ディヴァイン・フューリー 使者のレビュー・感想・評価
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パク・ソジュンがすべて
エクソシスト系映画としての目新しさは、悪魔祓いに身を投じるはめになる主人公がプロのMMAトップファイターという設定。かくいう自分もそこに釣られて観たわけですが。
釣られた甲斐あって、ファイター役のパク・ソジュンがめちゃイイ。終盤、闇の司祭との対決に向かう時、鍛え抜かれた肉体に(しかも素肌に!)黒い僧衣を纏い、バイクに跨るシーンは溜息もののカッコ良さ。
とはいえ、ストーリーも、悪魔祓いの描写にも特筆するようなところはなく、作品として面白いかと言われたら、ちょっとなぁ。つっこみどころもかなりあるし。闇の司祭やその軍団がどうして肉弾戦に付き合ってくれちゃうのか、とか(武器ほぼ不使用)、市井の人々に悪魔を憑かせるにしてもターゲット選定理由がまったく分からないしペース遅すぎだし、とか。
あまり怖くないホラーアクションを観たい、あるいはパク・ソジュン好き,という人向けの映画ですね。私の星も全てパク・ソジュンにつけた分ですw
進化版悪魔祓いin韓国
悪魔祓い映画というとかの有名なアメリカの
階段ブリッジ降りand首一回転の
「エクソシスト」を思い浮かべますが。
あれとはまた毛色が違う。何ともスタイリッシュな…古き良き悪魔祓いを求めて観ると違うかも。
かなりアクション色とSF色が強い感じ。
「コンスタンティン」が近いかな。
格闘世界チャンピオンが悪魔祓いしてくから
普通に強ぇ(笑)普通にぶっ飛ばすし
その上ほぼ無敵のとどめ技まで持ってるから
とにかく強い(笑)
対するカルト側も…まぁ…何とオシャレな事。
描が全体的にスタイリッシュでオシャレ。
それが新しき悪しかと聞かれると
私は普通に面白かった。良いと思う。
アクションかっこよかったし。
悪魔祓い要素だけでなく主人公の背景とか
神父さんとの交流とかも良かった。
ホラー色は確かに薄いけど、
悪魔に取り憑かれた人とか良かったと思う。
めっちゃ悪魔憑き。良い演技するよなぁ…特に天井に張り付く女子と子供。
面白かった!
ホラーを期待するとガッカリ
シリーズ?
チェウシクとパクソジュンの再会は嬉しかったけど、
ここまでヒーロー物ちっくに書く必要があったのか。
ウドファンがブラックパンサーのキルモンガーぽくてちょっと気持ち悪かった。
完全にエンターテイメント。
次回はチェウシクかな?
悪魔祓いというジャンルに格闘技を取り入れた異色作
アン・ソンギは韓国俳優の中でも大好きな一人。その彼がアン神父としてエクソシストを務めているのだが、後継者がいない。そんなところへ総合格闘技チャンプのパク・ヨンフが現れるのだ。もう悪魔といえどもパンチ、パンチ、パ~~ンチ!ヨンフは幼少期に警官だった父を亡くし、神を信じられなくなっていたのだが、突然手のひらに聖痕が現れたため、導かれるままに神父のもとに現れたのだった。
韓国版エクソシスト作品って、結構あるように思います。韓国=儒教の国だと思っていたけど、キリスト教徒もかなりいる。日本のお祓いなんて、怪しい宗教ばかりだからなぁ・・・と、いろんなことが頭をよぎる。
アン神父も酒は飲むしタバコは吸うし(実際には吸ってない)と、気楽な面を見せてくれるし、「すべては神の意志」というワンパターンの答えも用意している。もしかして、ぐうたら神父?などとも思うけど、悪魔を祓うことに関しては真剣そのもの。神は信じなくてもいいけど、正しいことをやれ!といった父の言葉もあるし、自由な面をアピールしてた。それが暴力によって悪魔を退治することにも繋がるのかもしれません。
メインクレジット後に「チェ神父は使者として帰ってくる」といったアベンジャーズみたいなテロップ。なんでチェ神父なんだよ!とか思っていたら、彼は『パラサイト』の長男だったんですね。彼のひょうきんな雰囲気もいいし、続編作ってみてください。
【”「聖痕」込めた右ストレートが悪魔に炸裂! スタイリッシュなエクソシズム・アクションムービー”】
◆聖痕:イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔にされた際の掌の傷。
