劇場公開日 2021年10月15日

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「質のいい作品ではあるが…時系列には整理が必要」Our Friend アワー・フレンド たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0質のいい作品ではあるが…時系列には整理が必要

2021年8月30日
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鑑賞方法:試写会

知的

寝られる

正直こういう題材のドラマは胸を締めるのであまり直視できない。今作に関しては、時系列のリミックスもあって、ますます観にくくなっていて、「うーん…」としか出てこない。

洋画をあまり観ないため、どれがどういう経歴の俳優さんとか知らないので、純粋に作品にハマれるかどうかで観ている節はある。今作は病気の妻と献身的に支える夫、その家族を包み込む親友の3人を主軸にした物語。

ごく普通の親友という振る舞いながら、デインがとにかくお人好しすぎる。なぜ面倒を見てくれるのか、間を取り持つのか、犠牲を払えるのか…。そこがはっきりと見えにくいのが作品として入りにくかった所。もちろん、ガンになったニコルに心が痛み、その献身な姿勢はグッとくる。また、家族に良くある、すれ違いと素直になれない空気を取り持ってしまうのも何か特別感がありすぎるというか…。要は、そのフレームに付いてくるべき内心があまり見えないのがイマイチ乗れなかった理由。

映画館で観ればフィーリングは違かったかもしれないが、時系列のミックスは正直辛い。整理するのが大変だからである。その時々で関係性が変わるというのは分かるものの、それを混ぜて見せる必要があったのか…と疑問が残る。凄く良い作品なんだろうけど、それを感じにくかったのが惜しい。

エッセイがベースだけに、大きなサプライズが待っているわけではない。しかし、家族とそれを支える親友が心を通わす刹那は、間違いなく彼らにとって幸せなのだと思える。結婚してからまた観れたら。

たいよーさん。