TENET テネットのレビュー・感想・評価
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映像の迫力は○
映画評論家みたいな人がいっぱいいる中、一般人としての感想をば…
個人的には映像はとっても迫力があったし、巻き戻しと進む映像の組み合わせはとても面白かった。
しかしながら、内容がちょっと微妙…
小難しい事言って煙に巻こうしてるけど、ちょくちょく映像に「こっちが戻ってあっちが進んでいたとしても、そうはならんやろ!」ってツッコミを入れてしまった。
ご都合主義で急に出てくる回転ドアもどうなのよ、と思ったかな。
ちなみに、後半の戦闘で時間が逆に進んでる時の、銃を見えない紐で引っ張ってるような動きと、ヘタクソなムーンウォークの集団はご愛敬かなぁ
PATERNOSTRE
公開1週目にしてすでに考察サイトが何本もアップロードされ、今現在も謎が謎を呼ぶ超難解映画に成長しつつある映画、それが『TENET』なのです。最新物理理論を駆使した前々作『インターステラー』は、グレッグ・イーガンを思わせるハードSF的世界観が自分のような文系人間が見ると特にわかりにくく、目の前の映像が何を意味しているのかさっぱりという場面も。そしてこの『TENET』、その『インターステラー』と同じ物理学者キップ・ソーン氏が科学的考証を担当。簡単にいうと、エントロピーを減少させることにより過去に逆行できるようになった人たちが、来るべき第3次世界大戦から世界を救うべく戦うストーリー。時間の順行シーンと逆行シーンが目まぐるしく入れ替わる上に、同一シーンの中に混在するそれらのシーンがシナリオ上の伏線もかねているため頭を休める暇がない、といっても過言ではないでしょう。さらに物語全体が入れ子構造にもなっていて、(自分は1回しか見るつもりないけれど)映画を1回見ただけは完全理解はまず不可能。そんなテクニカル要素に加え、元来ノーランの苦手分野だったはずの(おそらくライバルのヴィルヌーブもうなるであろう)文系的映画演出がふんだんに盛り込まれ、本作を見た後ではしばらく他の映画を見たくなくなるほどの満腹感を得られる作品になっています。
順行と逆行を厳しく精査しあのシーンはああだこうだと騒ぎ立てるのは前のめりな若い君たちにまかせておくとして、ここでは老眼世代にふさわしいもっとマクロな視点にたってこの映画を自分なりに俯瞰してみたいと思うのです。
1. SATOR式回文
ポンペイ遺跡で発掘された回文が本作品のキーワードになっていることが、映画公開以前からマニアの間で噂されていたといいます。映画の中で各々の単語が登場人物や会社、組織の名前等で使われていて、それだけでも結構意味深なのですが、さらにこの回文には二重三重の深い意味が隠されている気がします。
SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS
いまだに完全解読されていない謎の回文、同様のものが世界各国のローマ遺跡からも発見されているらしいのです。直訳では「農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする」(Wikipediaより)ですが、現在ではラテン語の主の祈り冒頭2語「PATERNOSTRE(我らが父)」を隠したパリンドロームとする説の方が有力。ローマ帝国時代世界各国に散らばったキリスト教徒が迫害をおそれずに自分たちの居場所を告げた、ある意味“自由意志”の表明だったとか。それは同時に、ゴヤ作「我が子を食らうサトゥルヌス」をケネス・ブラナー演じるSATORに読み替え、狂気にとりつかれた父親像を重ねた以上の狙いがこの映画にはあることを意味しています。要するに、コロナ禍により現在は一時的に悪者扱いされている“グローバリズム”を旗印にした、キリスト教世界の連帯を意図した映画だったのではないでしょうか。なおこの「PATERNOSTRE」には、映画に出てくる“回転扉”を連想させる“循環式マルチカーエレベーター”という意味もあるらしく、興味のつきないところです。皆さんのご指摘通りスタルスク12における挟撃作戦のメタファーでもあることは、ここで語るまでもないでしょう。
2.ホイットマンの詩
主人公の名無しCIAエージェント(デンゼル・ワシントンの息子)の秘密組織TENET入会テスト時に、仲間確認のために交わされる合言葉が、アメリカを代表する詩人ホイットマンのこの詩の一説なのです。
「黄昏に生きる(We Live in a Twilight World)」
