「ヒーロー誕生」ディヴァイン・フューリー 使者 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーロー誕生
キリストに恨みを抱く、総合格闘技ウェルター級世界チャンプが、右手にできた不思議なキズが縁でバチカンの神父と共に悪魔払いをする様になる話。
幼い頃、警察官の父親が瀕死の折に神に祈ったが助けてくれなかったことが切っ掛けで、信仰心を無くしたどころか、キリストに復讐心を覚えた主人公。
つまりは、キリストを信じていることの裏返しという理屈。
ある日右掌に一向に治らないキズが出来ると共に悪夢をみる様になり、祈禱師に促され訪れた教会で、キズの意味と力を教わると共に、悪夢を取り除いて貰ったことから神父を信じ、彼を手伝う様になっていくストーリー。
序盤の父親の件から、何だか怪しいヤツが登場し、その後の展開からラスボスがみえる中で、そこに向かって悪魔との対峙を繰り返して行く。
悪霊が憑いているとこ言ってたのはどこ行っちゃった?とか、神父の助手君の件にちょっと投げっぱなし感はあったけど、主人公を中心にみると、もの凄い能力を秘めた主人公の葛藤と成長の物語という感じで中々面白かった。
評判良かったら続編つくる気満々な終わり方だったね。
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