劇場版ポケットモンスター ココのレビュー・感想・評価
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王道だがパーフェクト・デザイン
1週間で4回鑑賞しました。完全なるものに触れると廃人が生まれると言います。次、いつ映画館に行こうか、それだけを考えている。近代映画には必ずルーツである作品が存在しますが、ここまで完璧な構成というのは聞いたことがありません。この作品は以降、制作の教科書として継がれていくことでしょう。
ポケモン映画最高傑作と言っても良いのでは
面白かったです。
テーマは、文化や考えの違う者と分かり合う必要と、親子愛。ですがそれらを言葉の上だけではなく、キャラクターの行動や物語を通して伝えてくる。そして全くくどくない。
この映画は、子ども向けアニメにありがちな、主語を必要以上に大きくすることがないんですよね。「父は皆偉大」「生き物は皆分かり合える」とは言っていない。あくまで、ザルードはココにとって良き父であろうとしたし、キャラクターたちは劇中で分かり合えたかもしれない。でもそれだけです。少しも押し付けがましくありません。
だからこそ響いたし、感動し、泣きました。
また、少年と異種族である育ての親との絆を描いた話、と聞いてポケモンである必要が無さそうに感じていたのですが、サトシやロケット団の良さが如実に表れていて、完全に杞憂でした。
子どもも大人も楽しめる映画だと思います。
親子の絆
一言で言うと、感動した。
ザルードの親の気持ち、ココの複雑な心境
これらが、映画の流れに沿って上手く伝わってきた。展開もテンポよく、音楽も良かった。最後の最後までまとまっていて、見ていて楽しかった!
「種族を超えた絆は血よりも固い」
久々に映画館でポケモン映画を観た。
というのも、なになに。
なんか今回のポケモン映画はクチコミの評価も高く、
面白いらしい。
すぐ影響されるマンだから行っちゃったよね。
◎映像と音楽
今作はアニメーションがすごく良かった。
ココ最近の映画独特のアニポケとは違うタッチがあまり好きではなかった身としては、すごく観やすかったし、躍動感のある映像と、何より今までのポケモン映画の中で一番
“ポケモンたちが活き活きしてた”
だって映画観てて、テッカニンとかコノハナとかに注目することなんて無かったよ←笑
音楽も、今回岡崎体育が色々楽曲提供してたり、ポケモン好きな人だからこそ、ココっていう所が分かってる!
映画音楽としての立ち回りとポケモン映画としての立ち回り、どちらもバランス良くできてた印象。
◎子と親
今作のメッセージ性はやはり
親と子、いや子と親。
親がいて子がいるのではない。
子がいて始めて親が生まれる。
ザルードもそう。初めから彼は親だった訳では無い。
ココと出会い、彼を子として受け入れた時始めて、父親になった。
血とか種族とかいう壁を越えた先にある“絆”は何よりも強いのだろう。
涙なしには見れませんでした
個人的な大傑作だった劇場版ポケットモンスターみんなに物語に続き、矢島監督のポケモン二作目。全体を通してサトシやピカチュウは添えるだけの演出がお気に入りです。ポケモンが自然に身近にいることを感じさせてくれるので、鑑賞が終わってからも温かい気持ちになります。
今回のテーマである親子愛も素晴らしかったです。もうすぐ親になるので、これが親なのか、家族なのかと心構えもできました。
数年経ってからまた見返したいです。
リベラルもののけ姫
いつもポケモンと人間の友情が描かれがちだが、それは結局『ポケモン相手であっても友情を育めるんだ!』というある種の差別意識が前提となった結論でしかない。
今回はそれを取り払って、『ポケモンに育てられポケモンを親として尊重するポケモン的であり、かつジェンダーレスな人間』を登場させ、双方の立場を理解できる中性的なキャラとして人間とポケモンだけでなく、ポケモン同士の民族間の隔たりや権力者と弱者関係まで改善させてしまうという、まさに多様性を重視する令和のリベラルストーリーをぶちかましてきた。良くも悪くもポケモンまでそうなってきたかーという感じである。寂しいのである。感動したけど。
ただ、ポケモンはあまりこういった多様性主義的な時代の流れに合わせ過ぎると首を絞めることになると思います。だって戦わせられなくなるじゃん
人間のエゴに反抗する野生ポケモンの話、ポケモンを親として尊重する人間の話を描いたとなると、次は移民問題などを取り込んで人間のサポート役を強制されいつまでも給料が上がらないことに声を上げる人間社会を生きるポケモンの話かなw
ココの声が残念
久々にアニメ映画を鬼滅、ポケモンと立て続けに見ましたが、作品内容以前に、声優の演技力で見る側の作品へののめりこみ方が違うんだなと思いました。
声優以外でもうまい人もいますし、この作品でもザルートの勘九郎さんにも違和感がなかったですが、ココの初めの一言を聞いただけで、覚めてしまいました。
製作側もゲスト声優を目玉にしたいのはわかりますが、もっと作品を大事にしてほしいです。
ポケモンの映画は良かったですが、100%声優の鬼滅ほどのめり込めず、何度も見たいとは思いませんでした。
ココの声が耳障り
未来のミライで懲りたと思っていたらまたこの人を男役の声優として使う感覚が分からないです。女の声なので、とにかく不自然で不協和音。ココが喋る時が苦痛でした。
ココの声がちゃんとした声優だったら星4つの内容です。
泣ける映画と宣伝する映画は好きじゃないので泣きませんでしたが、泣ける映画と言われてなかったら泣いてました。
話は良い分キャストで台無し
何故起用した?