「宵に友なし(There Are No Friends at Dusk)」
南北戦争期一時的に北軍を鼓舞するような詩を書いていたウォルト・ホイットマンは、戦争の惨状に心を痛め、やがて叙事詩人へと変遷を遂げます。おそらくノーランは、一時の圧倒的な国力を失い移民排斥的な動きをする現在のトランプ政権下にあるアメリカを、奴隷解放をめぐって泥沼の内戦を繰り広げた時期のアメリカと重ねているのでしょう。黄昏に生きているアメリカから同盟国が次々と離れていく現状を、ホイットマンのこの詩の一説に仮託しているのかもしてません。そんな時現れた、英国人ロバート・パティンソン演じるNeil。映画ではちらっとしか映っていないKatの息子MaxことMaximilienの回文にもなっているNeilは、みなさんのご推察どおりMaxの未来の姿。第二次大戦時のプロパガンダ作品『カサブランカ』からの引用と思われる「(英国と米国の)美しい友情の終わりだな」という台詞をNeilに言わせ、「いや始まりだ」と答える名無しの主人公。英国と米国のスパイ同士が固い友情で結ばれる本作が何をかいわんや、推してしるべしといったところでしょう。
3.時間の逆行と順行
一見複雑な逆行と順行シーンの見分け方、いまや世界の必需品として化しているマスクを着けているかどうか見れば一目瞭然。本作が撮影されていた時は、まだコロナ流行前だったため、だれでも簡単に見分けられるそうです(なんつって)。では未来人がたくらむアルゴリズムの起動=時間の逆行によってなぜ旧人類が滅びるのでしょうか。(第二次大戦前夜と同様に)世界全体が時代に逆行する動き=保護主義に傾けばいずれ第3次世界大戦が起こり旧人類は滅亡する。そのような危機感をノーランが抱いてるからではないでしょうか。オスロ空港における主人公vs.主人公のバトルや、順行車と逆行車のアルゴリズム争奪カーチェイス、(敵の姿がまったく現れないため)順行軍と逆行軍の内戦(≒南北戦争)のようにもみえるスタルスク12最終決戦。そのすべての戦闘シークエンスが、今現在世界で起きているグローバリズム(順行)vs.保守反動主義(逆行)のメタファーといえるのではないでしょうか。
事故にみせかけジャンボジェッドを空港倉庫に追突させるシーンは9.11を、プルトニウムだと思っていたトランクの中身が結局アルゴリズムだったというオチは、イラク大量破壊兵器ガセネタ事件(当時のCIA長官の名前もTENET!!!)を彷彿とさせるのです。いずれもアメリカ衰退のきっかけともいえるエポック的な事件であり、結果=目的(対テロ戦争、フセイン逮捕)が先にあり、後になって原因を見つけようとした因果律逆転現象が特徴という共通点があるのです。ノーラン監督がそこに気づいてこの映画を作ったかどうかは定かではないのですが、コロナ禍でさらに拍車のかかった感のある保守反動(逆行)一辺倒の英国とアメリカもしくは世界の動きを、けっして好ましく思っていないのは確かなようです。
これだけの内容に興行成績が伴えば、クリストファー・ノーランのオスカー受賞がいよいよ現実化しそうですよね。
映像が圧倒的に面白い
ベースとしては硬派なスパイ映画のようで、情報を集め敵組織に潜入し困難なミッションをこなしてゆくというストーリーは、王道スパイものとして楽しめました。
そこへ時間逆行というSF要素が加わり、不可思議な映像やアクションに、パズルのように伏線を回収してゆく流れは、更に大いに楽しめました。
やはり一度ではきちんと理解できないところもありますが、細かいところは分からなくとも、映像が圧倒的に面白いので、映画館で観る価値はあると感じます。
パズルのような時間逆行の手段について観た後に考えるのも、結構楽しいです。
登場人物も、寡黙に筋トレをし困難なミッションに挑む主人公や、的確に主人公をサポートするニールは、とても好感が持てます。
最後に明かされる二人の関係は、血縁は抜きにして「ターミネーター」のジョン・コナーとカイルみたいなものかと思わされました。
ニールの行動には、やはり胸を熱くさせられます。
キャットは、夫に虐げられながらもミッションに協力する強さは良いのですが、感情的になって段取りを無視してしまうのはどうかと思いましたが。
そういうところなど、ご都合主義と感じる部分も。
時間逆行の描写など理論的にツッコミどころもあるという評も見ましたが、それでも派手でシュールなアクションは大いに見応えがありました。
何も言えなくて・・・感想
遅れ馳せながら観賞。
難解で賛否がわかれるとは聞いていたが・・・
なるほど、わからん!
