「拍手は出ませんでした。」映画 えんとつ町のプペル ひろしさんの映画レビュー(感想・評価)
拍手は出ませんでした。
「おしまい」と出た時に、「拍手」出ませんでした。
いろんな感情が「湧き出て」きて、「拍手」にはならなかった。
観に行く前に「情報」を仕入れすぎてしまったことを後悔しました。
「自分の五十歳という年齢と、蓄積された経験値」を恨みました。
「多感だった時期」「イケイケだった30代」に
「何の情報」も入れずに「観に行きたい」映画でした。
「号泣」しただろうし、「拍手」も出たと思う。
今の自分の心の奥深くまで刺さらなかったのが、「悔しい」
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長男(七歳)と二人で行きました。
七歳が生まれて初めて「映画で泣きました」
観賞後に聞いたんですけどね。
「プペル」が鼻をこするシーンだよって。
この話聞いた時は、泣いちゃいました。
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パパは五回くらい泣きました。
感情移入するシーンでした。
僕は28歳の時に父親を亡くしています。
突然だったんです。自殺やったから。
22年も経ってるのに、やっぱり「残ってる」んですね。なので、
父親(ブルーノ)回想シーンや、プペルとブルーノがリンクするシーンは、
「もうダメでした」
ルビっチの母ちゃんがプペルを初めて見るシーンもヤバかった・・・「気づいてる」ってやつ。
「えんとつ掃除作業員」の「立場」と「考え」に感情移入した。
「アントニオ」の「立場」「考え」にも感情移入した。
「ブルーノ」の「父親」にも感情移入した。
「自分の人生」と「照らし合わせ」て感情移入し、感動出来る映画です。
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全体通してのストーリー、映像美、音響のクオリティは、
ダントツの一位❗(自分史上)
「世界に通用する」とかは、わからないけど、
何か「賞」取れるんじゃないかな~。
あと、
僕の中での「三大アニメーション映画」である
「風の谷のナウシカ」
「天空の城ラピュタ」
「ルパン三世カリオストロの城」
のような、
「何年経っても何回でも観たくなる」
映画になります。間違いなく。
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一回観るだけでは「良さ」がわからないと思ったしので、もう一回観に行きます。
いや、もう数回観に行きたいですね。
次は、拍手してまうくらい感動するかも。