ココ役の滑舌も声量も声質も全てが酷い。
モブにすら持ってきて欲しくないレベル。
思っていたよりも話はちゃんとしていて、ストーリーの出来はポケモンシリーズでも上位。
特に大人ほど泣けるかも(チープな展開もあるが)
最初から「誰やねんコイツ!」と苛々して観てスタッフロール見て納得。
ちゃんと声優使えば良いのに…何で話題性だけで引っ張ってくるの?
せめて上手い人使えよ、二度と起用しないでほしい。
DQNネームと倫理パンツ
ココ=女の子と勘違いした人もいたであろう。
声にはじまり、そして名前と容姿、国際化やジェンダーレス化などを言い訳になんとなく設定されたものだと思われ、これが諸悪の根源である。
そして早々に登場する赤子だが、不自然極まりないパンツを身に着けている、これがなければ視覚的に早く誤解が解けたはずである。
そもそもポケモン初期パパ世代の頃には倫理パンツなど無かったのではないか。本来不要なこの要素は時代とともに誕生した負の産物である。
社会の歪んで成長した姿が図らずも今作のココに投影されているのだ。
内容に関しては大人には微妙か、目の肥えてない子供にとっては分かりやすく良いかもしれない。
良い点
・赤ちゃんLV50
・動く動く
・OPが感動的
・リス
・鳥
悪い点
・ココが仲間としゃべるときも活舌が悪い。ポケモンに育てられたから許容しますではなんとも安易。声優を使うべき。
・ボディーペイント?日焼け?
・仕様とはいえザルードが見分けづらい
・サトシいたのか
・ポケモンはポケモンを食べるのか?
・初めて町に来た風
・名乗るときに出身地も言いがち
・絵的に浮いたCGロボット、そしてこじんまりしてて弱そう
・空気を読んで挟まれている
・しょぼ隠しに動いて動いて動いて動いて戦う
・ネジ部分かと思ったら後方全部
・「人間のお前には」・・・え、君たちは?
・何故か川に飛び込みたい
・ゲットしない
・強引にセレビィ
・視聴者の表彰式
・ゲームの宣伝があった。CGの世界だった。ポケット感はもう無かった。
二回目です☆
ポケモンGOしかやってない姉さんですが毎年ポケモン映画は観に行ってます!
また泣かせていただきました!(泣)
山寺さんは毎年恒例になってますが今回の息子ココくんの声が。
ビミョーな感じがします。
あと!
サトシくんのいつも連れてる友達が1人も居ないのですね。
子供よりも大人が…。
毎年ポケモン映画は子供と観ています。
子供が楽しみにしてますので。
ただ今までは、子供が喜んで観てました位の感想でしたが。
毎年恒例行事のように子供と観ているわけで、今年も何の気なしに観ましたら、まあ感動、涙ですよ。
まさかポケモンにこんな感動させられるなんて…不覚でした。
完全に侮ってました。
ポケモンってこんな映画でしたっけ…驚きました。
ポケモン特有の、バトルがとか、伝説のポケモンがどうのこうのとか、そうゆうのを全部後ろに回して、とにかく親子の愛を伝えるという割りきったメッセージ。
血の繋がりを越えた関係。
互いを想う気持ち。
親が子供を想う気持ち。
子供が親を想う気持ち。
今という現実を受け止め、自分には何が出来るのか。
種族というものを越えて、互いに何を想い、何が出来るのか。
愛する者の為に生きる姿とは。
子供は楽しかったと言ってましたが…もっと大きくなったらまた観せたい映画ですね。
大人になったからこその感想、感動がこの映画にはあると思います。
あと、今までちゃんと観てなかっただけなのかもしれませんが、絵が凄く綺麗でしたし、音楽がとても良かったです。
良く言えば、ポケモンという映画でこうゆうメッセージを子供たちへ伝える事が出来るということ。
悪く言えば、失礼ながらこれはポケモン映画ではもったいないくらいな話でした。
これからは、子供向けだと侮らずにいこうと思います。
ここ数年の、そんじゃそこらの映画よりも、よっぽど素晴らしい映画でしたよ。
久しぶりに良い映画を観れました。
見た目ターザン、中身アバター。
シナリオ、やっちまったな感、です。
前半は、よかったです。25分ほどですかね、人間の赤子を育てるザルード、成長した父と息子の関係、とてもよく描かれていました。
他作品と展開が似か寄るのはジャングルを舞台にしていればそれなりに許容はできます。
人間と異種族が物心つく前から一緒にいたら外の世界を知った時の葛藤を描くのは王道展開なので胸熱期待していたのですが、が!
