映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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何度も観たくなる、深い映画
東宝の公式のYouTubeに上がっていた冒頭3分の動画やエンドロールを見てクオリティに驚き、観に行きました。
しかし、YouTubeでクオリティを判断した自分は間違っていた。映画館で観る圧巻の映像とサウンドや音楽に開始数十秒で震えました。
自分は絵本を読んでいたしなんとなくこんなストーリーだろう、あの部分で泣けるんだろうと予想して行きましたがボロボロと涙が止まらないほどに泣きました。
『えんとつ町』なんて可愛い名前とは逆にあまりにも作り込まれた町の外観にのめり込み、主人公ルビッチとその両親の家族愛にも感動しました。
そして『なぜ、えんとつ町なんてものができたのか』異端審問所?時計の針が?星読み?
はっきり語られなくても多くの謎が残されてる世界観。
上映後にパンフレットを買ってみましたが、何度も観て確認したくなる仕掛けがたくさん!
2020年、挑戦者であり父親である自分には刺さりまくりのストーリー。観れば人生観が変わる
必ず子供にも見せたいし自分も何度も観たいし、落ち込んでる人や人生に悩んでる人がいたら観て欲しい。
そんな最高の映画でした。
本当に感動しました。
ストーリー、音楽、画像、登場人物たちのキャラクター、、、全部全部全部に感動しました。
想いのたくさん詰まった作品。
涙が出るシーンが何箇所もありました。人生について、環境について、色々と考えさせられる要素もあり、子供が小学校にあがったら、絶対観せます。
涙は勝手に溢れ出るものなんですね。
ほんとに感動しました。
ストーリーはもちろん、壮大なスケールで描かれる背景。
夢をあきらめない主人公と夢をあきらめた人たちがどのようにしてそうなってしまったのか?
それは今の現代にも通じるものがあると。
純粋に感動できる映画でした。
えんとつ町のプペル
【後世に残さなければならない作品】
プペル素晴らしいかったです。
一回しか見てないのに
感動し涙し、もうクタクタです
泣いてなかったのはトロッコのシーンだけでした。
セリフや映像が
ずーっと心に刺さり続けました。
『わたしの生き方はどうだ?』って
西野亮廣さん
いまや多くの人に賞賛されているけど 異端と呼ばれ 皆から疎ましくされる日々も自分の夢を諦めず、信じ続けた
まさに、ブルーノ プペル ルビッチ
夢を諦めた人々は 夢を諦めない人を見ると攻撃する。だって、諦めたことが間違いになるから
私ももう異端になることを自分に許します。
世界を良くするために異端になることを自分に許可することにしました。
そのために生まれてきたんだもん。
今日も明日もみんなに笑顔ぎ溢れるように
わたしは更に進化することを約束します。
そして、この映画を子供達に
後世に残し学校では必ず観るくらいになってほしい映画です。
「絵本の映画化」じゃない
元々映画の脚本から始まったんですよね、この物語。
決して奇をてらった作品じゃない。王道ド直球のファンタジーなんです。だけど、この映画には様々な背景がある。
夢を見れない今の世の中に、堂々と「信じ抜くんだ」っていうメッセージを投げ込んでいて、本当に誰もが自分に想いを重ねて見られる映画です。
子どもから大人まで、絶対に刺さる。
誰にでも1度は経験したことがあるんじゃないでしょうか?
数十年、数百年変わらない人類の思いの丈を伝える映画が、えんとつ町のプペルだと感じています!
この映画を是非見に行って欲しいと思います!
観て良かったと必ず言ってもらえるので!