ストーリーとしては、核戦争より恐ろしい事態になることを防ぐために、主人公やニール達が「回転ドア」を利用し敵と闘うのだが、敵もこの回転ドアを使うので、もう何がなんだか。。
セイターの気持ちも理解できず。
世界中の命ひとりで背負ってんのか知らんが、道連れとか勘弁!
ちゃんと理解すれば凄く面白い映画なんだろうけど、二時間半もあるし、復習に観るのもしんどいかも(^-^;
あまり理解ができなかったので、これといった感想は書けず。。
最後の方の、
俺にはスタートだった、ニールにはゴールでも、、
的な会話が印象的だった。
再会は無いのか?
難しかったけど、時がいつか2人をまた導いて、続編があれば是非チャレンジしたい。
たった今見てきた!
情報量の多さ、遡行している時の現象説明とか情報量は多くて全部処理はしきれないけどそれを上回るアクションや画面映え、サウンドの威力が凄まじくて
理解は追いつかないけど何故か面白いって思えた!
変に丁寧に説明よりも、心地よい置いていき方をされた方が未知の世界観に没頭出来て結構好きだな〜
あと主人公がとにかく好み顔だった。
作品と真逆で、映画の評価としては単純明快
間違いなく好みが分かれる。
ストーリー偏重の考察ものが好きな人なら何回か見るなりして楽しめるかもしれないが、そうでない人にとっては苦痛。
自分は後者だった。
映像の技術は凄かったため退屈はしなかったが、楽しめたかと言われるとそうではない。
細かいところが気になってその処理が追いつかないまま、新たな謎がでてくる、の繰り返しで頭が痛くなる。
頭の良し悪しで理解度が変わるとかそういう次元の難しさではない。
いや、そもそも難しいとかいう言葉が不適切か。
理解しづらい。
結論、自分に向かないと思う人は見ないほうがよい。
逆行
テーマは時間の逆行による未来から来る敵の陰謀を阻止し、世界の破滅を救うこと。終盤の戦闘場面に至るまでに、色々伏線をちりばめ、終盤見事に辻褄があうがごとく回収する手腕は見事である。そしてホントの最後の最後まで、その手法が活きて来るとは・・・。その後のまさかの告白。ただただ唸るしかない。(1回観ただけでは理解不能との記事を何回か見たが、全くそうでもない。会話的には、そう捉えられても仕方がない所もあるが)
尚、作品名の「TENET」はラストの戦闘時間、10分間。最初のTENは順行戦闘員のTEN。後ろから読んだ場合のTENは逆行の戦闘員の意味を表す回文的な意味から来ていると思うのは、穿った見方だろうか。字幕上では「主義」となっていたが・・・
最後がとても腑に落ちる
タイムリープ物は基本的に頭を使うが、これももれなく。
しかし、いわゆるタイムリープとは違って逆再生としてみていると意外と混乱はしない。
大筋は、未来人が過去に戻って地球を滅亡から救うストーリー。
個人的には、ストーリーが進んでいくにつれて、
「そうじゃないと、辻褄あわないよね。」
と考えていたラストだったので、とてもスッキリ。
考えながら見るのが苦手な方は、事前にある程度、内容を理解してからみた方がおすすめではあります。
最低2回は観ないとわからないかも…
割と予告編の時点で難しそうな映画だな、と思っていたけど案の定、逆行していくシーンや登場人物の立ち位置などついていくのに苦労した。
