「世界を壊したい男と救おうとする男」TENET テネット ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
世界を壊したい男と救おうとする男
冒頭、見始めてすぐに分かった。
また映画館で観るべき映画を見逃してしまったんだと。
タイムパラドックスで難解。役者ですら、自分が何を演じているのか分からなくなると吐露していた映画。
迷って観に行かなかったのを後悔。
タイムパラドックス、世界は多次元なのか、過去への干渉は未来をどう変えるのか。いまだ解明されてはいない。
時間軸を遡り、進めば後退し、火は身体を凍らせる。設定は複雑だが、主軸は世界を壊そうとする男と、救おうとする男にある。
特殊部隊の男を助けるニールとは何者なのか、黒幕は誰なのか、
世界を救うことは出来るのか。
すべてが明かされた時に、胸がグッと熱くなる。
2時間半、ストーリーや登場人物を理解しようとしなければ、この面白さは味わえない。
この作品を世に送り出したクリストファーノーラン監督の才能に改めて賞賛を。
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