映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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客寄せ「商品」ではなく西野亮廣氏による「作品」
この映画は、興行収入を狙ったいわゆる「商品」ではなく、あくまで西野亮廣氏が世の中に伝えたいことを詰め込んだ西野亮廣氏の「作品」である。
ゆえに、少し詰め込み過ぎ感は否めない。
ただし、伝えたいメッセージはしっかりと伝わってくる。
夢を追っている人、夢を追ったことのある人、にはグサリと刺さるものがあるだろう。
ルビッチが突きつけてくる「僕は夢を追ってその先を見た。お前はどうだ?」という強烈なメッセージを感じ取ることが出来る。
私自身、
「私は………。まだまだだな。もっと頑張らなければ…。」
と感じ、涙した。
表現するには難しい感情。
おそらく感じられない人もいるであろう感情。
悔しさなのか。嫉妬なのか。憧れなのか。羨ましさなのか。
きっとあなたにも届くものはあるはず。
素晴らしい作品。
子どもよりも大人に観て欲しい作品。
未来ある子どもたちにこの想いを届けるために、大人こそ観るべき映画。
ドキドキするじゃないか!
観終わったあと一言では言い表せない、夢の中にいたような感覚になります。
映画後会場中が拍手。初体験でした。
言いたかったこと、人から言われたこと、辛かったこと、忘れようとしてるもの、見ないようにしてるもの、色々思い出しました。
アニメ映画ですが、歳を重ねた人にこそ響くストーリーだと思う。
藤森さんのスコップ好きだな〜
私もドキドキするものにいつまでも素直でいたい。
家族で見ても、一人で見ても楽しめそう。
みんな泣いてた。
今年も頑張ろう!
そこまで悪くもない
西野さんに対してこれまで1円もお金を落としていないし、テレビで年末からよく見かける人だな、くらいの関わりです。
サロン所属の方のネガコメントが多いようですが…火がないところに煙は立たないという事かなと思いつつも、通りすがりのものがフラットに映画を見てみて、そこまで悪くもないんじゃないかな、と思ったので。
絵や音楽は綺麗だし、声優はうまいし、世に問うメッセージ性もさほどの押し付けがましさや違和感も感じなかったし。1000円程度の料金を支払うエンターテイメントとしては、個人的には十分成立していると思いました。
処女作にしては、上出来ではないですか?これより出来が悪い映画なんて五万とあるし、だいたい批判している人は、自分で何かものを生み出したことがあるのでしょうか?
映画や美術館をゴールとして、数年前にバックキャストして絵本を書き始めた、というような話を聞いたような気がします。夢を見ているだけでなく、ちゃんと人を動かして、実際にここまでこぎつけたことと、この映画の世界観が繋がって、十分に素晴らしいと思えました。
製作者が“前に出すぎた”不幸な作品。
5歳の娘と観劇。言葉がやや難解なため、娘の興味は途中から薄れてしまったが、作品自体は悪くなかった。
作品のテーマは
“同調圧力に抗う異端者が見る希望”だ。
それは製作者の西野氏がこれまでの半生から絞り出した、渾身のメッセージだったと思う。
お笑い芸人としてブームに乗り、一応の成功を果たした西野氏だが、様々手段で自身を表現したかったのだろう。
そういう西野氏にとって、芸人や芸能界、テレビの世界は大変に窮屈だったに違いない。
成功者と見なされる世界に見切りをつけ、絵本の世界、映画の世界へと歩み出した異端者・西野氏の人生が、この映画の主人公・ルビッチとリンクする。
それは、全体主義がはびこり、同調圧力が強まる現代日本において、痛烈な主張となっている。
凝り固まった常識を捨て、その先にある広い世界に目を向けよう。西野氏のメッセージは伝わるものがあった。
確かに、子供に向けた作品にするならば、熟語が多かったため、もう少し平易な言葉を使ってもいいと思った。
また、目を背けたくなる暴力的なシーンもあったが、それを差し引いても、悪くない作品だと感じた。
1番の問題は、この作品を多くの人たちが、元・お笑い芸人で、原作や製作総指揮を努めた西野氏の作品だと分かった上で観劇していることだろう。
この作品の評価が大きく二分されているのは、作品自体への評価ではなく、信者とアンチの、西野氏自身への感情が二分されているためだ。
これほど作品にとって不幸なことはない。
例えば宮崎駿氏は偉大なアニメーターだが、ナウシカやトトロの存在を超えることはあり得ない。
確かにキャラクターは表現者を体現するもので、自己の分身のような存在だろうが、一度表現されたキャラクターは、表現者の手を離れて、観客との共同幻想において存在するものだ。だからこそ宮崎駿氏はキャラクターに過度な主張を背負わせない。
しかし、この作品のキャラクターたちは背負いすぎているように感じる。
西野氏がどこまで自覚的か分からないが、西野氏のこれまでが知られ過ぎていることがひとつ。
また、作品の製作過程の公開などビジネスとしての成功なども見せられると、観客として純粋にキャラクターに感情移入する気を萎えさせているようにも感じる。
それは興行として成功をおさめたとしても、表現者としては失敗以外の何者でもない。
それはこれからも表現者として、西野氏だからこそつきまとう大きな課題だ。
表現者はもっとそのキャラクターを愛し、だからこそもっと自由にさせてあげてほしい。そうすることで観客もより深くキャラクターを愛することができるだろう。
講談
声優陣のマッチングの良さと映像のクオリティの高さ以外では、ブルーノのまるで講談のような長台詞がクライマックスにうねりを与えていて、素晴らしいと感じました。(うるさいとの意見も理解できます)講談と映画の融合はアリかも?
