「こだわりのあるオタクには向いていない」映画 えんとつ町のプペル うーぱーるーぱーさんの映画レビュー(感想・評価)
こだわりのあるオタクには向いていない
子供にはウケるし、子供のように何も考えずに見たら泣ける作品だと思う。
メッセージや展開がシンプルで特に捻りもない。信者が高評価をしているだけだと思っているオタク、それは違う。そういうものを好む人は映画オタクが思っている以上に大勢いる。残念ながら。
普通ならこういう展開にするだろうな…他の作品ならここからもうひと展開あるはずなのに…この演出はちょっと…そんなことをイチイチ考える人にはまったく向いていない。
ケータイ小説や小説になろうがウケたように、一般大衆はオタクが考えているほど品質にこだわりがない。行列の出来るラーメン屋ばかりの中にできたカップラーメンをそのまま提供する店がえんとつ町のプペルだ。まぁカップラーメンもそれなりに美味しい。
こういうことを言うと偉そうなオタクが一般人をバカにしていると捉えられるだろうが仕方ない。美術オタクにはピカソの絵の凄さが肌感覚で分かるだろうが、私にはさっぱり分からない。それと同じで分かる人と分からない人がいる。私には贋作と本物の違いがわからない。私はクソ高い本物より贋作で構わない。それと同じようにあなた達がプペルで構わないというだけの話だ。
残念ながらプペルはそれなりに売れるだろう。おめでとう西野亮廣さん。
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