ココは、ジャングルで生きていてもとても楽しそうだったし、ザルードと同じような技を出せなくても気にしないような子だと思っていましたが、なかなかめんどくさい、一回サトシに会って人間の住む世界を色々見てそっちでも楽しそうにして、で、森へ帰ると途端に「俺は人間だった!!父ちゃんとは違う!!」と。
うわ、気難しいキャラだなあーーと思ってあまり、いやかなり感情移入できませんでした。父ちゃんがかわいそうでした。
ところ変わってココとサトシが研究所へ赴くシーンは、寝ますね、大人が難しい言葉を沢山言って(° °)となります。子供は理解できるだろうか、大人向けの会話、動きのないキャラクターたちの時間が5分ほど続き、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだと上映前予告のエヴァシンジくんが脳内で闘っておりました。
そして急に悪役になる研究員、「急展開ーーー!!」って思わず叫びそうになりました。
そして壊してから「やっぱ間違っとる!泣」と長く研究員したっぱ。「ワイはやるでー!」とサイコパスになる研究員ボス。
覚醒する父ちゃん!実は選ばれしものだった!なんで!!?
今作の研究員のボスがはメカに乗って森を破壊しますが、展開がめっちゃアバターでした。
10分くらい経ってようやく心を改めた研究員が「そういえばあの機械の後ろにはエンジンがあるんだ!そこを壊せばボスを止められる!」
お前それ先に言えや!!wと喉元まで言葉でかかりました。びっくりしました。
そして父ちゃん一回死にます。泣きながらココが力を込めて念じたら森の力で父ちゃんを生き返らせた!!なんで??!
全てが終わってうまいことハッピーエンド!ココもとうちゃんもみんな元気にジャングルで暮らします!
ココは父ちゃんに言いました。「俺旅に出る!」
なんで????!!!!
後半は「なんで??!」が止まらないので凄かったです。前半緻密に描かれた物語の種があるからこそ後半も葉を伸ばしながらキープしなければいけないところ、見事に土壌が崩れました。
さいごにセレビィ、いらないかも。本編に登場させる必要性はないんじゃないかと。言い伝えがあるから登場させたとしても「なんでいるの???」がいっぱいでした。
★3が±0とすれば、映像美と前半のシナリオにプラス評価とさせていただきます。
歴代ポケモン映画の中で一番泣けました
ポケモンは昔から大好きで、映画もよく観に行きますが、今までのポケモン映画の中でもダントツでした。
設定を見て絶対泣くだろうなぁとは思ってましたが、想像以上に泣けました。
綺麗な映像に、声優さんの熱演、何よりも劇中の音楽が物語の良さを引き立てていました。素敵な歌詞が心に響きます。
ストーリーの流れもテンポ良く、最後まで飽きることなくポケモンの世界に没頭できました。
子どもがいたら抱きしめたくなる、親には感謝の気持ちを伝えたくなる、そんな映画です。
ポケモン世代の父ちゃんたちへ
ポケモン映画は、ミュウツーの逆襲からリアルタイムで観てきた世代です。
とはいえ全作を鑑賞したわけではありませんが、映画館で涙を流したポケモン映画はこれが初めてです。
美しく描かれたポケモンワールドの原風景、そこに生きる野生のポケモンたち、壮絶なる運命のもとに育った少年ココ、生きるとは何か?助け合うとは何か?
物言わぬポケモンたちの思いが、行動が、いやでも鑑賞する側の感情を揺さぶり、自然と涙が溢れました。
いまや父となった自分自身も、彼らのように子供を想い守れる存在になりたいと思いました。
そして今回の悪役ですが、間接的とはいえ殺人者が登場したのはシリーズ初ではないでしょうか?そんなサスペンス要素も含み、最後まで飽きることがありませんでした。
おなじみ、ムサシとコジロウ、ニャースも今回は重要な役回りがあり好感が持てました。(サトシとの絡みすらない無意味な役回りの映画も多いので)
余談ですが、帰ってすぐにザルードをダウンロードしてピカチュウ、セレビィ、ホシガリスの映画パーティ作りました(笑)主人公にココのコスチュームも欲しいですね〜
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