正直ストーリーの半分も理解できないままエンディングを迎えた感じだったが、アクションシーンや伏線回収など飽きさせない工夫が色々な所に散りばめられていたため、なんだかんだ楽しめた。もう一回観に行こうかと思う。
すごい大作だが、感動は無い
長い作品ですが最後まで睡魔に襲われることなく鑑賞できたし、序盤の劇場テロ、飛行機が建物に突っ込んだり、カーチェイスのシーン等々、派手な見所はあるにはあるのだけど、、何故だろう・・何かが足りない。驚きや感動もドキドキも爽快感も何も無い。心拍数は最初から最後まで一定していた感じ。恐らく特撮やCGを駆使した映像技術は素晴らしいのでしょうが、ただ「凄い映像」をひたすら見せられただけ、という印象。映像以外が残念な仕上がり。
何故あの俳優が主役なのかも分からない。相手役女優のモデルのような美しさ&高身長と釣り合っておらず、恋愛関係に至るように全く見えなくて、違和感しかなかった。
ストーリーの題材はいいと思うが、わざと分かりにくくしてる?ようにも感じた。母と息子の話、必要かな~?この部分削除して本筋を深く描いた方がもっと良い作品になった気がする。
ノーラン作品の特徴なのだろうか?宇宙が舞台の凄~く壮大な話なのに、父娘の"愛"であっさり解決させちゃった「インターステラー」に似てると思った。逆再生の手法は「インセプション」で既に使われているのでさほど驚きもなく、むしろインセプションの方がインパクトがあった。CG使うなら戦場が静か過ぎて迫力不足だった「ダンケルク」で使った方が良かったのではないかと思う。
これまでノーラン作品4つ見た全般的な感想は「惜しい・・」かな。題材はいいのだが、中途半端というか尻すぼみなんだよな~。
とはいえ、本作は映画館で観ることをオススメします(1回で十分かと)。家でDVDとかだと多分集中力が最後まで続かないと思うので。タランティーノ作品みたいに"マニア向け"だなと思います。自分はMIや007シリーズの方が断然好きです。主役に華がほしいな、やっぱり。ボラプみたいに感動して自然と何回もリピートする人が多かったのと、話を難解にしてリピートさせ興収増狙うのとはなんか違うと思うんだよな~(笑)
10/11追記
絶賛コメント続々で同調圧力凄いから、正直に"面白くなかった"と書けない方々、少なからずいらっしゃるようですね。日頃、映画通で知られてる人は特に・・。裏アカウントで本音書くしかなくてお疲れ様です。
理解しようとするより感じた方が早い!!
最初の疑問を段々と時間の逆行で紐どいていくけど、最初の所はまた観てねと言うことなのか!?
2~3回観ると言う人がいるのも納得です。
頭を空っぽにして観て、理解しようとするより感じて観た方が、1回目はいいかと。
終わった後に色んな?と確認したいことが出てきて、また観たくなります!!
音楽がまた良い…
メインテーマのこう押し寄せてくるような戻るような重圧感のある音楽を劇場で感じてほしい!!
書いてたら、また見たくなりました(笑)
それくらい印象に残り考えてしまう映画!
よくこんな構想思いついたなと思います。
そしてそして、ニールが色々と格好良い!!
