TENET テネットのレビュー・感想・評価
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笑えると思ったら笑ってもok! 体調整えて挑むべし!
目前に逆行する集団が現れたとき、人はどう反応するのか?
わたしだったら笑っちゃうかと思いますが、実際に目の前にそういう人がいたら、自分はどうなるかなと考えてしまいました。
耳からの処理と目からの処理がうまく合わず、字幕酔いしました...。聞こえてくる言葉と字幕の処理が合致せず、自分の体力不足を痛感。
吹替でIMAXがベストだと思うのだけれど、ないのかな...。
個人的には、音楽が大袈裟でうるさかったな...。
海上移動の音楽で笑っちゃいました...。
映画秘宝11月号を復習で読むと合点がいきました...。
ふぅ
クレイジーの極み…‼︎
念願の"TENET"観賞。正直、「メメント 」よりも難解で、ノーラン作品の中でも最もクレイジーで最難関の作品になるのではないかと思います。まあ、難解というか、1回の観賞ではとても処理できないほどの情報量と仕掛けをぶちまけてる、という印象でした。あと2、3度観賞すればピースが全部整理できてスッキリ消化できるのかもしれません。とにかく、1度目で全てを理解するのは困難でしょう。ネタバレになるので内容について詳しく述べるのは避けますが、本作の肝である"時間の逆行"の展開は、複雑にしすぎたが故に、その繋がりに粗があると言わざるを得ないです。良い意味でも悪い意味でも、ノーランの味というか、クセが強く滲み出ており、まさにノーランの集大成に相応しい作品になったのかと思います。
まあ、でも過去最大級のアクションシーンをフルIMAXで堪能できたのはもう感無量です…!「ダークナイト」、「ダンケルク」でもう十分すぎるほどのクレイジーぶりを観てきたのに、それらをさらに超えるのはもう"スーパークレイジー"としか言いようがありません。ボーイングを突っ込ませて爆破したり、時間を逆行させて対抗する時間軸の人間と交差させたり、極み付きには終盤でこの逆行劇をさらに複雑に絡み合げた怒涛の突撃作戦シーンなどなど、、、見事に度肝を抜かれました。個人的に最も震えたのは、通常軸の赤チームの視点からブルーチームのビルへの砲撃が逆行再生されて崩壊したビル片が再成したのち、次の順行赤チームの砲撃がビルを破壊するあのワンシーンです。逆行と通常再生を並行させるだけでももう凄いのに、あのシーンでは順行と逆行を"爆破"でミックスさせた瞬間です!凄すぎる…
切迫感
全篇ノーラン節。
インセプションにあまりハマれなかったのでやや不安に感じながらも鑑賞。…やはりインセプション系のノーラン節が炸裂していた。
え、どーゆーこと!?
あ、そーゆーことか!!
いやいや待ってもう一回巻き戻してよ!
私の脳ミソでは一度で理解できるものではない。いや、理解しようとしなくて良いのか?
見終わってしばらく強烈な映像体験にぼーっとしてしまい、その後はずっとテネットのことを考えていた。とにかく、凄い!それだけは確か。ノーラン監督の頭の中は一体どうなっているのだろうか?
スクリーンよりスモールサイズだったのが気になってしまった。やはり次回はIMAXで観てこちらのレビューも追記しよう。
それにしてもエリザベス・デビッキが美しかったなぁ。
【追記】9/22 IMAX鑑賞
元々映画は出来るだけ予備知識等を入れずに観るのでTENET1回目の鑑賞は早々に理解することを諦めてぼーっとスクリーンを見つめていた。それでも全く退屈はせずただ映像のチカラに圧倒されていた。
少々ネタバレを読んでから挑んだ2回目鑑賞はIMAXで。
やはり全然違った!
いきなり音が違った。周囲から迫ってきて臨場感たっぷり。そして映像が鮮明でクリア。めっちゃ見やすい。
おかげで映画の世界により没入できて2時間半の上映時間が本当にあっという間に感じられた。
ネタバレ学習のおかげであ〜なるほどね〜と少し理解できたかな。鑑賞2回目でようやく半分位分かった気がする。
面白いか面白くないかで言うと「断然面白い」。
でもまだ半分はわかってないからね!