残念ながらそれ以外の点は一般的な水準を下回っているように感じます。説明セリフが多すぎたり、キャラ掘り下げが不充分で物語に入り込めませんでした。
賛同できるテーマだけにもったいないな〜と感じます。なので次回作期待してます。
作った人間で決めずに、作品を見て欲しい
煙突からでる煙に空を覆われ何処か薄暗い印象のある町
そんな中で生きる少年がある日ガラクタの謎の生き物?プペルと出会う
閉塞感のある世界である出会いによって物語が大きく動き出す、物語としては掴みとしてはあり触れた物ですが
ようは見せるにはどうすれば良いのかっという事だと思いました。
こういった作品は過去にも幾つかあり手塚治虫のメトロポリス、宮崎駿の天空の城ラピュタ、吉浦康裕のサカサマのパテマ
出会いによるによる少年少女のジュブナイル、成長系は自分的にはとても良くおもえました
ですが、帰ってからレビューを見てビックリしました批判も多く見られ幾つか見ましたが、いくつかのは作品っというより
製作者キングコング西野や彼の作っているグループに対する批判が多く見受けられました。
作品としては悪くないのにとても残念だなっと思いました。
ここは映画のレビューの場なので作品の内容に触れて欲しいなっと思いました。
私個人としては鬼滅なんかよりも小さなお子さんに見てほしい作品っと思います。
タオル用意してたけど?
涙でグチャグチャになるって
という期待が外れアレ?と
複雑な気持ちです。
西野さんを応援してるファンが
過去の経緯がわかるからこそ
感情移入しすぎて評価が高い気がします。
もちろん私もファンの1人ですが
熱狂的なほどではないからかな
シングルマザーなので、
病気がちな母は良くあるとしても
死んだお父ちゃんがヒーロー設定
強すぎて
父親を知らない子とか
父親に会えない子とか
複雑かもなあ、なんてこと
余計なこと考えちゃったり。
子どもは余計なこと考えず
見て感想きいたら面白かったと
ゆってました。
色々期待して
前情報入れ過ぎたせいなのかもしれませんので
変わらず
西野さんの夢やチャレンジは
応援しています!
映画館初めはこれで!
去年は開演ギリギリに滑り込んだため、
私は1番前の席で視聴しました。
だからこそか
前回は臨場感たっぷりで大満足でしたが、
今回は1時間前にスタンバって真ん中辺りの席を
指定しました。
この映画は座席によって印象が変わります。
2プペ3プペとリピートに耐える映画だと思います。
宝石箱のような映画。
この映画は絵本というよりは「漫画」であり、アニメ映画というよりは「アニメ的なテレビゲーム」という印象だ。
それは見てもらえば納得すると思うが、私が一番驚いたのは「笑い」の部分である。 今はお笑い芸人がメガホンを取るのは当たり前になっているが、その多くは自身の笑いが強く出てしまっている。 それは悪いことではないが、その個性的な「ギャグ」によって作品の世界観が一瞬で変わってしまうこともあるのだ。
しかし「えんとつ町のプペル」には、それが全くない。 大笑いするほどではないが至る所に「小さな笑い」がちりばめられていて、それはまるで疲れたときに食べるチョコレートのような甘い快楽を脳に与えてくれる。派手なアクションや少しダレてきた後にコレがあると、またすぐに作品には入り込むことができるので欠かせない。
この作品に一番合う「笑い」は、決してメインディッシュにはならない。しかしそれは優秀な声優陣やクリエイターによって、派手さはないが全く見窄らしくもないオードブルになっているのだ。
また、映画「えんとつ町のプペル」にはアニメの持つ普遍的な美しさある。それは描いた絵が動き出すという魔法と登場人物たちの信念が、観ている者たちにとって「鏡」となるからだ。この作品は、まさに今の自分を映す鏡なのだ。
ただ楽しむというだけでは終わらない、新しい自分に気付かせてくれる良質な映画である。
ただし、それは巨大なスクリーンに「西野亮廣」という男の顔がちらついてしまうのなら大問題だ(笑)
これから鑑賞予定の方は、まずは「絵本」が原作であることと「西野亮廣」という人間が描いたものであることは忘れて観ることを勧める。
そうでなければ、このアニメ映画史に新たに現れた名作の素晴らしさを見逃してしまうだろう(笑)
子持ちにみてほしい映画
最近赤ちゃんが産まれたため、母親目線で観ました。
ルビッチ一家の家族の絆の深さに感動しました。
ブルーノの信じていた奇跡が訪れる瞬間、息子を愛する心、家族を信じる心が感動的でした。
私もルビッチ一家みたいな家族関係を築きたいです。
何度も観たいと思える映画でした。
もしDVDが出たり、続編があるならば息子が大きくなったら、親子3人で観ます。
自分もえんとつ町に入り込んだような臨場感!
