TENET テネットのレビュー・感想・評価
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芸術作品なのでしょうか?
大作という触れ込みに惹かれて鑑賞。Back to the future ほど単純なものではないとは思っていましたが、これほど難解とは。結局最後までよくわからず仕舞いでした。観賞後に皆さんの感想を読んでみましたが、有名な監督で、ストーリー設定もややこしいものが多いとか。ピカソの絵のようなものなのでしょうか。分かる人にしか判らない、でもそれでいい。
という事で、私にとっては残念な映画でした。映像・音響も凄いのだと思いますが、ストーリーを楽しみたい方にはちょっとお勧めできないかな。
言う程全てが難解では無かったかな
グレー基調な画で始まり、インセプションの空気感を持ち、希望ありそうで無さそうな結末、正直陰湿.....まさにべったりなノーラン作品だった。嫌いじゃない。
細かい疑問が次々と出て来るが、それを無視して流れに身を任せて観てたら、ああそういう事だったのね...と後で(完璧では無いだろが)気付かせる解らせる仕組みの、らしい映画。完璧に認識したきゃ、別に2回目を観なくても素直にネットのネタバレ見りゃいい。そしたら本作の面白さがジワジワ湧いてくる。そう、この評価は、ネットネタバレである程度完璧に理解した上でのもの。それでも良いじゃん、てw。2回観たって解らないとこは解らないかもw。
こういった類いの作品では、【12モンキース】が解り易さのスッキリ感含めて金字塔かなと。画の凝り方は本作の方が数段上だけどね。
主人公が正直言って主役顔で無いかと。デンゼルお父さん程のオーラが無いなあ。
どんとしんく、ふぃーる❗️
毎年、今年はこれ観ないと死ねない(別に深刻な病気になってる訳ではない)作品てあって、去年は「JOKER」今年は「TENET」でした。
しかしこのご時世、映画館は開いても過去作ばかりで、少し期待してた「ムーラン」は配信スルーで😭、今年は4月で映画見納めかな、とすら思っていたら、
復活のビッグバジェット一発目が今作なんて嬉しすぎ🎉
ノーラン様々です😍
今回の時間軸のイジリですが、
「プレステージ」「メメント」「インセプション」「インターステラー」と、中には時間軸とか関係ないかもですが、ノーランの一貫性を垣間見えました❗️
結末から観せる事で全ての話がサスペンスになる、というノーラン理論😱
時間を逆行すると事で、未来に起こる事件を未然に防いだりする性善側の話って、タイムリープする話ではよくある事ですが、ここに未来に起こる事件を更に甚大にしようとする性悪側もタイムリープする事で、様々な面からの伏線回収が出来て痛快👍
船から海に飛び込んだ女はまさかの自分とか👍
でもね、タイムリープして未来の事分かってるんだったら、暗殺するされるとかも分かるから殺される事は永遠に無いのじゃないか❓
そこはDon't think.Feelなんですよ👌
これ言っちゃうんだもんね😅
ただ気になるのは主人公の名前が終始呼ばれない、名乗らない事。
これに関しては、ワンコさんのレビュー観て感動しました😭そうだ、きっとそうだよ❗️
そしてニールが去り際に言う台詞からも、「名乗らなくても皆さんご存知ですよ👍」的な、所謂「察しろ❗️」という雰囲気、アイコンタクトみたいな、グッときます😭
巫女雪男さんのレビューでの「ぼく明日」も観なきゃ、ですね🙇🏻♂️
魅せ方で感心はしたがまた見るかと言われると...
伏線がドンドン回収されてくのは圧倒された。
魅せ方の上手さは流石ノーランといったところ。
ただ、ちょっと難解すぎて万人受けはしない...
難解なのは見る前からわかっていた。インセプションのように雰囲気やアクションで楽しめるかと思っていたが、思っていたほど少なく期待値を下回った。
この難解なストーリーや小ネタを理解出来る聡明な方にはたまらない映画なんだろうな。
2時間半が一瞬。2度目でやっと見た!と感じる映画
一度ではこの映画を見たとは言えない、2度見てやっとテネットみたよ、と言っていい気がする。
そのくらいの情報量だし、挑戦的な映画でワクワクした。
1回目は、imaxで迫力の映像と重低音の音響を直感的に楽しんで。
2回目は、順行逆行の世界にどっぷり浸かって奥行きを噛みしめて頭をフル回転させる。
スパイものベースのストーリーだからそれ自体はシンプルです。
順行逆行の概念がとても複雑で緻密に計算されているので、どのシーンも見逃せないほどの情報量で圧倒される。
(その分、ドラマ感は控えめであっさりしていたので、私はインセプションのほうが好き)
2度見てやっとすっきりできました。
すっきり、といっても、まだ自分が満足する程度なので、見逃しはたくさんありますが。
2回見ても本当に2時間半があっという間に過ぎていたことに驚き。
これから2度目を見る方は、ぜひパンフやネットで情報補って行って下さい!!
