TENET テネットのレビュー・感想・評価
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途中から早く終わんないかなって思ってた
メメントもダンケルクもインセプも大好きなのでノーラン監督の新作!超楽しみ!だったけど期待外れ。
主人公のミッションに臨む動機が劇中にちゃんと描かれてないから感情移入しづらい。
設定ややこしすぎ。
映画終わって明るくなった後のザワザワ、ほとんど「意味分からん」だったけどほんまそれって感じ。
もう一回、二回見たら理解できるかも?て思うけどキャラクターに深みがないので見る気にならん。
映像もすごいけど逆再生ですし…インセプみたいにビル街が折り曲がるみたいな衝撃的なシーンなかったし。
デビッキ様の美しさしか印象に残らんかった。
エンドロール短くてよかった。
やはり、ノーラン作品
まずは、洋画の大作が、スクリーンで鑑賞できるようになったことに、喜びを感じる。特に、鬼才・クリストファー・ノーラン監督の作品であるだけに、また小難しい内容になるのは、予告編から了解済み。それでも、期待させるのがノーラン作品。
『インセプション』や『インター・ステラー』のような時間や空間を超越した内容は相変わらずでしたが、やはりそこには、愛するものを守り、地球を破滅から救うという普遍的なノーラン監督のテーマを感じ取ることができた。
今回は、第三次世界大戦を引き起こし、自分の命と引き換えに、地球を滅亡に導く野望を抱く悪党男との対決と愛する女性を救うことがテーマ。しかし、この対決シーンに未来から来た特殊部隊と悪党部隊が入り乱れ、途中、味方か敵かよくわからなくなる。また、時間を遡ってのシーンには、それまでの流れの中で、様々な布石があることに、後になって気づかされ、なかなかついていけなかったのが本音。
最後は、未来からの使者が、そう来たかと思わせる展開に、『ターミネーター』を思い出した。(笑)
主演は、なんとあのデンゼル・ワシントンの息子ということだから驚いた。偉大な父を持つ子供としては、なかなか大変ではあろうが、鍛え上げられた肉体も、アクションもなかなか堂に入った演技だった。今後も楽しみな俳優だ。また、キャット役のエリザベス・デビッキは、惚れ惚れするモデルのようなプロポーションに、観ているだけで魅了された。
久々に頭を使う映画
大人向けウォウウォウ
猛烈なPRと話題からとてつもなく期待していました。
オフィシャルトレイラー見ただけでは内容がうまく掴めず、時間を遡るストーリーとだけ把握してました。
インセプションでも同じ時間の概念を取っ払った仕様でしたね。
いざ見てみると難解。難解。難解。
物語自体は難しいものではなく、世界を救うために戦うありがちな内容。その為に用いるのが時間軸を遡ること。
しかしその遡り方やなぜ遡れるのか、それによる副作用などが簡易的に説明され、主人公も難なく理解しこなしいてく早い展開には戸惑いがある。
こちらとしては理解しようとしている中進んでく様は唖然でした、ちょっと一回待って🤏と理解する時間を設けて欲しいほどです。
しかしさすがノーラン監督、そんなあやふやななかでも物語が進んでいくうちに少しずつ理解ができていきます。
そして終わる頃にはそーゆーことね、とやっと理解
何回も見たくなる映画だとは聞いていましたが、ずるいです。映画の終わりが理解のスタートなのです。
理解してからもう一度見ると映画の本質が見えてくるような気がします。
もう一度見てからまた話したいと思いまっす。
劇場で映画を観る喜び
まず、音が素晴らしい。音楽がおなじみのハンスジマーではなくルドウィグゴランソンになったのがめちゃめちゃ良い方向に転がりましたね。
もちろん映像もストーリーもとても面白かったです。
ノーラン監督直近の2作(「インターステラー」「ダンケルク」)が個人的には今ひとつだったので、「ついに待ち焦がれたノーラン作品がまた帰ってきた!」という感じでした。
あと、ノーラン監督がどうも苦手としていたっぽいアクションシーンが今作ではだいぶ面白くなってましたね。
この映画は劇場で、それも良い劇場で見ないと損だと思います。行ける方はぜひ池袋で。行けないなら他のIMAXやドルビーシネマ等でどうぞ。
「映画を劇場で観る」という体験の醍醐味を最大限に味わえます。コロナがあっただけに尚更そう思います。
エントロピーに逆らうネゲントロピー
予想通りわからない(笑) でも、ハマる。
「考えるな!感じろ!」とは誰かの言葉。
超難解との前評判を聞いて観ましたが
はい、めちゃくちゃ難解😅【テネット】
ノーラン監督の脳内は5次元なので
またまたやってくれましたね。
・・・脳みそ噴火しそうになった、始まって30分あたりから、私は切り替えました。
難しい言葉や説明に神経尖らせず
まずはとにかく映像を楽しもう!と。^^
100%わからなくてもいいんじゃないか?
