TENET テネットのレビュー・感想・評価
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Don't think feel!! 考えるな、感じろ!
一日経ってしまいましたが、ワンデーフリーパスポート第4回、3本目は「TENET テネット」でっす。(大和田風)
クリストファー・ノーラン監督の作品は初めてです。まだダークナイトも見れてないですし、ちょくちょく再上映されていた作品も未鑑賞です。
今作のテネットは予告を見た時、鳥肌が立ちビビっと来ました。伝わるかな?
ということで鑑賞です。
すげぇぇ...。
迫力ある映像、緊迫感ある音楽。どちらも最高
だが、内容としては見る人によって楽しめるか楽しめないか変わるだろうな...。
主人公は「時間のルールから脱出する」というミッションを課せられ、人類滅亡の危機に立ち向かうことになった。
先程も言ったように、映像と音楽が素晴らしい。
ミッドウェイには音楽が足りなかったのか。つい夢中になって見入ってしまう。
この監督の世界観、かなり好きです。
これからクリストファー・ノーラン監督作品制覇の旅が始まりますな。
壮大な伏線回収。
前半で起きたことを後半でまるまる回収。
かなり難しいので、理解出来ると嬉しくなっちゃいますね。前半はうん?と思ったが後半につれ面白くなっていく。伏線回収効果でしょう
さぁ、ここまでかなり良いところを言ってきましたが、何故ここまで評価を落としたのかお話しましょう。今作のレビューをチョロっと見た限り、かなり意見が分かれてますので私のレビューも1映画ファンの感想ということで。
今作最大の欠点は難解。
理解しようとするのに必死になってしまい、純粋に映画を楽しめない。
もちろん、複雑な話にして鑑賞後に余韻に浸ると共に考えさせるのはいいと思うし、私もそんな作品が大好きだ。
しかし、あまりにも難しすぎるとまた別。
何とか理解することが出来たが、これは正直に言うと鑑賞後に面白いと言うより、難しかったという意見しか残らない。置いてけぼりにし過ぎ
サスペンス好き、ノーラン監督好きの人しか楽しめない映画じゃあ勿体ない。せっかくここまで素晴らしい映像なのだから、理解できて面白いと思える作品を作って欲しかった。もう1回見ようとも残念ながら思えないんだよな...。
ということで私は☆3.0で。
タイトルと同じセリフがあったので、もしかしたらこの作品は考える映画ではなく感じる映画なのかもね。YouTubeで劇団ひとりと検索して3番目に出てきた動画を見てください。これを鑑賞前に見ちゃったよ。
キャット役を演じたエリザベス・デビッキ、超高身長だなと思ったら190もありました。ふぇ!?非常に美しかったです
作品自体の魅力がね…
明らかに「2回以上観る」事が前提の難解作品なのに、残念ながらそこまでの魅力がない。もう1回観たくならない。
ただ分かり辛いだけのスパイ活劇だよコレ。
冒頭テロシーンの意味がよく分からなかった。途中まで007の予告編かと思ってた。
時間逆行を発動させるトリガーがよく分からなかった。装置いるの?任意?
過去に戻ると怪我の治りが良くなるんだ?へー凄いね。
誰が何してるのかよく分からなかった。今どこ?っていうか何月何日?
何で重力や光は逆行しないの?みたいなSF上の楽しいウソは大歓迎だけど、物語自体の不親切はいただけません。
キャラは何か矢継ぎ早に出てきてよく分かんなかったです。
いちばん不味いのは、映像の面白さと物語の展開がイマイチ噛み合っていない(ように見えた)事。
過去/未来を知っている主人公がそれを利用して立ち振る舞う…なんて事はなく、同じ場面を逆行視点から見せられるだけ。
逆行世界というアイディアの面白さが活かせているようには見えなかったよ。風呂敷広げ過ぎたんじゃないかな。
良くも悪くも破壊力抜群のノーラン劇場
ノーラン監督作品はインプレッションに続き正直自分には合わなかったかな。時間軸の逆行という設定はともかく、映像の迫力、高揚感だけで元は取れる作品だとは思えた。長尺の割には長く感じなかったし。
ただ、もっと豪華なキャストだったら良かったのと、相当集中していないとわからなくなってしまう。(事実途中で置いておかれてしまった)かと言ってもう一回観たいとも思えない。
あまり悪く書くと熱狂的ノーランファンから攻撃を受けるからやめておきます。
完全寝落ち
ある瞬間を起点に全てを回収していく爽快感
86本目
期待値爆上げで遂に公開された、ノーラン監督の時間の逆行を扱ったSFアクション。
前評判通りかなり難解で、途中までは一体どういうことなんだ?という展開が続くが、ある瞬間を起点に「ああそういうことね」と全てを回収していく流れが気持ち良かった。
本当に、時間が戻ると共に疑問点が回収されていく爽快感はなかなか普段感じる事の出来ない感覚だったと思う。
「逆行」と「順行」が入り乱れるアクションも見もので、何がどうなってるのかわからなくなりがちな状態でも「逆行状態はサウンドも逆再生風になる」というトラックの作り方で混乱せずに済むようになっているのがとても良かった。
(相変わらずハンスジマーの大活躍かと思いきや、ブラックパンサーのトラックを手掛けた方でしたね。ワカンダフォーエバー!)
