劇場公開日 2020年6月12日

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ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語のレビュー・感想・評価

全356件中、321~340件目を表示

4.5劇場で観て良かった

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

4姉妹の物語は
華やかで爽やかでちょっぴり切ない映画でした。
初めから終わりまで
スクリーンから花の香りがしてくるような感じがしました。
劇場で観て良かった映画だと思いました。

小説のお話なのか実際のことなのかが
いつの間にか分からなくなるようなエンディングも好きです。

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アツコ

3.5四姉妹っていいなぁ

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

‪女性の自立が難しい時代に生きる四姉妹の話。

完全にキャストありきで観ました。
豪華すぎて観ずにはいれませんでした。

なので全く期待していませんでしたがよかったです!
自分の信念を貫く次女の姿にはぐっと来ました。

ラストは泣けますし
四姉妹各々がぺちゃくちゃ喋ってるお家の
シーン見てるだけで泣けました。

あとやっぱりティモシーくん。
キャラといい服といいかっこよすぎ、、

キャストは豪華で
楽しいシーンはすごく幸せな気持ちになれるし
悲しいシーンはすごくずしっとくる
いい映画でした!!

だがしかし、
四女がフローレンスちゃんなんだけど
海のシーンでミッドサマーが蘇ってつらかった‬

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マスノブ

4.5微笑ましい

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

76本目。
ネコが集まったかの様な姉妹。
賑やかさが何か心地いい。
なんか気になる、シアーシャ・ローナンにティモシー・シャラメの共演でスゴく期待してたし、良かった。
一瞬、メリル・ストリープが渡辺謙に見えたのは俺だけか?

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ひで

4.04姉妹のものがたり。

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

細雪、海街ダイアリー、とかとかやっぱり4姉妹が織り成す話はどれもなんか雰囲気が似ている。成長とともに結婚、自立、お金、奉仕と別々の価値観に進むのは仕方なし、しかし、無垢な幼少時代の姉妹関係に戻れれば最高。幸せの価値観はそれぞれ違うし達成感もそれぞれだから題名そのままなんだなー、と。爽やかー、な作品でした。

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peanuts

4.0美しいストーリー、懐かし名作

2020年6月13日
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子供の頃に読んだオルコットの若草物語。こんなストーリーだったっけ?大人になって、映像で見てみると、なんとも美しくて切ないラブストーリーなんだな。
子どもの頃にはわからなかったジョーの女心が、今なら理解できる。
キャストが、すごい。予告ではティモシー・シャラメで観客動員狙ってます?と思ってましたが、ローラ・ダーンしかり、メリル・ストリープしかり。
時間軸が前後するけれども、髪の毛や背景などで想像がつきます。
なんとも豊かな気持ちになる作品でした。

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ミツバチば~や

5.0運命、追い追われ

2020年6月13日
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賢き長女
強き二女
優しき三女
逞しき四女

両親の欠片を散りばめたような、四人の織り成す物語

それぞれの欠片達に、等しく訪れる運命。

個人の思惑を超越した場所で、降り掛かる運命。

いつの世も人は、誰かを思い、誰かに思われ。

何かを信じ、運命に従う。

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グリーン

4.04姉妹の華やかな競演

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語」を新たな視点で映画化した作品。個性のある4姉妹の競演は見応え充分。その他のわき役も豪華キャスト陣が揃っていて目移りします。その中でも主役を演じたシアーシャ・ローナンの存在感は抜群。負けん気が強くお転婆でエネルギッシュな次女ジョーを見事に演じていました。
2020-91

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隣組

4.5素敵な姉妹!

2020年6月13日
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とても綺麗な姉妹ですね!
中でも、エマワトソンさんは素晴らしい!
ジョーは、頑固ですが、応援しちゃいました。小説を書いているシーンよかったです。
小説に引っ張られる現実ていうのもいいですね。

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かん

4.0沁みる

2020年6月13日
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I’m so lonely.という言葉がもの凄く印象に残ってるのは、いまだからでしょうか…
大変な時期がやっと落ち着き始め、“映画館に人を戻したい”とのことで公開日を決めた的な記事を読みました。
本当に感謝です。
作品全体に流れる雰囲気、芯が強いキャラクターたちとそれを演じる魅力的な俳優人、素敵なインテリアなど
全てが沁みました。
愛が溢れ、力強く、優しく、周りを思いやって生きる登場人物たち…まさに世界にいま一番必要なことだよなあ、としみじみおもいました。

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I am R.

