「才能の開花と難民の現実。」ファヒム パリが見た奇跡 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
才能の開花と難民の現実。
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バングラデシュの子どもがチェスが強く、GMに会わせるとパリに連れていかれる。
それは父親が政府への反対運動に参加していて、祖国にいられなくなり、パリに難民申請するためにやってきた。
チェスは強く、最後は全仏大会で優勝する。
その裏で父親は国外退去命令が下され、捕まる。
難民を助ける意味もあり、チェス学校の仲間がファヒムに泊まりに来るよう誘ってくれたり、何かあればすぐ助けようとする姿、そしていろんな民族がいるということ、難民に対して寛大で受け入れる心があるのだ、と暖かい目で鑑賞できた。
父親のダメっぷりがファヒムとの対比になり、サクセスストーリーのように鑑賞できた。
また、難民の現実も垣間見られ、社会派の作品である。
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