インビジブル・ウィットネス　見えない目撃者のレビュー・感想・評価

　最後の顔剥いで変装解いて、真のヴァージニアが現れるシーンが強烈。めっちゃ気持ちいどんでん返しだった。ダニエルの両親があまりにも不憫だったから、憎たらしいアドリアーノが成敗されてスッキリしたわ。

　ヴァージニアが被害者の奥さんだなんて全く気付かなかったなー。まさかあんな地味な奥さんが...メイクの力ってすごい。

　アドリアーノの証言がひっくり返って、ラウラと立場が入れ替わるどんでん返しもあったが最後の衝撃に持ってかれた。
　パッケージも面白くなさそうだし、「衝撃度200%」とかいう安っぽいキャッチコピーで損してる気がする。もったいない。

コンプリートなリメイクなのは良いが、勿論、元の表現を超えていない。良い所を上げるとすれば、景色が綺麗になった所だが、イタリアを舞台に変えたからには、青い空と真っ赤な夕日若しくは朝日を入れて貰いたかった。
嫌だけど、韓国版も見てみるか。

この映画を見終わってある名作映画を思い出しました。
その名は「ユージュアル・サスペクツ」…

本作が面白かった人はそちらもどうぞ…

オリジナルのスペイン映画は未見。それが誰であるかが早々に分かってしまい興ざめ。イタリア人が見たら即バレするでしょ

途中飽きる時間もあるけど最後まで鑑賞できた。
一般人が本物の弁護士になりきって罪の告白をさせるのはかなり厳しいと思う。

　基本は弁護士と容疑者の会話劇。真実を話さないと弁護できないが、100％無罪に出来ると言い張る弁護士フェラーラ。山頂にあるホテルの一室で愛人ラウラを殺した容疑をかけられた実業家アドリアーノ・ドリア。無罪になるならいいやと単純に受け答えして、ラウラは殺していないが、過去の交通事故に絡む顛末を話し出す。

　事故はそのまま警察に通報すれば大きな罪にならないのに、実業家賞をもらうほどの有名実業家であり、事故そのものを隠そうとするラウラによって隠蔽工作、死体遺棄をやってしまったと言う。こんな奴、捕まっちまえという気持ちになったｗ

　ラウラ殺しは無罪になるものの過去の罪は表沙汰になるのだろうと思っていたら、えらい結末になっていた。さすがにここまでは読めない！その前に「代理人」という意味がわからなかったし、顧問弁護士の裏の裏まではわからんぞ。何となく、事故の遺族が頼んであった弁護士かとも思ったが、もっと大胆。まじか・・・

真実を追求していく物語大好き✋
主人公と弁護士の腹の探り合いが見どころの映画ですが、ラストのところでちょっとミッションインポッシブルっぽくなったのが少し笑えたかなw
イーサンやん‼️イーサンハントやん‼️てめっちゃ突っ込んでましたwあの変装を解くシーンだけ上手くやってくれたら★4以上になってました。

3年前の作品、インビジブル・ゲストをただキャストとロケーションを変えてリメイクしただけで何も変わらず。

ということで、インビジブル・ゲストを鑑賞済みならスルーするべきかな。

オチまで判っている状態で鑑賞した訳だけど、個人的に信頼できない語り部という手法が余り好きではないにしても、やはり主人公がいない部分の語りがあるのは何でもありになってしまうのでサスペンスとして納得行かないし、まあペラペラと良く喋る主人公だこと。