名探偵コナン 緋色の弾丸のレビュー・感想・評価
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全てにおいて非現実的すぎる
コナン映画において非現実的な犯罪が起こるのは日常茶飯事ではあるが、それをあり得るかもと思わせるくらい犯罪者側のスキルは高くあってほしい。この映画の犯人は特に犯罪組織やテロ組織に属するわけでもないが計画性や犯罪のレベルが高すぎる上に、ごく簡単にリニアの試乗会のプレゼンターとして潜り込んでおりかなりのご都合主義である。しかもレベルの高い専門職になっている上にそんな人間がリニアに同乗する設定自体に無理がある。案内などで試乗前の説明会にエンジニアや客室乗務員が登場することはあっても、先陣切って司会のような仕事をしているのは違和感しか感じない。
赤井秀一も超超遠距離から狙撃する程度ならアニメの誇張表現として受け入れられるが、リニアに向かって弾丸を放ち超伝導の浮上や真空などで永遠に飛びつつけるという設定はやりすぎだと思う。リニアとはいえ高低差や多少のカーブは存在するし、ずっと完全な真空状態になるわけでもない。それをかいくぐってピンポイントで当てるのは人間離れどころか科学離れしてる現象だ。
最後のリニアの脱線からの生還は開いた口がふさがらなかった。
世の中には人間離れしたアクション映画はたくさんあるしそれが悪いわけではないけど、ギリギリあり得るかもしれないと思わせる程度の説得力は必要である。推理要素を入れるならなおさらだ。そこが微塵も感じられず、非常に残念である。
オリンピック×リニアという、夢のある題材だった!!
WSG(東京オリンピック)×超伝導リニアという。現実の先を行く内容ですが、リニアの仕組み(クエンチ等)を使ったトリック等は頭に入ってきませんでした。走行中のリニアで普通の部屋にいる感覚で歩いたり話していて、これで良いのかよく分かりませんでした。リニアを東京にぶつける発想は「相棒」がやりそうな題材で凄いですが、映画自体は特に面白くはなかったです。熱心なファンではないので、沖矢が赤井に戻っているのがよく分かりませんでした。出だしのクイズの答えが謎でした。FBIへの恨みを子供に阻止されて気の毒に思いました。キャスト欄の記載が少なすぎる気がします。浜辺美波の役はモブ声優で良かったです。
推理もしなければ爆発もしない
名探偵の探偵推理はどこいった?ってくらい推理はない。探偵ごっこの謎解き程度。
爆発は春の季語というくらいなのに爆発もしない。(破壊はあるけど爆発ではない)
元太は犬じゃないし人権は?って感じ。
世良ちゃんに携帯2個ある理由を聞かれてうやむやにするのもどうなの???
赤井ファミリーに焦点を当てるにしても何が言いたいのかまったく分からない映画だった
恐ろしいほどの駄作
正直この映画に星1以上の評価つけてる人はセンス0です。恥じた方がいい。……と強く言いたくなってしまうほどに酷い。もちろん観てどう楽しむかは人それぞれなので、視聴者のセンスが0なんてことはないのでご安心を。
ただ、監督と脚本家は自分たちのセンスが0どあること、才能が皆無であることを自覚するべき。こんなお粗末なものに金を払わせてわざわざ観に来させて恥ずかしくないのか?と。プロとしてありえない、とさえ思う。
まず、監督の永岡智佳は同作の紺青の拳の監督だけど、紺青の拳も散々言われた「これミステリーじゃなくてアクションじゃん」という根底からコナンというものを理解していない作風が問題。ド派手作画でド派手なアクション! 演出はとにかく派手に! リアルさなんてどうでもいいからまるでドラゴンボールのように、ワンピースのように、ド派手にやれ! というのがおそらく彼女の作風。圧倒的にコナンに向いていない。いや、"近年のコナン"においてはおそらく最も適任であるから興行収入を伸ばしている、という見方も出来る。まるでクレしんのムトウユージで興行収入が伸びた時のような不快感と同じである。
どんな絵コンテを書いてるのか本当に不可解。あのデブの犯人の車が飛ぶところとか、あんな空中に舞って柱に激突して……どう考えても人間が生きているわけが無い。そのあとの爆発で数メートル吹っ飛ばされて大回転してたけど、なんで生きてんの?マジで。この人の脳内ではあんなことあっても生きてるほど人間は強い生き物だと思ってる感じ? いや、ワンピースの登場人物ならあんくらいじゃ死なんよ。そこを履き違えてんだよね。あくまでコナンであって欲しい。
もちろん、変な薬で幼児化するファンタジーからしてリアルさの欠片もないだろう。けれど優れたファンタジーというのは、往々にして緻密なまでのリアリティがあるものだ。おごそかな日常の演出があってはじめて、過激なアクションが映えるというものだ。その辺りの"アニメの美学""映像の美学"というものがすっぽ抜けている。皮肉なことに、そんな美学(笑)なんてものがすっぽ抜けた作品ほど大衆受けするようである。だから、興行収入だけを考えるのであればこのスタンスが正解だろう。子供騙しのすーぱーあくしょん映画、を作っていくべきである。
まずリニアがあんなに大破して人間は生きていられません、絶対に。ああなったら人間は死にます。資料をちゃんと集めましたか? 列車事故等の詳細な資料を見ましたか?