完璧すぎる型
IMAXで鑑賞。解説やネタバレは読まずに挑んだ。
まず、面白かったや分からなかった以前に酔った。カーチェイスのシーンから相当危険な感じがしていたが、逆行のシーンでもう私の自律神経は破壊された。その為、恐らくいちばん面白い筈の後半にかけて相当グロッキーであった。私が弱すぎるのかもしれないが...。何回も観ないと分からないのかしれないが、私は体質的に恐らく二度と観られないと思う。
そんな感じだった為、IMAXじゃない方が寧ろ良かったのかもしれないというくらい映像の凄さに目がいかなかった。ただ実際に逆行したら私の三半規管保たないだろうな、とは身を持って感じた。
肝心の物語に関しては...難解なのは設定や仕込みであって、それを引っぺがした瞬間超絶シンプルな物語になるよな、とは感じた。何よりケネス・ブラナー演じる悪役のセイターが割とストレートに悪で、いや悪としては良いけどその設定だったらもうちょっと深掘りできたのでは(仕込みが迂遠だよな)とか思うし、ジョン・デヴィッド・ワシントンは...あれだけの役割を負っているのにどことなく存在感があるようでないというか...。それは彼が「何も知らない」からなのかもしれないが。一方ロバート・パティンソンには痺れた。なぜだろう。
エリザベス・デビッキのヒロインは型に嵌りすぎているとも感じる。そう、これだけ複雑な世界観にあってもなんだか人物は皆型に嵌っていてそこから出られていない感じはした。名もなき男とニールの関係性でさえもその枠を抜けない。きっちりと嵌め込まれた物語の枠の中に設定も人物も完璧に配置されている感じ。いうなれば「遊びがない」。
物語全編に仕掛けられた謎や伏線には正直あまり興味がない。ネットには考察や解説が乱立しているが、私個人は「1回観ただけでは終われない映画」というのはどうなのか、という思いが根底にあり、恐らくそんなことは創ったノーランだって分かりきっていて敢えて好きにやっているのではないかと感じる。そこに乗るか乗らないかは鑑賞者次第であって、私は乗らないな、というだけの話だ。直感で観て感じたままでいいかな、という。
個人的にはよくできたエンタテインメントであり、先鋭的な映像表現であるとは思うが、逆にいうとそれ以上のものは感じなかった、というのが本音。画面酔いのせいかもしれない。
1回みただけではわからない
久々に見応えのある作品でした。
主役がパッとせえへんし(失礼)、自分の知らんキャストばかりでしたが、おー、なる程ねと考えながら最後まで楽しめました。
6歳の我が子もさっぱりわからんけどおもしろい言うてました!
も1回みて答え合わせしたいです。
う、う〜む…
緊急事態宣言に入ってからすっかり遠ざかっていた劇場での映画鑑賞。ノーラン作品か007シリーズでもなければまだ足を運ばなかったかもしれない。
とはいえ、久々の映画館での鑑賞は家での録画ものと違って巻き戻せない(笑)。
常に神経を映画の中に置いてないと話についていけない、そんな作品も多くなってる。
ノーラン作品は間違いなくその部類のものばかりだから今回気張って臨みました。
これは、いつものノーラン作品と違う意味で何度も見返したくなります。
でも冒頭シーンの◯◯は絶対◯◯だと思ったのに、最後まで触れられなかったなぁ〜
続編があって、そこで種明かしされるのかなぁ〜
これは、ノーラン監督からの挑戦状。
劇中にも出てきますが、
理解しようとするな、感じろ。
まさしく、この映画にぴったりな言葉。
考えたら負け。
その場に取り残されると思ってください。笑
この映画は、本当に難しい!
内容と仕組み自体はとても単純なんですけどね、、
本当に簡単に、大きな枠組みで言ってしまえば、"タイムトラベル"や"タイムマシン"のようなもの。
(大きな枠組みで言えば!ですよ笑)
未来から、過去、現代を行き来して、
任務を遂行しているお話です!笑
逆再生というところが、複雑になった原因ですね!
その時間軸が、中盤から入り混じってくる為、
また、話の展開が早すぎて、私たち視聴者に休む時間、考える時間を与えてくれない!
