パヴァロッティ 太陽のテノールのレビュー・感想・評価
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オペラに興味はないのですが、、、
せっかくなので、通しで歌声を聞かせてほしかったなあ、、、
ドキュメント作品なので良し悪しではないです。オペラに興味なくてもパバロッティの名前は知ってます。その程度でしたが、彼の人柄が面白くまとめられていました。
世界三大テノールって、バブルの頃にあったなあ、聞いておけば良かった。
人生がオペラだった
大スター
歌声と笑顔が大好きです
人生とは素晴らしい
ブラボー!
オペラはお金持ちじゃないと見られないものと思ってたので、ナマで体験したことはなかった。たぶん、これからもないだろうなぁ。歌を聞くのは好きなので、クラシックもOK。だけど三大テノールとかは特に興味なかったのよねー。なのになぜ映画館に来たかというと、スポーツジムのモニターで、予告が流れていたから。映像だけで、音声は消してあったけど、字幕は出るので、運動しながら何度も見てたら気になってきたのだ。
そして、出会ったパバロッティの声。明るい真夏の光のよう。全盛期はすごかっただろうなぁ。今度CDとか聴いてみよっと。
プライベート映像やライブ映像と、関係者のインタビューを繋いで、彼の足跡を追っていく。正直、あまり深掘りしてないなと感じたけど、変に人物像を作ってしまうより良かったかも。すごいかわいい人だったなぁ。
歌声さえ聴ければ満足、満足
日本武道館の単独コンサート、日本での三大テノール、メトロポリタン歌劇場の来日公演『トスカ』『愛の妙薬』ぐらいしかパヴァロッティを生で聴いていないのですが1980年代以降のオペラファンなら避けて通れないスーパースターです。
ゴシップ的な事は知らなかったのですが紆余曲折があって映画は『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」で終わります。
Vincerò! Vincerò!
って、涙腺大崩壊でした。
U2のボノはパヴァロッティの歌心を理解していましたが、メトロポリタン歌劇場の俗物丸出しの観客の酷評に腹が立ちました。友人が教えてくれたNYのMETでクライバーの指揮する『ばらの騎士』にイタリア人歌手役で出演したパヴァロッティだけを聴いて帰ってしまう客がいたというエピソードを思い出しました。
偉大な人でした。生で聴きたかった!
L. パバロッティのドキュメンタリー映画。
少し躊躇してたけど、ようやく鑑賞。
心から、観てよかった!
素晴らしい歌声はまさに神からのギフト。
当時のオペラ歌手は今で言う映画スターと同じ。
パン職人の息子としてイタリアのモデナに生まれ、初の大舞台が1961年26才の時。病欠スターの代役を堂々と演じ切り、それから彼の時代からやってくる。
彼の人柄や生き方がよく伝わる、時系列のとてもわかりやすいドキュメンタリー。
人が大好きで、人懐こく、サービス精神に富み、とても人間味のあるパバロッティ。
13才の時に破傷風で昏睡状態が続き死にかけた体験から「これからは思い切って生きよう」と決心したとか。
晩年は34歳年下の秘書と再婚するけど、この映画を観たら単純な「歳の差スキャンダル」とは言えないな… なぜなら、本当の愛だから。
恋をし、家族を愛して、人生の浮き沈みを経ながら
仕事に情熱を注ぎ続け、様々なチャレンジをし、自分に正直に生き抜いた愛すべきオペラ歌手、それが私から見たパバロッティ。
私の人生で【悔やまれること】があるとするならば、パバロッティの生声をもう聴くことができないこと。
彼の十八番『誰も寝てはならぬ』は鳥肌もんです。
そしてなんと嬉しいことに、劇中にもある、ドミンゴとカレーラスと組んだ三大テノールのユニットコンサート、年明けに大画面で観る事ができるようです。今から楽しみです。
画面越しにも歌声に感動
なんとなくしか知らなかったけど、歌声は画面越しにも感動させられました。
この映画でたっぷり歌声が聴けて良かった。
楽しく前向きに生きること、サービス精神、自分に出来ることでシンプルに行動するところが素晴らしいなと思いました。
人生は短すぎる
良き回顧録
アーティストとしての凄さと人間としての魅力
太陽の歌
生前のパヴァロッティに関わった様々な人たちの話から、私人として、そ...
生前のパヴァロッティに関わった様々な人たちの話から、私人として、そして偉大なマエストロとして、彼の人生のピースを繋げていく。
今までパヴァロッティの映像は沢山観てきたが、改めてローマのカラカラ浴場で行われた三大テノールコンサートの場面に見入ってしまった。
3人の巨匠は勿論、観客も含めすべての人が光り輝いて見えたのは、音楽がもたらす喜びに照らされたからだろうか。
歌手としての絶頂期が過ぎても、パヴァロッティの表現力は輝きを増し続けた。
人生経験を積んだ彼の悲しみの表現がまた秀逸で、心が粉々に砕け散るような苦悩と愛が共存しているその圧倒的な表現力に驚くばかりだ。
貴重な映像をありがとうございます。
劇場のスクリーンで観ることができて本当に良かった。
だれも寝てはならぬと言ったのに…。
神に与えられし才能とは、容姿や声や音楽センスだけに在らず、
その環境がほとんどだといつも思う。
たとえばビヨンセが貧困家族の中で生まれていたら、
たとえばメッシがサッカーとは無縁の環境で育っていたら。
ルチアーノもまた、親に恵まれた。
背中を全力で押してくれる仲間に恵まれた。
だから彼は太陽でいられた。
そう確信したドキュメンタリー作品だった。
今回、大好きなロン・ハワードが監督をやるということで、
どんなことになるのか相当ワクワクしていたけれど、
なんと彼の得意な美しい映像はほとんどなく、
ルチアーノの歌=美しさに焦点を絞り切った作品となった気がする。
そうさ、美しさを語る時、余計なものは一切要らない。
そんなコメントが聞こえてきそう。
そして殆どの方が彼の十八番「だれも寝てはならぬ」の部分や、
三大テノールの映像を評価していたけれど、
私は彼の最後の舞台に一番心を揺さぶられた。
年老いて、高音も出なくなり、声に張りもなくなったと誰もが酷評した後の、
あの圧巻の歌唱力と表現力は言葉では言い尽くせない。
日々、老いるという恐怖に怯えながらも、
自分自身を信じ切って到達した、まさにあそこが頂点なんだと感じさせられた。
私もたったひとつの優れた才能と恵まれた環境で、
重圧に耐えながら慈善事業して朽ちていきたかった。
さようならルーチェ(伊語で光)。
もう一回ドルアトで観に行こうと思う作品。
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