劇場公開日 2020年1月10日

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「この手のB級アクションではかなり面白い」ハード・ナイト つとみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 この手のB級アクションではかなり面白い

2025年11月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

レニー・ハーリン監督とはいえいかにもB級の香港映画に何を求めているんだか分からないけど評価が低いね。
娯楽系サスペンスアクションとして普通に面白かったよ。

割りと早い段階から、え!?もう終わっちゃうの?ってくらいのクライマックス感が二、三度きて驚いてしまう。
大丈夫そうで大丈夫じゃない、倒せそうで倒せない、上手いことのらりくらりと盛り上げ続けたと思う。
細けーことはいいんだよの気持ちで観てるとハラハラの連続で楽しかったね。

犯人のマヌケさを否定的に書いているレビューもあるが、娯楽系は完璧な悪役かマヌケな悪役でいいんだよ。ぼくのかんがえたさいきょうのはんにんなんて求めてないんだ。
所々笑ってしまうツッコミどころはあった方がいい。

そもそも主人公の監察医が一般人のはずなのにそこそこ強いし、監察医助手の女性に至っては、銃の構え方も様になってるだけじゃなく格闘までこなして、普通に強かったのは何かもう真面目に観る作品じゃないんだなと明白に教えてくれた。

一応、主人公の妻が過去に殺されていて、その犯人が分かってないというバックボーンがあり、エンディングでそのシメをするが、そんなもの必要だったか?というくらいスリルとアクションだけで魅力し続けたのは、ハーリン監督がいい仕事したと褒めたい。

つとみ
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