だから、少しでも、ん?って思ったところを、頭で整理しようとすると、その間に置いて行かれます!
なので、考えるのは後回し!
考えないことに集中すること!
とにかく、目の前の映像を全身で体験して下さい。
そうすると、ラストに進むにつれて勝手に
ん?っと思っていた部分が、どんどん解決していきます!
日本映画で言う、
カメラを止めるな!に少し似ていますね。笑
(後半でネタバラシ的な展開がね)
これは、ノーラン監督からの挑戦状だと私は受け取りました。
"俺の思考の境地まで登ってこいよ"
そんなメッセージが込められてるような。。
誰もが分かるような、もっと分かりやすい内容であれば間違いなく限りなく5.0に近い、最高の映画なはず!!
理解できないがために、こんなに面白くても評価が3.7になってしまったんだなと感じます。
私も7割くらいしか理解出来てないので、
4.0という評価にしました!
ですが、この映画は最高です!!
1回で理解しきれなかったのが悔しい!と思えるほど。
まんまとノーラン監督の戦略にハマってしまったというわけだ。
久々にこんなにハラハラ、ワクワクした映画を見た気がする。
ノーラン監督は、ほんと天才なんですか?
悔しいから2回目は観ません!笑
(本当は観たくてしょうがない笑)
p.s
なんてったって、ニールでしょ!
ニールが全部持ってった!!!!!笑
映像美だけでも映画館で見る価値あり
iMaxで観ました。
ノーランがやろうとしている未体験映像だけでも映画館で観るべきですね。内容理解は置いといて、アクションを楽しみ行ってみて下さい。
「粒子の対消滅」とか物理学好きの私はそこんとこ理解したいので、リピートします。
後、エリザベス・デビッキ超絶美人です❤️
解説動画→2回目鑑賞でやっと全部理解できた
みんないう通り、1回目で全て理解するのは絶対に無理!
YouTubeで解説動画を見漁って、順行・逆光の流れを理解して再度見ると、かなりわかりやすく、誰が何をしているのか把握しながら見ることができた。
一回目では、誰が順行で誰が逆行かすら把握できなかったのと、画面に移されてないところで逆行→順行に戻ったりの行動があるようでその辺を脳内補完するのが難しかった。
ちなみにネタバレなしの予習動画も見て行ったけど、エントロピーが低くなるから逆行できる、とか、陽電子が、、とかはストーリー的には重要ではなくて、時間を逆行する人たちの行動の流れの整理が一番重要で難しかった。
全ての流れが分かると、ストーリーの流れもよくわかり、面白い!時間逆行の設定の描き方が話をややこしくしすぎてしまってるけど、理解の苦しみを乗り越えると逆に理解できる楽しさもあり。
最後ニールが自分の死の瞬間を自覚して、アイブスに付いていくことを決めるシーンは泣ける。なんてかっこいいんだ、、ニール、、
ちなみに妥協をゆるさない監督は、飛行機突っ込むシーンのやり直しをさせたらしい。1回目は突っ込みすぎたとかなんとかで。「やり直し!」っていわれた瞬間のスタッフを思い浮かべると、かわいそうだけどなんか笑えてしまう。
ニールが子供説は賛成派、反対派がいるみたいだけど、2回みて子供だったんだな!と確信した。理由は、主人公が勝手に助けたキャットをニールがちゃんと看病するのは母親だから、っていうのと、何より最後のシーンでキャットからの電話で主人公がプリヤからキャットを救った時、世界が滅びる爆弾は爆発しそうだった(表現は忘れた)的なナレーションがあったので、プリヤが親子を死なせる=ニールが将来過去に戻ってスタルスクで主人公を助けられなくなる(世界が終わる)なのかなと。
長い映画だけど最初から最後まで惹きつけられて飽きがなかった。いつもは途中で時間が気になっちゃうタイプなんだけど。アクションシーンも派手で満足。
いや〜面白かった、2回の鑑賞料で、考察時間含めてそれ以上に楽しめるコンテンツだった。
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