信仰心厚いカトリック教、信者の身体に現れる傷をも意味する・・。
ー 総合格闘技、ウェルター級世界チャンピオンのパク・ヨンフ(パク・ソジュン)は、浮かない顔をしている。
その理由は、幼き時に2人暮らしだった優しくて、真面目で敬虔な信者だった警官の父を、検問の際に”邪悪”な運転者により殺されてしまったから・・。
”神は何もしてくれなかった!”という思いが募る日々。
だが、韓国内には”闇の司教”(ウ・ドファン)が、着々と悪魔の王国を築こうとしていた・・。ー
■感想
・パク・ヨンフが神を憎む心の奥に宿していた、“善の心”。
ー それ故に、彼の右掌に”聖痕”が現れたのである。ー
・バチカンからやって来たアン神父(アン・ソンギ)は、エクソシストとして、”闇の司教”に取り込まれた人々を全身に傷を負いながら救済していく・・。
ー この辺り、エンタメとしてみても怖いが、オモシロイ。俳優さんたちの演技も・・。国民的俳優のアン・ソンギが演じるアン神父も、非常に良い。
・迷いのある、パク・ヨンフが傷ついたアン神父の代わりに悪魔に命を捧げた”闇の司教”との一騎打ちのシーンも、アクション炸裂である。
悪魔にヤラレソウニなった時に”天上”から現れた、優しき父と重ね合う掌・・。
そして、放たれた渾身の”聖痕”の炎が上がる右ストレートが”闇の司教”に炸裂!
ー 総合格闘技、ウェルター級世界チャンピオンだからね!ー
◆そして、迷いを払拭した、パク・ヨンフはアン神父とともに、バチカンへ。
<”韓国版エクソシスト”はスタイリッシュで、アクション満載。若きエクソシストも悪魔もイケメンです。面白き哉。>
気になっていたけど、怖いのがだめなので、映画館の大きな画面で見る勇...
薄味なエクソシスト
最近の韓国映画には感心する見ごたえのある作品の多い中、これは珍しくちょっとがっかり。
一言でいうと、ストーリーが荒くて、全然深みがないなぁ。
そしてその点を補う見せ場とか、濡れ場とか(笑)がまったくない。
主人公が神に裏切られたと思い恨み抜いて成長したのに、その恨みはむしろ神への愛の裏返しだということで、神の使者としてある日突然に覚醒する…って、うーん、さすがに屁理屈じゃね?
真剣に神頼みしても叶わず、もう神なんか信じねーぜってやつは世間にたくさんいるし、その親が特別な善人だったからというのも説得力がないよね。
神への恨みはめちゃんこ深いって割には、なんかすんなり使者抜擢を受け入れちゃうし、初対面のアン神父には特にさしたる理由もなしに妙になついちゃうのはなぜ? しかもアン神父はとても偉大なエクソシストとはみえない力量だったしね。(笑)
ラスボスの凄味も足りないからアクションまで物足りなかった。
せめてラスボス巨大化して炎くらい吹き出して欲しかったなぁ。主人公は全然かなう相手じゃなくてボロボロにされるけど、ふとひらめいて胸に刺さってたトゲ?を抜くと、シューってしぼんじゃったから、ギリやっつけられた。 てな展開のほうがよかったなぁ。
エンドロールのおまけミニエピソードは超蛇足だと感じましたが、皆さんはどうよ?(笑)
残念でした。
宗教色は強め。選ばれた男の壮絶な死闘!!
【賛否両論チェック】
賛:神を信じることをやめた主人公と、ベテラン神父との悪魔祓いが、まるで一種のバディ・ムービーのようで、痛快かつハラハラの連続。主人公の成長も見どころ。
否:ホラー映画のような描写が多く、グロシーンも多いので、苦手な人には向かない。展開もかなりのご都合主義で、宗教色も強いため、好き嫌いは分かれそう。
父を失った悲劇から信仰を捨て、憎しみを糧に生きてきた若き主人公が、ふとしたきっかけで“悪魔払い”の力を得て、ベテランの神父と共に闇の組織に立ち向かっていく様は、ある種のバディ・ムービーのようでもあり、観ていて痛快かつハラハラさせられます。
ただ、どうしても内容的に宗教色が強いのと、ホラー映画のように驚かせるシーンや、グロテスクなシーンが多いので、その辺りでの好みは分かれそうなところです。
展開も結構ご都合主義ではありますが、緊迫のアクションも満載ですので、気になった方は是非。
新味無し
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