「嗚呼、メタモルフォーゼ」スキンウォーカー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
嗚呼、メタモルフォーゼ
人のエキス?と記憶をを吸い取り生き長らえる男の話。
若い頃は乗っ取ると数年維持出来ていたけれど、老いのせいか数日で腐敗、更には古い傷や痛みも現れるし、それが始まってから6時間以内に新たなエキスを吸収しなければ…というストーリー。
少なくとも迫り来るモンスターに襲われる恐怖のおはなしではありません。
エキスを吸収すると相手はミイラ化して死亡、自身は相手の記憶を自分のものとすると共に、相手の容姿までコピーする設定。
次々と身に降りかかる危機に対処し、後処理をし、なりすまし、思いいれのある女性に近付いてという流れを繰り返していく。
そんな力を持っているが故の横暴さと、力を持ってしまったが故の哀しさとが入り混じって悪くはないんだけれど、主人公の自分語りでみせていくせいか、イマイチ盛り上がらず、終始淡々とした印象を受けた。
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