このアクションシーンの中でも特筆すべきは、飛行機内で戦う謎の逆行男=自分と分かる中盤の逆行シーン。
つまり最初に見た順行でのアクションを逆側の視点で見せて「あぁこれは自分だったのか」と観客に理解させるシーンなわけだけど、本当にどっち視点で見ても「相手側が逆行している」ように見える映像とアクションが凄過ぎた。どうやって撮ったんだ?
それにしても今回の「逆行」と「順行」が交差する時間の描き方、「ぼくは明日、昨日の君とデートする」にかなり近い。
ノーランファンからするとそんなもの(失礼)と一緒にするなと怒られてしまうかもしれないが、そう考えるととても分かりやすいし、まだ見ぬ未来から過去へと進んでいくワシントンとニールの関係が、 とても尊いものに感じられてくる。
そんなパティンソン演じるニールがとても良くて、まさしく全てをわかっていて語らない、いや語ることのできない「ぼく明日」の愛美状態(違う)。
まだ見ぬ未来でワシントンとニールが遂に「出会う」時のことを想うとなんとも言えない気持ちになる。
これが「尊い」なのか…。
ニールがダイエットコークを勝手に注文するシーンなんかは、きっとニールが知ってる「未来のワシントン」は少し中年太りでもしてるのだろう。それを気にしてダイエットコークを頼んでいるのかと思うとなんとも可愛らしい。
そんなワシントンのキャラもとても良くて、セイターとワシントンの「どうやって死にたい?」「老衰で」という一連のやり取りにもあるように、どこか飄々とした雰囲気のワシントンがかなり好きだった。
あとはエリザベスデビッキ嬢のスタイルの良さたるやいなや。1人だけ異次元の存在かと思わせるほど。
時間だけじゃなく次元も超越するのか?と思った(思ってない)。
そりゃあ自分のものにならないなら誰のものにもしたくないよね。わかるわかる。
そんな感じでしたね。
今回IMAXレーザーとのタイミングがまったく合わず通常スクリーンで観てしまったけど、ある程度分かった状態で改めてIMAXでの上映に臨めると思えば、逆に正解だったかもしれないな。初回は予習ってか。
確認のためにもう1回行かされる、完全にノーランの策略にハマった!
*2020.9.23 追記
池袋グランドシネマサンシャイン
IMAXレーザーGTにて2回目を鑑賞。
物語の全体像を把握しそれなりに考察してからの再鑑賞は、「一体どうなってるんだ?」という気持ちを排してただ映像にのめり込むことが出来、1回目よりも遥かに楽しめた。
ノーランはつくづく体験型の映画を作るな。
TENET観るなら2回は観ましょう!
なるべくデカいスクリーンで!
BGMとエリザベスデビッキ
鑑賞直後の感想は、「所々よくわからないけど、つまらなくはなかった」という感じ。
この映画の最大評価ポイントは、個人的には以下と思っている。
1.BGMがカッコいい
→アクションシーンを最大限に引き立てている
2.エリザベスデビッキがひたすらセクシー
→前から名前は聞いたことありましたが、
ファンになりました笑
内容は、正直、難解。
本質はそこまで難解ではないのかもしれないけど、
話の構成やセリフが、映画を難解にさせている印象。
1回の観賞で全て理解できる人は少なそう。
それが売りなのだとしても、何回も観に行きたくなるほどの中毒性は感じなかった。
なので、話の内容を重視する方にはオススメできないかも。よほど頭が良くないとついていけないと思う(少なくとも、私は頭が悪いのでついていけなかった)。
話はさておき、映像作品としてのクオリティを評価する方は十分楽しめると思う。ただし、IMAXの鑑賞をオススメする。
笑えると思ったら笑ってもok! 体調整えて挑むべし!