映像酔いする人は序盤注意
序盤の方に、映像系のアトラクションに乗ってるような感覚になり、ちょっと気持ち悪くなった。
ストーリーはそこそこ良いが、深みはない。
キャラの薄さはかなりひどい。特に悪役の表現力の無さは、、
映像に表現力が無いから、全部言葉で伝えるしかなく、2回目みたいとは思わない。
そこまで売れてないゲームの映像のようだった。
同じストーリーでも絵柄や映像の作りが良ければ、もっといい映画になったと思う。
だからこそ残念かな。
とゆうかこの映画を見てる人がみんな大人でびっくりした。たしかに、わざわざチケット買って、このコロナ禍に子供に見せる映画でもないかなー。
STUDIO4℃
STUDIO4℃は相変わらず良い仕事しますね。
作画のダイナミズムとディテールの書き込み、演出のおもしろさ、色構成のこだわりとか、見てて引き込まれる。
「海獣の子供」は脚本が残念だったけど、今回の原作者・西野亮廣さんの脚本はとても作り込まれていて高水準。
親子の情愛とかなかなか泣けるるし、複線も気が利いていた。
キャラ設定も個性がはっきりしていて面白い。
人だけではなく、コロナ騒動の現代を予見するような社会的視点も鋭さがあった。
声優さんも実力派ぞろいでみなさんうまい。
芦田愛菜ちゃんがこんなうまい人とは知らなかった。
十分世界に誇れるジャパン・アニメーションでした。
CMで期待したけど微妙。そして怖い。
映像と音楽は悪くないです。ストーリーはなんか似たような話を何万回も見たことあるなって感じ。CMのフリもあり、すぐオチまで予想がつくチープな感動ポルノ。
ミュージカル調だったりMV風だったり、新しい表現なんだろうけど自己満足だなってところが多かったです。
正直、意識高い系映画という印象。自己陶酔というか、自我!自我!自我!みたいな感じで作り手の持論が透けていてスン…となりました。共感性羞恥が働きます。
泣きシーンもあるんですけど、映画や感動エピソード系見慣れてると特にって感じです。すすり泣きしてる人はいたけど、あのBGMの威力の割りには全く泣けなかった。まあよくある感じ。
一緒に見に行った姉もスタドラ2でかなりドラ泣きしてきたのにこっちはちょっとウルッときたくらいで後は冷めてたみたいですね。
よくわからないけど勢いはあった。途中ダレたけど。
セリフも意外性は特に無く、予想通りのセリフと展開で終わります。何番煎じかわからないような話でした。
でもそのわりに解釈しにくい演出も多くてなんだかな……。ただSNSの感想を見る限り、私が首を傾げていた部分は原作の絵本見ていたら見え方が違っていたのかもと思います。
絵本原作だからこれで良いのかもしれませんが、肝心の子供は退屈だと思います。
色々やってテンポ良くしているわりには詰め込みすぎて途中から冗長に感じたので、もっと縮めてやりたいことも減らしてコンパクトにまとめた方が良かったんじゃないかなあ。
声の演技も気合は入っていたと思いますが声がちょっと浮いていたので、もっと子供っぽかったり絵本的な雰囲気の本業の声優さん探した方が良かったのでは。
色遣いは好きでしたね。映画館でお金を払って見るほどではありませんが……。
何が嫌って、まあ最悪ではないけど微妙だったな〜と思って退場しようとしたら一部の人たちが立ち上がって拍手し出したこと。
ゴソゴソ荷物まとめ始めてた観客までみんなシーンとして異様な雰囲気になりました。
拍手もバチバチバチ!!!みたいな全力の拍手でその人たちだけずっと泣いていました。釣られて数人が10秒くらいパラパラ拍手して、他はみんな固まって息を潜めている感じ。
姉は最後まで座っているタイプだからいいけど、私はトイレに行きたかったこともあってさっさと出たかったのに退場できず。怖すぎます。
帰りに調べたらこの映画はオンラインサロン系で、拍手のタイミングも遠回しに指示があったそう。だからあのタイミングだったのか……。エンドロール終わりかけですが初見で拍手するには微妙なタイミングです。びっくりしました。
もうね、芸人の絵本原作じゃなかったの!?と。
調べるまで諸々詳しくなかったので本当に恐怖体験でした。
あのCMでカルト系とは分かりません。CMはすごく良い感じで楽しみにして行ったのに。
観てもいないアンチが星1レビューするのはどうかと思うのですが、同様に星5レビューもあの人たちがやっているのかと思うと怖いものがあります。
