「なによりもシナリオが一番良かった」映画 えんとつ町のプペル 誠吾さんの映画レビュー(感想・評価)
なによりもシナリオが一番良かった
普段から映画はよく観るほうだが、ひいき目なしに面白かった。
映像、劇中音楽、ボイスキャスト、どれを取ってもかなりのクオリティだが、最も感銘を受けたのはそのシナリオ。
製作総指揮が見た世界そのままを映画に閉じ込めている。劇中には様々なキャラクターが登場するが、その一人ひとりに立場・個性があり、そうならざるを得なかった背景にも共感する。
誰ひとりとして悪者がいないデザインになっている。流行りを取り入れるわけでもなく、オシャレにあえてハズすこともなく、ヒーローズジャーニーど真ん中、少年のような映画だった。
あと3回は確実に観に行く。
コメントする