ふぅ
クレイジーの極み…‼︎
念願の"TENET"観賞。正直、「メメント 」よりも難解で、ノーラン作品の中でも最もクレイジーで最難関の作品になるのではないかと思います。まあ、難解というか、1回の観賞ではとても処理できないほどの情報量と仕掛けをぶちまけてる、という印象でした。あと2、3度観賞すればピースが全部整理できてスッキリ消化できるのかもしれません。とにかく、1度目で全てを理解するのは困難でしょう。ネタバレになるので内容について詳しく述べるのは避けますが、本作の肝である"時間の逆行"の展開は、複雑にしすぎたが故に、その繋がりに粗があると言わざるを得ないです。良い意味でも悪い意味でも、ノーランの味というか、クセが強く滲み出ており、まさにノーランの集大成に相応しい作品になったのかと思います。
まあ、でも過去最大級のアクションシーンをフルIMAXで堪能できたのはもう感無量です…!「ダークナイト」、「ダンケルク」でもう十分すぎるほどのクレイジーぶりを観てきたのに、それらをさらに超えるのはもう"スーパークレイジー"としか言いようがありません。ボーイングを突っ込ませて爆破したり、時間を逆行させて対抗する時間軸の人間と交差させたり、極み付きには終盤でこの逆行劇をさらに複雑に絡み合げた怒涛の突撃作戦シーンなどなど、、、見事に度肝を抜かれました。個人的に最も震えたのは、通常軸の赤チームの視点からブルーチームのビルへの砲撃が逆行再生されて崩壊したビル片が再成したのち、次の順行赤チームの砲撃がビルを破壊するあのワンシーンです。逆行と通常再生を並行させるだけでももう凄いのに、あのシーンでは順行と逆行を"爆破"でミックスさせた瞬間です!凄すぎる…
切迫感
全篇ノーラン節。
インセプションにあまりハマれなかったのでやや不安に感じながらも鑑賞。…やはりインセプション系のノーラン節が炸裂していた。
え、どーゆーこと!?
あ、そーゆーことか!!
いやいや待ってもう一回巻き戻してよ!
私の脳ミソでは一度で理解できるものではない。いや、理解しようとしなくて良いのか?
見終わってしばらく強烈な映像体験にぼーっとしてしまい、その後はずっとテネットのことを考えていた。とにかく、凄い!それだけは確か。ノーラン監督の頭の中は一体どうなっているのだろうか?
スクリーンよりスモールサイズだったのが気になってしまった。やはり次回はIMAXで観てこちらのレビューも追記しよう。
それにしてもエリザベス・デビッキが美しかったなぁ。
【追記】9/22 IMAX鑑賞
元々映画は出来るだけ予備知識等を入れずに観るのでTENET1回目の鑑賞は早々に理解することを諦めてぼーっとスクリーンを見つめていた。それでも全く退屈はせずただ映像のチカラに圧倒されていた。
少々ネタバレを読んでから挑んだ2回目鑑賞はIMAXで。
やはり全然違った!
いきなり音が違った。周囲から迫ってきて臨場感たっぷり。そして映像が鮮明でクリア。めっちゃ見やすい。
おかげで映画の世界により没入できて2時間半の上映時間が本当にあっという間に感じられた。
ネタバレ学習のおかげであ〜なるほどね〜と少し理解できたかな。鑑賞2回目でようやく半分位分かった気がする。
面白いか面白くないかで言うと「断然面白い」。
でもまだ半分はわかってないからね!
何より今年はこれしか超大作は公開されてないんだから観とかないと。そして劇場で体験しないと全く意味ない作品かと。
感じるな、考えろ
??????
まったくわけわからん。最初に「脳でかんがえるな」とたしかお姉さんがいっていたようなきがしたが、かんがえればかんがえるほど、私には無理。
最後は飲物ポップコーンプレートを持って階段を降りるとき、「ここは、はやり後ろ向きに、逆行するかんじで降りるべきかとおもった」
やったら、うけただろうか?
全体骨格は意外と単純、細部をすべて理解しようとすると破綻する怪作
TENETのあらすじを色々振り返ってみる。全体骨格は時間を逆行して問題の原因を除去するという工作員の映画。しかしながら物理用語を短時間に列挙されるので細部を理解しようとすると全体骨格すら捉えることは困難かもしれない(ここが減点)。
後から思うと、理解の迷宮に入らないためには
①タイムトラベル≠時間逆行。
②例のもの≠回転ドア
③タイムパラドックス≠系全体エンタルピー増大の中での個別粒子のエンタルピー縮小。
が重要な点。これでもぜんぜんネタバレしない、すごい映画w
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