「宗教臭さ」映画 えんとつ町のプペル よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教臭さ
まず自分は毎週キングコングをチャンネル登録してるし西野さんのことは好きだし、カジサックのレコーディング動画も見たしwin-winwiinも見た。
つまり、オンラインサロンこそ入ってないがどちらかといえば西野信者側である。
今回この映画が出来るまでを知っているからこそ何回も見ようと思っている。もちろん、西野さんを応援するために。
ただ、作品としては感動、涙腺崩壊とまでは行かなかった。
むしろ一滴も涙が出なかった。
正直言ってこれは意外だった。
これまでの経緯を知ってるからこそ泣くんだろうなぁとうっすら思ってたからだ。
なぜなんだろうと考えたとき、ふと思い当たった。
クライマックスシーンでのお父ちゃんの紙芝居風の語りだ。
あれが説教臭いのだと。
正直その前まではかなり良いところまで来ていた。
ルビッチの演説はかなり胸に来ていたし、ところがその後件の紙芝居が始まる。
これが長い!!
紙芝居としても長すぎる!!!
そりゃ子供たちに飽きられるよ父ちゃん!!
もっとスパッとまとめられたら多少説教臭さも無くなったのかなぁと。
それ以外の点はかなり素晴らしいなと思った。
西野さんが作ったえんとつ町という世界観は素晴らしかったし、映像もかなり綺麗で臨場感たっぷりなところもあった。
映像は鬼滅の刃やstand byドラえもんと張り合えるのではないのかと。
脚本も上記の紙芝居の説法が気になるもののそれ以外の部分ではお父さんとの思い出がしっかりクライマックスにも反映されていてよくまとまっていたと思う。
兎にも角にも父ちゃんが鬼門だったような気がする
声優さんはかなり合っていて素晴らしかったと思う。