劇場公開日 2020年9月18日

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「少し前に、なんの映画だったろうか、予告編を本編が始まったかと勘違い...」TENET テネット CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5少し前に、なんの映画だったろうか、予告編を本編が始まったかと勘違い...

2021年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

少し前に、なんの映画だったろうか、予告編を本編が始まったかと勘違いしたのは。そう、あのときの本編かと見まごう予告編は、本作 「TENET」 の予告編だった。本作のオープニングの映像5分間を、丸ごと予告編としてやってくれたんだね。

今回、ようやくIMAX版で本作を観る機会を得た。みんなが 「よく考えないとわからない」 とレビューしているのをみて、みなさんのレビューを読みまくってから、観ました。そのおかげで、ストーリーからおいて行かれることはなかった。もしもこれから観る人がいらしたら、本編のセリフ 「唯一の脱出方法は、侵入方法でもある」 を覚えておくとよいと思います。ネタバレせずに言えるのは、それくらいかなあ。"時間の順行と逆行を重ね合わせた映像" という編集テクニックを、十分ご堪能ください!

映画は、あいかわらずノーラン監督らしい派手さ。「インセプション」 のテイストで、「ダンケルク」 を撮ったみたいな映画だったなあ。カーチェイスでは、あいかわらずのトレーラー好き。

観る前は、「観終わったら、いろいろなことをレビューしよう」 と思っていたのですが、結果的にはシンプルなレビューになりました。ノーラン監督の作品は、観てすべてなのかもしれません。

あいかわらず、「まったく抒情的でなく、圧倒的に叙事的」 なノーラン作品を堪能しました!

CB
kossyさんのコメント
2024年4月25日

CBさん、コメントありがとうございます。
CGが全盛の時代にあっても俳優に負担を強いる撮り方もノーラン監督のこだわりなんでしょうね~たしかに俳優さんたちが苦労話を笑って語り合っていそうです!

kossy
pipiさんのコメント
2023年1月26日

〉まったく抒情的でなく、圧倒的に叙事的

素敵な表現です〜♪
サヨナラ リリカル。エピック万歳www

また、CGにおいても1982の「トロン」の頃には感動したものですが現在のように何でも描けるようになってしまっては興を削がれるものでしかありません。

ノーラン監督の徹底的にCGを使わないこだわりは「これぞ映画!」だと嬉しがらせてくれるんですよねぇ

pipi