「刺さる映画です」娘は戦場で生まれた 暇人さんの映画レビュー(感想・評価)
刺さる映画です
「ミルクもあるわ! ねえ、目を覚まして!!」
運び込まれた病院。母親が我が子に抱きつき絶叫する。だが、赤子は動かない。
「全部、撮ってよ! この光景を残さず撮って!」
――画面からビンビン刺して来る予告を観て鑑賞を決めた一本だったが、内容は想像を軽く凌駕した。
心臓を鷲掴みにされたなどというレベルを越え、正直、とあるシーンでは鑑賞から来るストレスで過呼吸に陥ってしまい、焦ってしまいました。
うんうん。
今年に入り、『パラサイト』を観てSugeeeと思った。
『1917』を観てもっとSugeeeと思った。
いや、だが、違う。
違うのだ。
――フィクションはノンフィクションに遠く及ばない。
と、まあ、そんな風に感じました。
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