「マーク・ラファロの有無を言わせぬ実行力」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
マーク・ラファロの有無を言わせぬ実行力
彼はおかしくなんかなかった --- 人として真っ直ぐに正しい道を進み続ける演技派マーク・ラファロの製作も兼ねた熱演が見る者を釘付けにする。突き動かされる。スクリーンの外でも信念の人。彼以外も、本作の意義に賛同したであろう出演者たち(ex. アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ビクター・ガーナー、ビル・プルマン)は皆各々の役割でしっかりと本作のテーマ・メッセージを理屈を超えて伝えるのに寄与しているし、本人たちの実名起用もより身近なこととして真実味をもたらす。
"Still here." 本作を見ているとき、実際に起こった(ている)現実の出来事であることを何度も力強く意識させられた。そうしたトッド・ヘインズ監督の引き込まれる見事な語り口はじめ、本当に真摯な気持ちで製作されたことが伝わってくるようだった。例えば『エリン・ブロコビッチ』や他にもこういう事例はあるけど、そのどれもがしっかりと語られる意味があるし、広く鑑賞されてほしい、そしてそれを見た人が考えてほしいと切に思う。
再三言ってるし言い続けるが上映中にスマホ開くバカどもくたばりやがれ。おまえら本当にそんなんで作品と向き合ってるって言えるのか?絶対真剣に受け取ってない考えてないし、こういう人らがデュポンみたいなことする。
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