「アニメーション技術と声の芝居が素晴らしかった」映画 えんとつ町のプペル 杉本穂高さんの映画レビュー(感想・評価)
アニメーション技術と声の芝居が素晴らしかった
原作絵本は短い物語だったので、長編映画にする時どんな風に膨らますのかなと期待して見に行った。街の設定やお父さんの話などの深堀りをしつつ、トロッコを使ったダイナミックなアクションなど、映画で映える派手なシーンを盛り込んで楽しいメルヘンに仕上がっている。美術が大変美しくてそれだけでも見る価値がある。とりわけ前半が楽しかった。冒頭のミュージカルパートはワクワクしたし、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』を彷彿とさせるトロッコアクションは手に汗握った。この勢いのまま最後まで駆け抜けてくれるとさらに面白かったと思うが、それはまあ望み過ぎなのかもしれない。
声の出演者はみなハマっていた。特にプペル役の窪田正孝が素晴らしかった。朝ドラ『エール』でも良い芝居をしていたし、最近役者としての実力がメキメキ上がっている。これからより一層の活躍を期待している。
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野川新栄さんのコメント
2021年1月13日
エチェバリアさんへ
具体性がない短いレビューが多いのはプペルに限ったことではない
レビューが多い作品は特にその傾向が強い
映画comの担当者が削除しなければセーフなんだよ
受け入れるほかない
多いといってもそれは全体の一部だし嫌なものは忘れて自分好みのレビューを何度も読めばいいんじゃないのかな