劇場公開日 2020年12月25日

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「感動と勇気を貰える最高の映画!」映画 えんとつ町のプペル MITSURU WATABEさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0感動と勇気を貰える最高の映画!

2020年12月24日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

楽しい

興奮

大スクリーンに映える!
映像(3D!)がきれいで自分が映像の中に入っていく感覚ある!(空中浮いている映像の時は自分も空中に浮いているような感覚!)
音響も振動が身体に伝わってくる感じある!

そして、ストーリー!
最初から最後までスリリングな展開で、
えんとつ町の真相や周囲との環境、
家族、友達、仲間との人間模様も相俟って凄い感動が貰えます!

とくに終盤クライマックスへ差し掛かる場面での2人きりになっているプペルとルビッチのやり取り、回想シーン、そしてそして衝撃の最後!
泣けてきます。

実際、映画館で見ると凄いと思います!

映画は、西野 亮廣さんが手掛けた大ヒット絵本を原作とし、総指揮・脚本もされていて、
アニメーション制作は海獣の子なども制作し、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞(『鉄コン筋クリート』2006)など数々の著名な賞も受賞されているSTUDIO4℃、
人を見て選んだという声優陣も芦田愛菜さんや窪田正孝さん、立川志の輔さんなど豪華で、
主軸も脇を固めるスタッフも一流が揃っていました。
間違いなくハズレは無く、期待も大きかったけれども、
映画は、その期待をさらに上回る壮大な感動の映画でした。

絵本が原作ですが「映画のストーリーが先にあって、絵本はその一部」との言葉通り「映画えんとつ町のプペル」と「絵本」は壮大さや物語の始まりから結末まで、大きく異なります。

大スクリーンに映えるきれいな映像を背景に
スタートからフルアクション満載!
一気に映画の世界へ引き込まれてました。
(実際に自分がその中にいて飛んだり跳ねたり、危機を感じたりするような不思議な感覚ありました)
七難八苦がルビッチを襲い、落ちたり、勇気で乗り越えたりする様に気を揉みながら応援していて、気づけば自分も勇気づけられていました。

また、絵本では描かれていない町の真実が見られ、闇の深さに苦慮することもあり、
絶望と希望の間、表裏一体の状況でストーリーは展開していきます。
またストーリーが進むに連れて、絶対絶命の場面もあったり、
そんな場面でも親子・友達・仲間のつながりを感じたり、
クライマックスに向けて、どんどん様々な感情も高まっていき、
衝撃のラストシーン(絵本とは異なります)まで、
最後まで息を飲むスリリングな状況で
どうなるんだろうというドキドキ感と
冒険のワクワク感や
壁を乗り越える爽快感もあって(途中、途中で頑張れ、頑張れ、って思わず応援してしまう自分がいました)、
それら含めて繋がって、全てが最高でした!

とくに最後2人になってからのプペルとルビッチのやり取りは感動的で、そして、最後は衝撃的でした。

暗澹たる状況から勇気で状況を打開していく、その勇気と感動を貰える最高の映画だと思います。

MITSURU WATABE