「【”家族だったら、人種、宗教が違っても一緒にいて、困った時は助け合おうよ!”フランスの排他的姿勢、同性婚問題も笑いに変えるシリーズ第2作。愛すべきおバカな男達も健在です。】」最高の花婿 アンコール NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”家族だったら、人種、宗教が違っても一緒にいて、困った時は助け合おうよ!”フランスの排他的姿勢、同性婚問題も笑いに変えるシリーズ第2作。愛すべきおバカな男達も健在です。】
ー 第1作で、散々4人娘が次々にアラブ、ユダヤ、中国、コートジボワール人と結婚していく様を苦々しく見ていた、ド・ゴール主義のクロードも、娘夫婦たちが、フランス・パリの住みにくさ故に、母国もしくは新しき職を求めてフランスを去る事が、孫も出来たし、寂しかったのだろうな・・。ー
◆面白き点
・クロード夫婦が、アラブ、ユダヤ、中国、コートジボワールの娘婿を
”フランスが好き!”と思わせるフランス名所旧跡&ワインツアー作戦。
ソシテ、仕込んでおいた数々の罠・・。
ー あれだけ、前作では娘達がアラブ、ユダヤ、中国、コートジボワールの男達と結婚することに不満たらたらだったのに・・。可笑しいなあ。ー
・その作戦にマンマと引っかかる、愚かしくも愛しき4人の花婿たちの姿。
・タリバンから逃げてきた難民アラシンを庭師として、雇ったクロード。
ー 成長したね!クロード! でも、その後が・・。ー
けれど、彼のアラーに祈りをささげる姿やコルセットを付ける姿を自爆テロと勘違いして、スコップで殴っちゃったり、相変わらず、おバカである。
・4番目の娘ロールの夫コートジボワール人のシャルルのクロードと並ぶおバカな父、アンドレも健在で・・。
ー 愛する娘の結婚相手が・・。卒倒する姿・・。あー可笑しい。ー
けれど、結婚式にはクロードの説得でギリギリ間に合い・・、娘と熱い抱擁する姿。
<愛する”多国籍家族”は、肌の色が違っても、思想信条が違っても、仲良く、助け合って一緒にいたいよね。現在の不寛容な思想が広まる世界に対して、高らかに人間の善性、寛容さの必要性を笑いを塗して問いかけてくる作品。>
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