3.0イメージぴったりの配役と衣装

2020年6月13日
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原作小説の一作目と二作目に忠実な映画化ゆえ、ストーリーに新鮮味はありませんが、多幸感に包まれた作品です。
『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督の指向なのか、ちと現代風の女性自立概念が強めのふりかけ。

主役のジョーが、ニューヨークで作家業をはじめるところからスタートし、様々な現実に際して、過去の回想という形で少女時代のエピソードを挿入する構成。
(『続若草物語』を作中現代として、『若草物語』を思い出すといえばわかるだろうか?)
なので、時系列を脳内で整理しなきゃいけないのが少しつらかった。
そのため、辛めの点数にするけど、優雅な描写、演技演出など、トータルではクオリティが高い作品。

四姉妹の次女ジョー=シアーシャ・ローナン、長女ベス =エマ・ワトソン、四女エイミー=フローレンス・ピューのキャライメージがぴったりなうえ。
ローナンの「怒り」「哀しみ」「嘆き」の演技が素晴らしい。
エマ・ワトソン目当てに行ったんですが、すっかりローナンに魅了されました。

それと、『ミッドサマー』じゃないから、フローレンス・ピューの周囲の人々はそんなに死にません。
『ファイティング・ファミリー』のサラヤ役といい、演技の幅が広いピューにも、今後注目していきたいと思いました。

でも、一番の見どころは、19世紀・南北戦争時代のアメリカの衣装、美術、建物の再現のすごさ。
アカデミー賞の衣装デザイン賞を獲ったのも納得です。

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コージィ日本犬

4.5役者の演技で魅せる良作!映画館で観て!

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

久しぶりに映画らしい映画を観た気がした。

とにかく登場人物が魅力的。
メグ役でエマ・ワトソンが起用されたことで話題になった。当時はなぜ?主役のジョー役じゃないの?と不思議に思ったけど、映画を観て納得した。慎ましく、思慮深く一途な愛情を表現する長女役には、エマの落ち着いた雰囲気がとてもハマり役。

ジョー役のシアーシャ・ローナンは少女から大人へと変化していく女性の姿を見事に演じきった。ふとした表情でも優しさが伝わる演技、何気ない仕草でも育ちの良さが伝わる所作が作中に溢れていて、彼女の演技の虜になってしまった。

エイミー役のフローレンス・ピューはこの映画で初めて出会った女優さん。姉妹の中でお味噌だった時とヨーロッパの社交界で華やかに着飾った姿のギャップがとても良かった。

ベス役のエリザ・スカンレンは今作がデビュー作?なのかな?病弱ながらも他者を思いやれる慈悲深さや姉妹をソファーから眺める愛らしい眼差しが印象的だった。

四姉妹の成長もさることながら、今作では母親役のローラ・ダーンや叔母役のメリル・ストリープも物語をグッと引き締めていた。

結婚への価値観がそれぞれの立場で語られていて、どの登場人物の価値観にも共感して、台詞の一つ一つが心に残った。

劇中でもう一つ注目していたのは衣装!
どのシーンでも目を引くけど演技を邪魔しない配色や洗練されたデザインの衣装は、キャラクターをより一層魅力的に見せるだけではなくて、心理描写や背景までさまざまな役割を担っていた。
衣装や小道具、使っている家具の一つ一つがとても素敵で、画面の中が宝石箱の様だった。

