劇場公開日 2020年2月7日

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「子供なのに賄賂!?」ストレイ 悲しみの化身 MARさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0子供なのに賄賂!?

2020年2月11日
PCから投稿

悲しい

怖い

息子が失踪し、失意の底にいた夫婦が養子をとるため孤児院に訪れ、そこで出会った少年を引き取ったことから起こる不気味で奇妙な出来事を描いた物語。

鑑賞前は、泣けるダークファンタジーのような内容を想像していたのだが、実際観たところ、ジャンルはホラーになるのだろうか。少年は人間には見えないのだが、主人公の妻は何の運命を感じたか、反対する主人公をよそに、その少年を自分の息子だといいはり引き取るといって聞かない。

…かと思えば、物語の中盤に差し掛かる頃には、いつの間にか妻の方が少年を疎み、主人公の方が「僕らの息子だ!」と、少年を怖がる妻を怒る、という逆転現象に。

期待していた内容とは少し違ったが、ホラーテイストの映画は好きだし、結局現実を見れていなかったのはあなたの方だった…的な話も結構良かった。悲しみの化身という邦題もハマっていたと思う。EDテーマのテクノロック(⁉)っぽい曲も良かった(笑)

また、この映画の最後の最後のシーン。ここしばらく見たホラー映画の中でも最も怖かった。

MAR