何より今年はこれしか超大作は公開されてないんだから観とかないと。そして劇場で体験しないと全く意味ない作品かと。
感じるな、考えろ
??????
まったくわけわからん。最初に「脳でかんがえるな」とたしかお姉さんがいっていたようなきがしたが、かんがえればかんがえるほど、私には無理。
最後は飲物ポップコーンプレートを持って階段を降りるとき、「ここは、はやり後ろ向きに、逆行するかんじで降りるべきかとおもった」
やったら、うけただろうか?
全体骨格は意外と単純、細部をすべて理解しようとすると破綻する怪作
TENETのあらすじを色々振り返ってみる。全体骨格は時間を逆行して問題の原因を除去するという工作員の映画。しかしながら物理用語を短時間に列挙されるので細部を理解しようとすると全体骨格すら捉えることは困難かもしれない(ここが減点)。
後から思うと、理解の迷宮に入らないためには
①タイムトラベル≠時間逆行。
②例のもの≠回転ドア
③タイムパラドックス≠系全体エンタルピー増大の中での個別粒子のエンタルピー縮小。
が重要な点。これでもぜんぜんネタバレしない、すごい映画w
とにかく面白い。わけわからんが面白い。映画という表現媒体で作るメビウスの輪。
①「インセプション」にして「インターステラー」にしても本作にしてもかなり強引な展開。1シーン、1シーン頭で追っていくと映画に置いてけぼりにされてしまいます。物理に弱い私としては途中でわけわかんなくなってきましたが、それでも観てると面白い。わけわからんが面白い、わけわからんから面白くない、とここではっきり好みが別れそう。②クリストファー・ノーランの話(「少なくとも本作を含む上の三作品)は起承転結の順じゃなくて、承転結起みたいな気がする。主人公或いは観客は途中から何かしら現在進行形中の何かに巻き込まれてしまう。言ってみれば「承」の途中から無理矢理参加させられてるみたい。③「五次元」とか「パラレルワールド」とか「時間の逆行」とか一応説明らしきものはあるとは言え、それで分かるわけでもなく、また良く考えればおかしな話のようにも思える。でも、それはそれとして観ていて面白い。エッシャー的な世界を映画で構築しているみたい。登場人物の設定や各シーンはあくまでも記号でそれでどういう世界を表現しようとしているか、みたいな。こういう映画もあり、みたいな…④2020.09.21. 2回目の鑑賞(今回は4DX)。2回目にはより理解できるかな、と思ったが、何故か更に混乱してしまった。余程頭がわるいのか。それほど計算して映画を作っているのか。理解の助けになるような文章みつけました…「実は物理法則は後で述べる唯一の例外を除いて全て、時間が反転しても不変です。つまり物理現象の中では(例外を除いて)時間のどっちが未来だか過去だか、判定することはできないのです。」
やっぱり感情移入しづらい
IMAXで鑑賞。
TENETとは教義とか信条、主義とか言うらしいけど、回文的な題名はさして重要ではない。
テネットと呼ばれる未来の天才科学者によって作られる機械は、時間を逆行させることが出来る。その全容はラストに見せられるが、これがその機械なの?と思うほどショボい。
さて、この話は初めに起きたオペラハウスのテロ事件と同時に起きた、地図に載らない街での爆発のせいで、時間の逆行が意図的に起こされ、それを起こしたのがケネス・ブラナー演じる武器商人だったというわけなんだけど、ことはそんな簡単に進まない。
難しいですよ。文系の人にはちんぷんかんぷんでしょうね。
まず、陽電子は時間を逆行出来るというくだり。簡単に言うと、時間軸には未来に進む、しかし、それとは対になる現象として過去にも進む。電子は無から生まれ、負の電荷を持つ電子と正の電荷を持つ陽電子に別れた。私たちの世界は物質でできているが、その鏡像世界では反物質で出来ていて、時間も逆行しているのだ。
映画の話をしよう
相変わらずノーラン監督は感情移入しづらい。主人公にも「名もなき男」の設定がされているから、誰がこの話の主人公なのかが分かりづらい。しかも、初めからマスクを被っていることや、背景が分からないので、ますますだ
