「ヒレおじいさんの言葉に涙」恐竜が教えてくれたこと あささんの映画レビュー(感想・評価)
ヒレおじいさんの言葉に涙
映像が美しく、海や空のコントラスト、描写が絵画を観ているようだった。
そして、主人公が過ごしたSummer vacationは驚くほど濃く、長く、彼の今後の人生に深く影響を与えたに違いない。
11歳って思春期に入るか入らないかの微妙なライン、女の子との甘酸っぱい恋、人生ってなんだろうと考えたり、自分を確立しようとする時期で、そんな彼が過ごした7日間は宝石のようにキラキラしていた。
個人的にこの作品の一番大事な部分はヒレおじいさんとの対話のシーン。この言葉を聞き、思わず涙が流れた。
映像美、詩的な言葉、音楽、映画は総合芸術。だからやめられない。
コメントする