劇場公開日 2020年2月21日

「「音命」と日本語で彫られたTATTOO」プライス 戦慄の報酬 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5「音命」と日本語で彫られたTATTOO

2021年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 前半は良かった。30年前に母と自分を捨てた父に久しぶりに会うのに、手紙をくれたことも忘れているかのような男。顔も知らなかったけど、多分この男が父親なのだろうと接するミュージシャンのノーバル。虚勢を張ってエルトン・ジョンとも親しくしてるんだ・・・という会話が最高!

 突如起こった不幸。不条理な展開、驚愕の事実、巨乳好きのモーテル経営者・・・どこをとっても面白いはずなのに眠くなってしまう内容。そもそも口髭をたくわえるイライジャ・ウッドそのものが可笑しいし、会った途端から女々しいと罵倒する父じゃいな。

 海岸近くに建てられた1960年代風UFO屋敷に行ってみたい。隠し部屋もいっぱいあることだし、探検も可能。ジェスロ、ゴードン、ダンディといった男どももどんな暮らしをしてたのだろう。誘拐によって得た金は一体どこへ・・・まぁ、みんな嘘つきっぽかったから(ノーバル含む)、真実はわからなくても面白いけど、本当の父親というのも別の所にいるのかもしれないと、謎ばかりが残る。

kossy