映画を鑑賞する前に、キャストは押さえて置いた方がいい。
次に動機が分かりづらい
ケネス・ブラナー演じる武器商人セイターが、第三次世界大戦よりも悲惨な人類の崩壊を起こすと言うのだが、それをネタにゆするのではなく、自分が病気で死期が近い事が原因という。世界を道連れにだって。
肝心の時間の逆行だけど、映像体験としては面白い。
同一の時間の流れの中で一方から見ると、互いに逆転して見えるから、逆行している方がムーンウォークしている。
上手く言えないけど、逆転世界から来た時は逆の動きをしているので辻褄を合わせるのが難しい。進んでる車に追いつくためにはバックしなければならない。うーむ、わかりづらい。
全般的には、このカットは必要なの?と思うシーンがあったこと。伏線の回収が気持ちよかったこと。今起きていることは、後でその反対として体験すること。そういった面白さはある。でも、それを3時間もかけて見せるんだったら、もう少し脚本で頑張って欲しかった。第三次世界大戦とかいう話はどこいったみたいな箱庭感が払拭出来なかった
良かったのはニール役のロバート・パティンソン(ハリポタのセドリック)はカッコよかったし、キャット役のエリザベス・デビッキはスリムで長身、立ち姿が美しい。
ところで主人公(デンゼル・ワシントンの息子)に与えられた役名は主人公(Protagonist)なんだってさ。
そして、全ての黒幕とは・・・。
TENET2周目~~~~
今回は、IMAXではなく、通常の画角の映画で視聴。
2周目とあって、本格的な逆行場面「高速道路」「空港」「爆心地」で、順行と同時に起きている逆行場面を見る余裕が出来た。
普段は初見の感動を大切にして、時間を置いてでないと再見することは無いが、この作品に限っては、2周目の方が面白いとさえ思えた。何度乗っても楽しいDLのアトラクションみたいなものだね(笑)
さて、話の大筋は、その後の復習(反芻)で出来ていたので、前回の疑問を回収すべく注目した。解決できなかったけど(笑)
①最初の回転ドアの場面でキャットを人質にプルトニウム241(TENET)の在処を聞き出す場面で、セイターとキャットはどこから現れたのか?→結局分からなかった。
②爆心地のニールの行動?→逆行世界にいたニールは、名もない男の危機を知って、爆心地にあった回転ドアを使って順行世界に戻り、ジープに乗って危機を教えようとしたり、最終的に彼らを助けることに成功する。
③しかし、ここが不思議だが、逆行世界のニールは敵に殺されてしまっていた。彼は一体死んだのか?生きているのか?それと、同じ日に起きたオペラハウスのテロ事件でもニール(逆行)が登場するが、彼が助けに行ったのいつなのか分からずじまい。
④生きては戻れない任務と言っていたが、爆心地の彼らは皆生きている。どういうこと?
⑤タイムトラベルしたキャットはセイターを殺し、船から飛び込む。その様子を、ボートから見ていたキャットは「あんなふうに自由になりたい」と回想するが、殺した以上、セイターによるその後の事件は起きず、結果的にキャットはセイターを殺すことはなくなってしまう。まあこれは、有名な「親殺しのパラドックス」だね。
⑥あの、インドのおばちゃんはなぜキャットを殺そうとしたのか?
最終的に、全てパラレルワールドで説明するなら安易だけど、チャレンジは認めたい。面白かったし、語りたいよね。
不親切
難解と聞いていたが、単に不親切でわかりにくいだけの映画。
●意味深なセリフの言い回しがてんこ盛りでわかりづらい。作戦の目的がわかりづらい。
●タイムループとか世界を救うヒーローアクションとか新鮮さもなければ、深みもない。
●逆回しアクションもなんだかなぁ。組んず解れつもゴチャゴチャしてるだけでわかりにくい。
●主人公にドラマがなくて共感できない。
「2001年宇宙の旅」とか難解だけども心惹かれて何回もみたくなる映画はあるけど、
これはそれになりそこねた映画。
脳みそフル回転で集中しても難解すぎる150分!
IMAXで観たら
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