そもそも、いつも作品を100%わかってるのか?
ワシントンのスタイリッシュな役柄に魅了されて
今回とんでもない悪役のブラナーさんに震え、
ヒロインの美しさに見惚れ
相方ニールの活躍に膝を打ち
それで充分!😀
あとは娘が買ってきたパンフレット読んで2度楽しむ!笑
ところで。
デンゼル・ワシントンの息子である
主役のジョン・デイビッド・ワシントンは大好きな俳優さんになりましたが
新しいジェームズ・ボンド役に一推ししたい❗️
アクションのキレもいいし、色気も華もあるし、いけると思う!
難解というより、大変
通常の映画なら過去→現在→未来という一方向の時間軸が土台になっていますが、
この作品はある地点では過去→現在→未来の時間軸と未来→現在→過去の流れを脳内で同時並行させながら観ることになります。
「今なぜこうなったか」「次に起こることはなにか」を予測しつつ、「今起きたことを防ぐために過去に戻ってどうしたら防げるのか」ということを少ない情報の中頭をフル回転して行動する主人公。
その主人公がそもそも全体像を把握していないので同じ視点で考えなければならず、そういう意味ではかなり引き込まれました。
セリフの言い回しがちょっと独特で意味を汲み取りきれない会話シーンが序盤の方にありました。和訳が独特なのか、台本自体が独特なのか、自分の脳が残念なのかはわかりません。
中盤以降はそんな部分もなかったので、「その辺もたつかないでメインのとこちゃんと観てね」という意図があって端折っているのかなと理解しておきます。
逆再生を手法としてだけでなく、まともにストーリーにまで組み込んでしまうという発想はもはやイカれています(賞賛の意味)。
映像はアーティスティックで見応えがあり、新しい切り口の迫力を これでどうだ!と観せられている感じで僕は好きでした。演者の逆再生演技は目を見張るものがあります。
オチもこのストーリーならではという感じでナイス。総体的に見ると結構単調な設定と言えるかもしれません。ギリでついていけたかな?と思いますがそれでもあと2回くらい観ないと制作陣の努力量に見合わない気がしてしまいそうです。
もうテネットの世界から逃れられない、この謎を全て解くまで
個人評価:4.6
なんなんだ!このストーリーは!
言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!
そんな古いアニメの名言が聞こえてくるようだ。
時間を扱うSFは過去何十作も作られ、もうこれ以上、時間の概念を覆す新しい発想は無いと思っていたが、流石ノーラン!今までの他作SFのスケールを遥かに上回る世界観。SF映画のさらなる可能性を提示するかの様な作品だ。
正直、初見では全てのストーリーを理解する事は出来なかったが、それが作品のデメリットにはならない事が素晴らしい。この映画の全てを理解した時、更なる感動に導かれるだろうという事が、直感的にわかる。そんなモノを見せられた。
また常に流れている以上なほど爆音な挿入音。まるで観る側をこの空間に閉じ込める様な、不安感、密閉感を与えてくる。
もう見た者はテネットの世界から逃れられない。この謎を全て解くまで。
意味わかんない=最高のエンタメに
わけのわからなさを映像のド迫力で有無を言わさずねじ伏せる。
そしてそのわけのわからなさがストーリー上大事なキーワードだったりするのがこの映画の凄さに繋がっていて、大変驚きましたよ。
冗談抜きで5分10分に一回は必ず最高のアクションが起きてそれが連続的に続くので、観客はその状況の対処で精一杯になる。
この映画の「主人公」と同じように、だ。
対処しているときに説明などいらない。
そのくらい力業でねじ伏せられた。
例えばキューブリックの作品のように、あとで関連書籍や解説サイトで補えば更に面白さが増すような楽しさとはまた違う、ワケわからん映画の新ジャンルだった。
カット割りが多いのはノーラン印だが、それがこの映画のスピード感には合っていたな。
つまり最高の映画だった。
ぜひ劇場で!
そういえば最初のタイトルが出る瞬間、それだけで鳥肌もので最っ高。
冒頭の時間"逆行"の説明はミスリード?