順行が赤、逆行が青、だけでも頭に入れていくと1度目から楽しめるかも。
難しい!壮大なSF
時間の「逆行」?
パラドックス?アルゴリズム?
エントロピーの減少???
所見で理解するにはとても無理な、壮大な設定。
また話の展開も早く、 組み込まれたストーリーに追い付くもの大変で、さらに長編ということにとても疲れました。
ただ、観終わったあとには、新たなSF映画を体験できたことに身震いしました。
時間を遡ることに対する、新しい解釈。とても面白かったです!所見では所々で頭が?になってしまい、掘り下げ甲斐がある映画です。
「過ぎてしまったことはしょうがない」
科学的な理論で固められた緻密なこの映画内で、劇中のこの言葉が、設定を理解できてないジブンに、「まぁ、しょうがないさ」と少しやさしく語りかけられてるように感じました(笑)
時間のパラドクス
今来た道をムーンウォークする話。
鑑賞前に難しいと言う声があったので、伏線を逃すまいと画面を食い入るように見つめ続けました。
クリストファーノーラン作品では、難しい専門用語が沢山出てきて混乱することがあるけど、台詞や小道具、伏線から状況整理できるように工夫されているので、見慣れてくればキーワードやキーパーソンに気づくことができる。
今回も登場人物一人ひとりにとっての時間の流れ方が回転扉をくぐるたびに変わるので、順行しているのか、逆行しているのかをキャラクターごとに理解しながら鑑賞する必要があった。
けど、過去作よりも丁寧に色分けされていたり、音楽が裏打ちになったりととても分かりやすく概念を視覚化していたので、迷子になることなく完走できた。
ただ、クリストファーノーラン作品初見の人には見にくい映画だろうなと思いました。
映画を見た後に考察する楽しさがあるので、是非、映画を語るのが好きな方と一緒に劇場でご覧ください。
とても見応えのある作品でした。
珍しくもう一度観たくなった
自分は、同じ映画を何度も観るということをあまりしないのですが(その分観たことのない作品を観よう、と思いがちなため)「もう一回観よう」と思った作品でした。
前評判から「最初から最後まで分からない」「意味不明」といった感想を見かけていたので、観客おいてけぼりのとっちらかった退屈な映画だったらどうしよう、などと思っていたのですが杞憂でした。
開幕からほんのり続く居心地の悪さ。
何かあるだろう、でもよく分からない。
いつのまにかパズルのピースが揃っていて、後半はなるほど!の連続でした。
考察や解説を見て気づいたこともたくさんあり、それを見たからこそもう一度観たくなる、個人的には珍しい映画でした。
思えばシャッターアイランドでも同じような感想を抱きました。
すべて紐解けばきちんと理由があり、調べれば筋が通る。意味のないことはない。こういった形の難しさは大好物でした。
考えるな!感じろ!
クリストファー・ノーランの最新作!
2回観てきましたが、2回目観たときは結構理解出来て良かったです。
コロナ禍の中で久々にハリウッドの大作映画が公開されるということで、彼の作品としては今までで以上にSNS上で話題になっていてお祭り騒ぎです(笑)
さぁ、そんな本作ですが…
またしても凄い映画です!
彼はこれまで、
ダークナイト3部作、インセプション、インターステラーと数々の革新的で素晴らしい名作を作ってきましたが、これだけの作品群を作ってきてまだこんな革新的な映画が作れるのかと思うと本当に凄いです!
今回のあらすじは、第3次世界大戦を阻止するべくジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公がミッションに挑むSFスパイアクション。
内容的には007の影響が強いインセプションに近いですかね。
ただ、今回は話が世界規模であること、テーマが「時間」であることが大きなポイント。
ノーランの作品はこれまでも時間を自在に操る演出方法や、劇中で時間の流れが変わったりする作品を色々と撮ってきましたが、本作では「時間の逆行」という、遂に時間そのものを主軸とした作品を作ってしまいました!
