劇場公開日 2020年12月25日

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「涙無しでは観れない映画。アントニオのラストシーンに涙」映画 えんとつ町のプペル えーさくさんの映画レビュー(感想・評価)

涙無しでは観れない映画。アントニオのラストシーンに涙

2020年12月28日
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泣ける

2020年、コロナウィルスで景色が一変してからというものの、映画「えんとつ町のプペル」の公開を心待ちにしていました。
映像美、音声、声優さんの声、ストーリー。
どれをとっても一級品の映画だと思います。
キャラクターそれぞれに想いがあって、自分と重なる所や、現実社会に重なる所がとてもリアルに感じられる所です。
個人的には、意地悪なガキ大将のアントニオという少年。星の存在を信じて諦めない少年のルビッチの夢の話を煙たがり意地悪をします。
「諦めてこっちにこい」と、アントニオは言います。ルビッチの姿が輝いて眩しいと感じて都合が悪いのでしょう。
それでも諦めないルビッチを見て、アントニオは内心想う事があるのでしょう。
自分が夢を諦めた過去が過ぎります。
大衆の前でのラストシーン、アントニオは遂に行動に移します。
自分の捨てた夢を、こんなになっても諦めないルビッチの事を信じた瞬間です。
この時のアントニオのセリフだけを聞くためにもう一度観にいきたい程です。
実際のセリフは映画館でご覧ください。
アントニオ以外も声優さんの声、間、震わせ具合は圧巻です。

えーさく