolby Cinemaは人間が聞き取れない音域まで複数のスピーカーで繊細かつ大胆に鳴らしているから、身体に響く。
映像もDolby CinemaとIMAXは段違い。
色の濃さも明るさも。
でも主題歌のThe PlanのIMAXは重低音が凄すぎて、スクリーンがちょっと揺れてた。
1/17 DVDにて再鑑賞
本当は3度目の感想なんて書かないけど印象がかなり違ったので書きます。
まず結論から言うと3回目は何故かめちゃくちゃ面白く感じた。正直1、2回目は「ノーランらしくないな。」と感じてイマイチだったけど、今回観たら「めっちゃノーランしてるやん!」ってなりました。
なんでかは知らないけどすっごい楽しめました。こんなにも毎回印象が変わる映画は初めてだ。
これがノーランマジックでしょうか?
というか吹き替えが最高すぎます!
特にニール。
見た目パティンソン、声櫻井孝宏とかカッコいいにも程がある!めっちゃ愛らしいしカッコいい!
キャー!と心の中で黄色い歓声が上がっておりました。
はぁ、本当にカッコ良かった…
追記
題名のTENETって結局なんなんだ?と観終わってからずっと考えていて翌日になって1つの結論に達しました。
ずばり「TENETとはこの作品を表している」です。何当たり前のこと言ってんだって思うかもしれません。
順に説明してきます。
まずノーランは小説を読む時、最初に結末を読んでから何故こうなったのか推理しながら読むそうです。
それを知って連鎖的に「これ逆再生しても面白そうだな」と思いました。
題名のTENETは前から読んでも後ろから読んでもTENETです。
そういえば冒頭に出てきたワーナーのロゴは赤色でした。つまり順行。
ラストに出てきたワーナーのロゴは青色でした。つまり逆行。
そう、今作は普通に観ても逆再生しても物語が同じ巨大な回文のような作品です。
つまり回文の題名であるTENETはこの作品自体のことを意味しているのではないか?
そんな当たり前だけど、深い意味合いに気づきました。
もっとも合ってるいるかはノーランに聞かないと分かりませんが。
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