時間を逆再生させる映画は演出法のみで言うと「メメント」を彷彿とさせますが、今回は登場人物をタイムリープさせて逆行させるというクレイジーかつ野心的な設定がアクション要素を盛り込みながら展開されていました。
タイムリープものの有名な代表作を全て観てるわけではないのですが、自分はハリウッド大作の映画でここまでタイムリープを深く描いた映画は観たことが無いです。
そのタイムリープ(時間の逆行)を、陽電子という量子の理論を用いているので、本作における科学的な考察をするとキリが無いほど出来そうです。
そんな興味深い「時間の逆行」を主軸としながら、かつ迫力あるアクションを盛り込んでいるので、本当に面白い!
中でも、主人公と逆行してる人間が戦うアクションシーン!
時間が正しく進んでる人間と逆行してる人間が戦ってるので正直2回観てもわけが解らなくなりますが、わけが解らないからこそ、非常に奇妙で不思議な動きをするので、非常に興味深くてただただ映像に釘付けです!
また、消防車を使った中盤のミッションシーンも個人的に凄く好きです。
また、この映画において一番興味深いキャラクターは、ロバート・パティンソン演じる主人公の相棒ニールです!
準主人公として素晴らしく援護射撃をしているし、相棒のキャラクターとしてこれ以上無いくらい素晴らしい活躍をしていて頼もしいです。
はっきり言って、主人公はニールがいなければ確実に死んでます(笑)
彼の信条もとても興味深く、本作で一番好きになれたキャラクターでした!
演じたロバート・パティンソンも、良い役者になったなぁ。
また、本作における伏線の回収もお見事!
この映画、前半のあらすじは後半の伏線回収のための内容にほぼなってるので初め観たときは若干退屈に感じる部分もありましたが、伏線が何ヵ所も張っているので、それが後半に一気に回収されるので、本当に圧巻です!
ちなみに、初めて観たときは後半に物凄く熱が 入りましたが、2回目を観ると前半がより面白くなるので、また違った視点で楽しめました。
ただ、今作は設定の興味深さと映像センスに比重を置いたからか、エモーショナルなストーリー展開はインターステラーやダークナイトに比べてそんなに無かったように思えます。
ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公は好きではありますが、主人公が何者かというのもそこまで明かされないからか、映画見終わった後も相棒のニールほど好きになれたわけでは無かったです。
個人的にはそこが物足りなかった所であり、そこに関しては賛否解れてます。
また、クリストファー・ノーランの映画はただでさえ情報量が多い上に設定も複雑なので、単純なストーリーを望んでる方は正直他のノーラン作品以上に苦手かもしれないです。
しかし、自分のように情報量が多くて1回で理解出来なくてもどんどん引き込まれる方には本当に素晴らしい傑作映画です!
自分はインセプションで映画を何度か観る楽しさを教わりましたが、久々に何度も観たくなる楽しさを新作映画で味わえました!
ありがとう、ノーラン!
エンタメの快作だが奥深い感動はない
これは面白かった。思っていたよりはるかにエンターテイメントだった。
『第3次世界大戦』とか『人類滅亡』とかいった未来に対する悲観的なワードが今作の作戦に重みなり必然性を与えているものの、あくまでエンタメに軸足を置いた快作でありました。
ただし自分としては『インターステラー』を観たときのような奥深く激しい感動がなかった。ノーラン作品としては中位だと言ったら袋叩きに合うのだろうか。
あー面白かった!久々に劇場でゲラゲラ笑ってしまった、あまりの凄さに...
あー面白かった!久々に劇場でゲラゲラ笑ってしまった、あまりの凄さに。空港もカーチェイスも戦争も、面白くて吐きそう。また見に行こう。
この映画を観てわかったことは、
ノーラン監督ですし、難しいという噂でしたので予習をしてから観賞しましたが、それでも頭の悪い僕にはついていくのは大変でした。
この映画を観てよくわかったことは、時間を逆行できてしまうと大変なことになるということと、僕の頭が悪いということでした(笑)。
それでも時間の順行の世界に逆行が交差する映像はとてもワクワクしましたし、そもそも時間を逆行するという発想は斬新でスゴい!
あまり考えずに楽しめる映画が好きなので評価は☆3.5となっておりますが、難解な映画が好きな人やリピート観賞をしたらもっと評価はあがると思います。
多くのレビューの通り、難解
確かに2回くらい観ないと理解できないという感じの映画でした。
でも、単純に逆行する世界は面白かったと思います。
わかりやすくするとこの世界観は面白みが無くなってしまうのでこれでいいのかもしれません。
おお、いいね。難解だ。
映画見るとき理解しながら見るのでしょう。理解が追いつかなくなり、あるいは理解が違っていて修正して、を繰り返す。
脳がお腹いっぱいになれる映画です。そんな映画滅多にないです。面白かったけど2度目は見ないです。疲れた〜。
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