まずそもそもこの映画には大きなミスリードがあってわざとなのかわからないが、それが大きく観客を混乱させている。
冒頭で主人公が時間"逆行"の説明をされるが、そもそも時間が"逆行"してるわけではない。
前へ進む時間のベクトルと180度反対の時間のベクトルが交差しているということだ。
登場人物が同じ空間に二人存在するのもその理由で、一本の時間ベクトルの逆を進んでいるわけではない。
だから観客は弾丸が銃に戻ってくる説明では不十分どころかさらに混乱させてしまうだけで、これはわざとなのかよくわからなかった。
さらにこれを考えてしまうとそもそもアルゴリズムは過去を消滅できるわけではないことがわかる。世界全てが"逆行"するなら人物、物だけが逆行(順行)するトリックが成立しないのでは?
うまく動機付けをしてストーリーを効率よくすすめるのは相変わらずこの監督はうまいが、そのせいか人間ドラマがあまりなく複雑な描写が早いテンポで進むため観客がカタルシスを得るタイミングがあまりない。
あと最後の挟撃作戦は敵がうまく描けてなく、とりあえずロケランで建物ぶっ放しただけなのがちょっと緊張感にかけたかな。
だけど2つの時間が存在する世界で行われるアクションは刺激的で楽しい作品ではあるので余計なことを考えないで見るのが一番いいと思う。
まだ一回しか見てないので浅薄な評価かもしれないが思ったことはこのくらいかな。
説明不足
まるで錯視のよう
CMの印象からはSFに近い内容かと思ったが、どちらかというとサスペンス。
監督さんのことを思えばそうでしょうねという感じなのですが。
正直一回の鑑賞で全てを理解するのは難しいと思います。
物語冒頭で理論の説明をしてくれるのですが、それがまるで錯視や手品を見てるようで全然頭に入ってこなかったです。説明されても自分が体験してないことや見たことないことを理論武装されてもピンと来ない感じ。
物語が進むにつれて描写的にそれが描かれて初めて、そういうことね、と理解していく。
そこからさらに応用編で物語の中で展開されていき、なんとなくわかったような?で鑑賞終了。
ネタバレや考察サイトを読んでなるほどね!さあもう一度!と気持ちはなるけど、映画が長いので少し躊躇う感じ。
ただ、確実に何度も見たほうが物語も楽しめるし、おすすめではあります!
2度目で涙しました
1度目は感じて、2度目以降にちゃんと見る
一度観ただけで分かるはずがない。だってノーランだから。
ノーラン好きはそこがたまらなくて観に行くのですが、そうじゃない人は??で終わるでしょう。
でもストーリーの軸はいつも普遍的でシンプルです。
誰かは誰かのために戦って、愛する人すなわち世界を救う。
そこにノーランお得意の時間ロジックが複雑に絡むので、難解ととられてしまうんですね。
インセプションみたいな度肝を抜く映像を期待していると肩透かしを食らうが、今回も贅肉を削ぎ落としたようなタイトでスタイリッシュなアクションに音響も相まって椅子の肘掛けずっと握ったままでした。
時間逆行のロジックはついていこうとするとどうせ置いていかれるので、そこはもうジェットコースターに乗った気分で没入しました。
考えるより感じろ、これぞノーラン。
名もなき男がデンゼル・ワシントンの息子さんというのは観終わって知りました。
元アスリートの鍛え上げられた身体でアクションに不安なし。スーツ姿もかっこいい。
相棒ニールもカッコよかったな。物理学の修士を収めるほどの頭脳と任務を完璧に遂行していくプロフェッショナル。ロバート・パティインソンの憂いた表情と「起こったことは変えれない」の言葉が、最後に泣かせる。
2人のやりとりを、2度目を見る時は見逃さないようにちゃんと見よう。
クリストファー・ノーラン節炸裂ですね・・・・・
クリストファー・ノーラン節炸裂ですね・・・・・
前作の「ダンケルク」が大変に見やすい内容と言うか作りだったので、本作品「インターステラー」「トランセンデンス」のようなモノに戻っちゃったかな・・・・
本作品、前後にあるアクションシーンは大変に迫力あり、サントラも大変にセンスがいいのですが、評判通りに1回で理解出来ないと言うか・・・・・
クリストファー・ノーラン監督って本当に頭のいい監督で、別に芸術性とかわざと難解な作品を作っている訳ではなく、クリストファー・ノーラン監督の中でしっかりまとめているモノを映像化しているんだろうな・・・・
しかし、見る側のこちらとしては、1回では頭の中では整理がつかず、1度見ただけでは難解に陥るのかもね。
ケネス・ブラナーは、存在感が有って大変に素晴らしかったし、エリザベス・デビッキも綺麗だったな・・・・
マイケル・ケインも今も元気で出てくると大変に嬉しくなるね。
こうして時間軸が複雑に絡んでくる内容って結構難しいね・・・・
もう一度、日本語吹替版で、見直してみたいな・・・・
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