ルビッチとプペルが、トロッコでえんとつ町を駆け回るシーンはまるで自分もトロッコに乗っているような感覚になり、冒頭からわくわくが止まりませんでした!ここから先どうなってしまうんだ?という気持ちで、自分もえんとつ町の雰囲気に飲み込まれていきます。
冒頭でえんとつ町の一員になった後は、プペルとルビッチの友情やアントニオやその友人たちの葛藤に心を打たれました。現代の夢を何かの理由で諦めてしまった人と夢に向かって突き進む人の心境や行動が描かれていて、とても考えさせられる物語でした。
また、ルビッチの父ブルーノが周囲が何も言おうとも自分の信念を貫き通す姿は、子供たちはもちろん、大人も学ぶことが多いキャラクターであると思います。
圧倒的な映像とストーリー、そして共感しやすいキャラクター
オープニングからエンディングまでの圧倒的なアニメーション、涙を誘うストーリーライン、それだけでも一見の価値ありです。そして何よりルビッチの元友だちのアントニオたち。学校や友だち、グループから仲間外れにされないために少し浮いてる人を傷つける、そんな誰でも子ども時代に経験していそうなこともていねいに描かれているので、それぞれのキャラクターに共感しやすく、ファンタジーなのに自分ごととして考えさせられることの多い映画でした。
映画そのものとは関係ないですが、映画にでてきた通貨エルはドイツの物語作家ミヒャエル・エンデのお金に対する考え方を思い出しました。
つぎは遊園地作って欲しい。
絵本は見たことがないけど
友だちと観に行きました。
泣いた泣いた。
心に刺さるメッセージが多い。
マスクして観てたけど、
途中でマスクの中がびちょびちょになって
困ってしまうくらい、泣いてしまった。
序盤のとこ、
お父さんが喧嘩するシーンでもう泣いた。笑
理想の父親像だなぁ。
子供のことを信じていて応援してくれる。
あんな親に自分もなりたいなと思った。
まっすぐだなぁ。素敵だなぁ。
こんな人間になりたいなぁ。
と思うキャラクターが多かった。
出てくるみんな人間味があって
各々が自分の不安と戦っているのが伝わった。
不安だから誰かを責めたり
辛く当たってしまうのだな。
知らないから否定したり拒否したくなるのかな。
映画を観ていて思ったのが
遊園地のアトラクションになりそう!ってこと。
鉱山の中をトロッコで下るところとか
ネプリーグを思い出した。
初めの方の、ハロウィンのシーンだけ疑問。
絵のタッチが違って違和感があった。
なんかあそこだけ、ペラペラしていて
安っぽく感じてしまった。
ストーリーは飽きさせない展開になっていて
最後まで私は飽きずに観れた。
あと、音楽も良かった。
物語と音楽が繋がっている。
夢の磔。と言う曲、
なんでうまくいかないんだろう。
なんでうまくいかないんだろう。
自分の心の呟きを歌っているようで、また泣いた。
さいごのぷぷぷっぷプペルって曲もいい曲。
めちゃくちゃ心に刺さる。
映画の最初に「吉本興業」と出たときに
西野さんの吉本愛を感じた。
いつか自分に子どもができたら
もう一度、家族みんなで観たい。
前半モヤモヤ、後半スッキリ
サロン内で制作過程を拝見しており、作品に対する期待感というよりも西野さんのファンとして観に行きました。
映画においてはまどろっこしい感じもありましたが、後半に主人公が夢に立ち向かっていくシーンは感動しました。
サロンで作品への想いやこのシーンはどのような意図で描いたかなど解説があったので、それが実際の映像とリンクし、理解できた部分はあったと思います。
もしかしたら、全く初見で観ると意図や背景などは伝わらず西野さんの意図するところまで気付くことなくエンディングを迎えた人も多かったかもしれません。
演出やストーリーについて違和感を覚える場面はあり、特に前半は退屈な時間が多かったなという印象でした。
しかしながら、西野さんの考え方やこれまでの取り組みに対する尊敬やこれからの取り組みへの興味関心は変わらずです。
これまで同様応援します!
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