単純に映画の出来だけなら星2〜3が妥当な評価かな。好きな人は好きだと思うのですが、映画館でお金払って見るならもっと良い選択肢がある気がします。
一応言っておくと見るのは時間の無駄、みたいなゴミ駄作ではありません。好きな人は好きそう。
ただCM見て音楽と映像のどちらかがめちゃくちゃ刺さりまくってどうしようもない!みたいな人以外は、見るのは地上波やアマプラに来た時でいいんじゃないかな。
そんな感じの映画でした。
内容はいいのに映像が残念。
2回みましたが、2回とも泣けました。本当にいいストーリーで本当に最高の映画でした。
が、映像が残念でした。背景とキャラクターに統一感がないように思えました。
引きの時のキャラクターたちがガサガサ感も気になりました。
ただ内容は本当に良かったです!!映像が綺麗と言ってる人もいるので好みなのかなと思います。
えんとつ町は現在の日本そのもの
戦時中の日本に似ていると思った。えんとつ町では、町を支配する中央銀行が、空を煙で覆って外の情報を隠し、体制に異を唱える者は異端審問官が排除する。
戦時中の日本では、大東亜共栄圏などという絵空事を無邪気に信じる国民と、日々刻々と悪化する戦況を押し隠し、御用マスコミを従えて嘘の情報を流し続ける軍部、それに反体制的な人間を捕えて拷問にかける特別高等警察(特高)がいた。
えんとつ町の宗教はどうやらキリスト教らしく、ハロウィンの夕方が物語のスタートとなる。どこかしらに神父なり牧師なりが登場したら、よりそれらしくなったと思う。天才西野にしては凡ミスだ。ダンスのシーンが一度きりなのも少しさみしい気がする。
とはいえ、全体を通じての世界観は大したものである。冒頭から異端審問官の出現までのシーンは文字通りジェットコースターのようにワクワクしながら進む。アニメーターの方々の気が遠くなるほどの努力には脱帽だ。
ゴミからできたゴミ人間という発想は、恐ろしく秀逸である。天才西野でなければ生み出せなかったキャラクターだと思う。頭の中まで整理整頓を求められる世の中に対して、これほど典型的なアンチテーゼの存在はない。ゴミが臭いという事実も臆せずに前面に出す。存在そのものが異端であるゴミ人間と、同じく異端であったブルーノの息子ルビッチとのやり取りは最高に面白い。
そして最も愉快だったのは炭鉱泥棒のスコップのマシンガントークである。声を担当したオリラジの藤森慎吾はまさにこれ以上ない適役だった。単なるおしゃべりというだけではなく、物語の展開に大変重要な役どころとなっている。特に「煙のでない爆薬」は彼がいちばん重宝している道具であると同時に、物語のキーアイテムでもある。ここにも天才西野の発想が光る。
藤森慎吾以外の声優陣もみんな役にぴったりで、芦田愛菜のルビッチが感情の起伏の激しいのに対して、常に落ち着いた窪田正孝のプペルという対比がこれまた傑作で、動と静、子供と大人みたいな感じがそのままラストに繋がっていくという仕掛けも楽しい。伊藤沙莉のアントニオの子供時代の伏線もきっちり回収される。終わってみるとすべてのシーンに無駄がなく、大団円に繋がっていったことが判る。とてもよく出来た作品である。
エンドロールを観ながら考えた。えんとつ町のようにひとつのパラダイムで支配しようとする一元論の世界は、どうしても異論を押さえつける必要が生じるから、弾圧組織である異端審問官や特高警察などが必要になる。彼らは任務遂行に熱心になるあまり、異端でない者までも異端として拷問し、殺害するようになる。ヒトラーだけが正しいというナチスも大東亜共栄圏を唱えた戦時中の日本の軍部も一元論の典型だ。
2020年の現在、現実の世界でもアメリカ・ファーストを称える一元論の大統領が出現したり、戦前の日本をトリモロスという一元論の首相が現れたりしている。どうにもキナ臭い時代になってしまった。アメリカはトランプを捨てて民主党の大統領を選んだが、日本は相変わらず裏金もらい放題、選挙違反し放題、収賄し放題の自民党が政権を担い続けている。有村架純がホーダイ、ホーダイと歌うCMは自民党に捧げる歌に違いない。悪役を宮根誠司が担当したのも何かの皮肉だろうか。
えんとつ町は現在の日本そのものだ。革命家ルビッチが日本に現れなければ、このままコロナ禍と政治の無策で日本は崩壊してしまうだろう。
美しい色彩表現と個性的なキャラクターの数々
