猫、かえる Cat's Homeのレビュー・感想・評価
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クリスマス息抜き猫映画
猫アレルギーになってしまった元カレの家に、愛猫イブを引き取りに行ったリナ。
しかし、イブは少し目を離した隙に窓から逃げ出してしまう。
イブを探して後を追いかける2人だったが…
モトーラ世理奈さん主演とのことで鑑賞。
正直、何が描きたかったのかよく分からなかった。
今カノの登場もモトーラさんである必然性もイマイチ感じられず。
リナが猫なのではとか、元カレは幻想だとか、色々考えてしまったけど…
猫アレルギーのことは知らないから分からないけど、本当に猫がいるとあんなにくしゃみするものなのか?
少しくしゃみに頼りすぎているような気がしなくもなく。
ただ、音楽はなんとなく好みだった。
20分の退屈が続く、モトーラ世理奈は何故出たのか
夢にモトーラ世理奈さんが出てきたので鑑賞。退屈だったな…。
猫を一緒に飼っていた彼女は、別れることになり、猫アレルギーの彼から引き取りに行く。しかし、猫のイヴはなかなか入らず、脱走し…。といったところ。彼氏を猫に例えたりだとかが工夫された点なのだろうけど、眠い。代わり映えしないプロットで何も響かなかった。
猫も特に好きじゃないし、コメディにして半端。動物撮るって難しそうね。
♪二十七時の月明かり
モトーラ世理奈のハミングが印象的なオープニングから始まる短編ストーリーである。短編なので劇中で起こるきっかけみたいなものは薄く明かされるが、その出来事の理由をすっ飛ばしての展開は、短編として潔い位の作りで好きである。想像させる部分は観客に預け、あくまでも劇中で起こる何の大きな出来事が起こらない些細な演出から、微細な感情の推移を愛でる、そしてエンディングで余韻に浸るという、一種の様式美の型に嵌れば心地よさが得られるのではないだろうか。
本作は、正にモトーラ世理奈のフェミニンな世界をキッチリ落とし込んでいるコンセプトなのであろう。どこかこの世界に生きていないような“不思議ちゃん”キャラの容姿は、しかし今後どのように進化を遂げるのかの過渡期の位置にいる彼女が、年齢を重ねる内に若さに助けられてきた容姿の変貌により、益々存在感の重要性が映画界に訴えていけるのかどうか。ソバカス顔はフランス人モデルを思い起こさせ、どこかヨーロピアンのイメージを醸し出されるが、しかし目の表情等は、以前よりもコケティッシュさは減ってきてる。勿論、女優は容姿だけではなく、最も重要なことは演技であるから、幅を持った演技力を身につけていけば良い。どんどん狭まる役柄の範囲に彼女の需要が続くだろうか。下衆の勘ぐりはこれ以上はせぬが、彼女の類い希な女優としての個性の強さを、沢山の映像作家達のインスピレーションの糧となり続ける事を祈りたい。その存在感は代替不可なのだから。
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