劇場公開日 2020年12月25日

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「これは、西野亮廣の物語でもある。」映画 えんとつ町のプペル あささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5これは、西野亮廣の物語でもある。

2020年12月27日
iPhoneアプリから投稿

一緒に観に行った9歳と7歳の子どもも本作に涙した。

「上を見るんだ」

原作、脚本、総指揮をとった西野亮廣は10年近く前から絵本を書き始め、クラウドファウディングやオンラインサロンなど今のように広まる前からはじめた。数年前までは地上波に出ることが上とされ、YouTubeなどの配信も芸人仲間からは『そんなもの流行らない』オンラインサロンにつあても周りからは『詐欺』『新興宗教みたいだ』とまでも言われ、批判もされたとのこと。

そんな西野さんが今年ついに、自身の絵本を映画化し、そして彼のオンラインサロンは今では日本一を誇る会員数となっている。

「夢を持てば笑われて、声を上げれば叩かれる」

本作は、現代の世界、日本を描いている。人と違うことをすれば批判され叩かれる、そんな現代人の生きにくさを描いている。

『信じる力が夢を叶える』

本作の批評については西野亮廣ファン、オンラインサロン会員の声も大きく、過剰評価している感も否めないが
(私はオンラインサロン会員でもなく、ファンでもない)フラットに見ても、彼の才能とカリスマ性は評価されるであろう。

老若男女問わず楽しめる作品であるが、特に多くの子ども達に見てほしい。
素晴らしい作品だった。

マキ