まず、わかりやすいシナリオであったため、老若男女問わず楽しめる作品だと思いました。そこに、独特で美しい色彩表現と個性的なキャラクター達がマッチして、さらに作品の良さを引き立てていたと思います。
一つのテーマとして友情というものをあげていましたが、わかりやすいシナリオが故に、ある程度予測しやすいテーマの展開内容でもあったので、映画に新鮮味を求めている方にとっては、少し物足りなさを感じるとも思いました。そして、作中に2度程J-POPの挿入歌を挟む場面がありましたが、どうぞ感動して下さいと言わんばかりだったので、もっと自然な音楽を入れて欲しかったなと思いながら観ていました。
しかし、映画終盤にかけてキャラクターのセリフ1つ1つに重みが増し、思わず泣いてしまいそうになる場面が多々あり、プロットの積み重ねが素晴らしいものだと実感させられました。
全体を通して非常に感動させられる作品でした。
親子で楽しめる良作
娘(11)と見に行きました。小さい子にもわかりやすいストーリーと、大人にも刺さる深いテーマ、圧倒的に美しい映像と、声優以上に声優しているキャストの名演技。どれをとっても一流の、素晴らしい作品でした。
ゴミ人間の物語ときいて、子どもにはとっつきにくいキャラなのでは?と心配していましたが、話が進むにつれて親近感が増したようで、ラストでは親子で感動しました。
鑑賞前から楽しめる稀有な作品
絵本は全国で個展が開かれ、Youtubeでも多くのアーティストが主題歌をカバーし、子ども達もすっかり主人公や歌に親しんだ状態で家族で鑑賞できました。
5歳の息子も2歳の娘も楽しめ、妻は途中から泣いていました。
挑戦するすべての人の癒しになり、背中を押してくれる映画だと思います。
夢を諦めた人にも希望を与える、そんな優しい作品だと思います。
ぜひ、親御さんは子ども達に見せてあげて欲しいです。
暇つぶし
時間があったから暇つぶしに鑑賞。
キングコブラの西野とか言う芸人の映画らしいが、芸人の知名度にあやかって甘い汁啜ろうとしてるクリエイターの汚ない汁を啜らされているような映画でした。
汁を啜れるポジションの人は良いけど作り手って、仕事を選べなくて可哀想ですね。
期待しすぎるとつまらない
他の低評価ぎみの方々のレビュー内容は決してアンチとかではなく、素直な感想だと思う。
最初はミュージカルで???となり、これはオープニング音楽みたいなものかな?と気を取り直して
映画の世界に集中しようとすると、次はアトラクション。これも、なんだか良く分からない。勢いだけ感じる。アトラクションまでがオープニングかな?と、気を取り直してるうちに今度は、セリフもなんもなくミュージックビデオ状態になってしまう。
???となっているうちに、メッセージがナレーションで直接伝えられるので、感情移入できない。
夢は語れば笑われる叩かれると言葉でメッセージされ、その表現が物理的に「ホラ殴られたよ」と見せられても、目的に対しては何も害を受けてない。
ひがみ、妬み、嫉みからくる妨害やヒヤカシの類でココロをなじられる、仲間も仲間面しているだけで蓋を開けたら自分保身だけ、結局裏切られて挫折する。
みたいなリアル描写から始まり、それでも夢を追いかけて、でも力が足りなくて中々形にならなくて、それでも続けて力を付け始めた時にようやく一人また一人と興味を向けてくれる人が現れて、それでも邪魔がはいるのを何とか乗り越えて最後は目的地に到達する。
みたいな描写は一切なく、トントン拍子にアッサリ目的は達成されていく。
このあたりの描写は、もはやキンコン西野さんの映画えんとつ町のプペルまでの道のりの物語を知っている方が勝ってに補完してる様な、その背景ありきで成り立ってるような作品にも感じる。
逆にいうと西野さんの背景をしらないと、ただただ綺麗な映像のナレーション付きミュージックビデオを見にきた感じになる。
ただ、見終わった後の空気感は何か心地いい。
綺麗なものだけ見せられてちょっと現実忘れる感じというか。
この映画のメッセージを受け取りたいなら、ラピュタの方がしっくりくる。
改めてジブリのすごさが逆にわかってしまう。
ただ、西野さんの語る絵本作家になってから映画ができるまでの道のりありきで見ると
よくぞ、ここまで!と拍手を送りたくなる。
なので、この映画は西野さんの物語が本編で副産物が映画えんとつ町のプペル。
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