「子役小南希良梨さん無しではあり得ない」ひとくず うつつのつづきさんの映画レビュー(感想・評価)
子役小南希良梨さん無しではあり得ない
ストーリーと演出は昭和ドラマのステレオタイプと言ってもいい展開と結末。
それにリアリティという魂を担ったのは鞠役の小南希良梨さん。
見始めはお顔が可愛らしいで始まったけれど、劇団演技が過ぎる大人たちの中で一人別格の現代演技だったと思う。
…だが、よくよく考え見れば、くずな大人たちの過剰な舞台演技との対比で鞠を描いたのであれば上西監督の演出力なのかもしれない。
とにかく彼女の演技無しでは成立しなかった作品だと思う。
見てから気づいたのだけど、小南希良梨さんは朝ドラ『ブギウギ』にも主人公の親友役の子役期で出演、既に出会っていたのでした(笑
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