自分の生き方について、肯定的に諦めずに生きていこうという生命力に溢れた作品でした。
観賞後に立てなくなるほど心に刺さりました。
是非、劇場でご覧ください。

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@花/王様のねこ

3.5お母さんがイイ

2020年6月13日
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鑑賞方法:映画館

評論家にはかなり評判が良いが、そこまで良いかな〜?フレッシュな若手女性監督によるフレッシュな俳優達の起用といったマーケティング的な意味以外に、この時代に150年前の(進歩的とは言え)女性達を描く物語の映画化の意味が、結局あまりわからなかった。
みんなシアーシャ・ローナンばかり取り上げるが、フローレンス・ピューが意外と良かったなあ。7年前とハッキリ演じ分けているのは彼女だけ。
ラストが現実なのか物語の中の話なのかはっきりしないところは面白かった。

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ミーノ

3.5美術・衣装が素晴らしく素敵

2020年6月13日
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四姉妹の人生を見ながら、じんわりもし自分だったらどうするかなぁ…など思いを巡らせながら観ていました。きっとジョーのような強い想いを持っては生きられない。笑
お話が物凄く面白いかというと、そうでもないのですが、最初から最後までずーっと画が素晴らしくて眼福。時代背景に合った衣装やヘアメイク、階級や暮らしを感じさせる家具や小物、隅から隅まで本当に素敵!
特にエマ・ワトソンがめちゃくちゃキュート!美女と野獣でもそうでしたが、彼女はこの手のドレスや洋装がとってもお似合い。可愛かった〜

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まだまだぼのぼの

4.0今だからこそ是非見たい

2020年6月12日
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泣ける

楽しい

幸せ

すばらしい作品で、おすすめです!
特にF.ピュー演じる四女のエイミーのキャラクターが私は好きだったかも。
T.シャラメのローリーも、はまり役ですね。
ジョーとローリーは、やっぱり結婚という形で結びつく間柄ではないのでしょうね。
すべてを知っていて、あたたかく見守るお母さんが良かったです。
そして、ルイ・ガレルが出ているなんて、本篇を見るまで知りませんでした。それも重要な役。
ラスト、ジョーが「物語の中」ではフレデリックと結婚する、という落ちが効いています。

支え合う家族、同胞、隣人。労りの心、傷ついたひとを思いやる気持ち、友情。
嫉妬もあれば、貧困や孤独も。
コロナで疲れた今こそ見て良かった、という作品でした。

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マリエル

5.0本歌取

2020年6月12日
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久しぶりの映画館。それに応える出来栄え。とめどなく奏でられる美しい音楽、素晴らしい調度品や衣装。映画の世界にどっぷり浸れる。
1949年版を予習していたのが成功だったか失敗だったか。一度しか与えられぬ機会だから答えは分からないが、個人的には正解。時系列に沿わず、パッチワークのようにひとつひとつのエピソードが編み直されたようで、ベースに1949年版があるだけに、それぞれのエピソードの意図が鮮やかに浮き上がってくる。「ああっ、ここでこの台詞を入れてくるか」とか、「この2人の関係をこういうシーンで描くか」「こことここを繋ぐか」とか。テンポの早い会話のやりとりは情報量が多く、既に知っているストーリーを立体的に描き出す。
思い入れのある四姉妹。終始、目が乾くことがない。イメージと違うという印象を与えてしまうと心が離れるものであるが、グレタガーウィックの解釈、そしてこの人しかいないと思わせるだけの配役。シアーシャローナンの変化に富んだ表情の豊かさ、ローラダーンとは本当の母娘のよう。エマワトソンはこれぞメグ。エリザスカンレンのベスの目力の強さ。そして驚いたのはフローレンスピューのエイミー。時代の前後で表情が子供と大人に全く変わる。母親に受賞は阻まれたがアカデミーノミネートも納得。ローリーとの展開も違和感を抱かせない。彼女の判断と女の道。話全体を豊かなものとしている。
端役でも大役。メリルストリープもマーチおばさんを好演。ティモーシーシャラメは姉妹の演技をそれぞれ受けとめる。冒頭のシアーシャとのダンスシーンの軽やかさ。既にこの映画はただものではない。作り手がこの四姉妹の物語の普遍性を現代に蘇らせようと全力の演技で応じているようだ。
イメージとは違ったのはラストの展開。名シーンへの期待を裏切ってくる勇気の太さ。現代においてはこう描くべきという作り手の強い意志。全ては作者オルコットと全ての女性に捧げる。その意気上等。

