「もっと評価すべき作品」映画 えんとつ町のプペル shoさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと評価すべき作品
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評価がけっこう酷かったから正直期待はしてなかったが実際退屈事もなく最後まで見れた。
差別問題や環境問題、中央集権の社会、都合の悪い事はひた隠しにするメディアなどに対するかなりメッセージ性を上手く物語にしたなと思う。
単純に作品との評価というよりは西野さんが嫌いな人が多いのではないか。
どんな売り方しようがマーケティングなのでこの手法は新しいビジネスモデルだと思う。
アニメーションの質は鬼滅と比較すると確かに劣るかもしれないがストーリーや世界観をよく表現していてクライマックスのシーンもすごく綺麗。
キャラもダンさんやモグラ、アントニオ等いい味出してるしところどころにギャグ要素が散りばめられてるのも流石元芸人と思います。
悪役って悪役がいなくて割とみんな良い奴だったのはちょっと盛り上がりにかける。
プペルがオヤジと被るシーンやプペルがブレスレットを一緒懸命探していたのに臭いと言われるシーンや母親が息子に対して応援するシーン等感動できるシーンは沢山ありました。
最後は強引にこじつけた感があるが全体的に上手くまとまったと思う。
実際このえんとつ町は日本のように思った。
他の人と違う事や思想をもつと変人扱いする社会。
多数派が正しくでる杭は打たれる社会。
子供ができたら是非この映画を見せて自分の人生やりたいように信じた道を歩いてほしいと思った。
元芸人としても一個人が作った最初の作品と考えると末恐ろしい。コロナ禍だったり鬼滅と被ったりタイミングが悪かった。
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