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Kj

0.5くず

2020年6月12日
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寝られる

エマワトソンはじめ魅力の無い女優ばっかり
原作の映画化作品全て観たわけではないが
おそらく最低の映画だろう

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モロボシダン

5.0映画館へ行くことにまだ二の足を踏んでいらっしゃる方へも、この映画だけはお勧めしたい。

2020年6月12日
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グレシャムの法則

4.5【女性が幸せになる道は、裕福な男との結婚だけではない。信念を持つ美しき若草達が成長していく姿に魅入られる。小説家を目指すジョーがグレタ・ガーウィグ監督の姿とダブって見えた、多幸感溢れる作品でもある。】

2020年6月12日
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楽しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0現代的な視点から『若草物語』を語り直した快作

2020年6月12日
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傑作青春映画『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督による長編2作目は、
古典『若草物語』を現代的に解釈し、
見事な脚色でアップデートした、愛すべき一本でした!

19世紀のアメリカを舞台に、貧しくも幸せに暮らす四姉妹の姿と、彼女らのその後を、
次女ジョーの視点を中心に、時系列を入れ替えながら描きます。

女性にとっての幸せに主眼が置かれた本作ですが、
「結婚のみが女性の幸せである」という古い価値観自体は否定しつつ、
「愛する人と人生を共にすることの尊さ」も丁寧に描いた
監督の優しいまなざしが、私には非常に愛おしく感じられました。

自信なさげに小説を見せ、安い原稿料で売り払うOPと、
自分の作品の価値を高らかに宣言するEDの構成、
三女ベスの行末を案じたジョーが階段を駆け下りる、2つの場面の対比などなど、
呼応しあうシーンを随所に散りばめた演出もお見事。

過去と現在をせわしなく行き来する作りに若干の戸惑いを感じたものの、
このような語り口を選択した監督の意図が、しっかり伝わる作りになっています。

原作の内容を押さえていた方が物語を飲み込みやすいのは間違いないですが、
原作未見の私でも十分楽しむことができました。

シアーシャ・ローナン演じる主人公ジョーのエネルギッシュな魅力、
ローラ・ダーン演じる母親の、どんな時も為すべきことを行う気品の高さなど、
豪華キャストによるアンサンブルはどこを取っても一級品なのですが、特筆すべきは、新進気鋭の女優フローレンス・ピュー。 ⠀

前作『ミッドサマー』では「心に孤独を抱え、自分の居場所を探し求める」主人公を演じた彼女が、
幼さゆえにわがままな自分を抑えられない四女エイミーを見事に体現しています。

彼女が、ジョーに対して長年感じてきた負い目を吐露し、
自らの思いを打ち明けるシーンは、今作屈指の名場面でした。

語り口によっては時代遅れと捉えられかねない、難しい題材に、
ガーウィグ監督独自の作家性をごく自然に盛り込んでみせた本作は、
間違いなく現代に語り直す価値のある、素晴らしい作品でした。

巨匠アレクサンドル・デスプラによる美しい音楽を堪能するためにも、
音響の良いシアターでの鑑賞がオススメです!

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as

4.5確かな手腕

2020年6月12日
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鑑賞方法:映画館

原作未読、他の映像化作品も未見のため、時制を行ったり来たりする語り口にかなり戸惑ったものの、終盤のある場面で「なるほどコレがやりたかったのか」とはたとひざを打つ…
飲み込めれば、現代ともまったく変わらぬ女性の在り方についての問題が、物語の主題と深く関連していることに気づいて、なるほどコレが描きたかったのかと…
原作よりももう一段メタ視点が入ってるのでは?と考えるなど、グレタ・ガーウィグの監督としての手腕の確かさを思う。
役者もみんな素晴らしかった。フローレンス・ピューの口角下がった顔は『ミッドサマー』を思い起こさせるけれども…

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ぱんちょ