クレしんの戦国大合戦では、歴史の解釈違いがないように膨大な量の資料を参考にしてリアリティを大事に作られました。歴史マニアも唸るほどに。
そんなクレしんなんていう子供向けアニメでもやっている"リアリティと向き合う"ことを疎かにして、「リニア大破して大事故起きたけどまぁ生きててええやろw かすり傷でおk」ってなノリではい生還〜!とかされても何の感動もないですから。いや、大衆はこんなんでも感動できちゃうほど感動へのハードルが低いですからね、わざわざ労力かけてまでいいもの作らなくたって金儲けだけなら出来ちゃいますよ、ええ。
いや、死んでるだろ……が多すぎるんですよこの監督は。それが悪い訳では無いんです、そういう演出が活きる作品というものはあります。圧倒的に作風がコナンに向いてないんですよ。興行収入的には圧倒的に向いてますけど。それでも作品に合わせた作り方が出来ない作家は二流だと思いますよ。
あの犯人のデブは2回死んでるし、コナンも世良も犯人の女もなんかFBIのおっさんもみんな死んでます。説明できない神の奇跡によってなんか助かりましたが。そこは科学と根拠のある論理で"助かる理由"を見つけて謎を解くのがコナンの醍醐味なんじゃないんですか?デウス・エクス・マキナなんてコナンに求めてませんけど。いや、大衆はどうか知らんけど。なんかワーキャーすげー!ってのしてれば多分満足なんだろうけど。
あと更によくなかったのが脚本家です。櫻井武晴とかいう方。この人もかなり稚拙な脚本作りしますよね。黒鉄の魚影が星5ではなく星4で最高傑作になれなかった理由の全てが脚本ですから。この人の脚本はなんというか、脚本学びたての高校生か大学生あたりの作品って感じ。これでプロ名乗るのはさすがに恥ずかしい。
とにかく"ご都合主義"。この一言に尽きます。あらゆるキャラクターの行動が"脚本の為に動かされてる"ものでしかない。キャラクターたちの意思ではなく、脚本の都合によって動かされている。これは本当に二流、いや三流の脚本家の作り方です。なんでわざわざ赤井がライフルで撃つ必要あるん? わざわざ銀の弾丸(笑)とかいうものを作って科学的に不可能なスナイプを見せ場にしたかったんだろうけど、車内で解決できる方法探せよ。
その場にコナンが誘導した、とかいうけどああいう状況にならない可能性だって想像できるだろ。犯人が隠れて立て篭もってる場合だってある。そんなifがたくさんある中で「まぁこんな状況になるだろうからそこ先読みしてライフル撃っとくわw」とか、ありえなさ過ぎて興ざめ。まさに脚本の為の行動。赤井が本当に頭いいなら、そのもしもに備えて万全の体制を取ってから確証得られる行動のみ選択するはずだろ。多分いけるやろ(笑)でしか撃ってないアホやん。それも全部超遠距離射撃とかいう見せ場の為だけにそのあたりの正当性を無視した矛盾だらけの活躍。あぁ、まさに三流の脚本。
秀吉の将棋に見立てたカーチェイスもまさにそうだよね。秀吉の頭の良さをアピールしたいだけの三流の展開。こんな中学生でも思いつくような展開よくプロット段階で「さすがにキツいか」ってならんかったなって。
黒鉄の魚影もそうだった。以下サブマリンのネタバレあるので気をつけて。
博士の発明品の水中移動機みたいな奴で灰原がコナンを助けにいったけど、"普段の哀ちゃんというキャラクターなら"あそこは助けに向かわず、無事を祈って待ってるはず。もしそれでも助けに向かわなければいけない理由があるとしたら"コナンがピンチであることを知っている"場合のみ。もちろん、危険であることは知ってただろうけど、酸素がなくなる状況まで読めるはずがない。
だったら、最初に灰原を助けた際に発明品が損傷を負っていて、コナンがそれに気づかず使ってそれを知っていた灰原がコナンを助ける為に勇気を振り絞って向かった、みたいな動機づけはいくらでも作れたはずである。もちろん黒の組織から助けてもらったコナンを助けたい気持ちが芽生えているはずの灰原からしたら、無事かどうかなんてどうでもいいから助けに行く! ってなったかもしれないけど、それは"灰原というキャラクター性"を無視している、とすら思う。
灰原がああまでして助けに行かなければならなかった理由づけを、キャラクターの性格に沿って課題を置けなかった脚本があまりにも稚拙。あの発明品は子供にしか操作できないから、本当は蘭が助けに行こうとしたけど灰原が蘭の代わりを買って出て助けに行った、とかの方がよほど灰原というキャラクター性を活かせたと思わないか? そして、唇を奪った贖罪という蘭に対する葛藤として十分な動機づけにならないか? 全部が大味なんだよこの脚本家。
という訳で、緋色の弾丸にしろ黒鉄の魚影にしろとにかく脚本が稚拙。才能のある中学生に作らせた方がまだマシじゃない?
黒鉄の魚影もコナンと灰原がキスするシーンを作りたかったからああいう展開にしたという脚本ありきの作品だ。キャラクターたちの意思で動いて、キャラクターたちが紡いだ物語ではない。だから本当に勿体ないと思った。
いい作品というのは、キャラクターが勝手に動いて勝手に紡いでくれるものだと思っている。物語の舞台や設定はあったとしても、このキャラクターはこうする、というものが逸脱してはいけないのだ。この脚本家はおそらく頭がよくないだろうから、赤井やコナンまで頭の悪いキャラとして写ってしまってるのが本当に惜しい。自分より頭のいいキャラを作ることが出来ないのは作家にとって決して越えられぬ運命である。これからは頭のいい脚本家に脚本を書いてもらって欲しい。
こんな展開やこんな場面が書きたいから、このキャラをこうやって動かそう、みたいなのをやっていいのは脚本をかじり立ての素人まで。プロは頭を捻って捻って、キャラクターの矛盾をなくして整合性を持たせ、そして舞台と設定に調和させていく。これが出来てプロだと言える。その点で言うならば監督も脚本も三流もいいところ。もっと素晴らしい作品を見て学んで欲しい。
まず、人間はあんな凄惨な列車事故が起きたら生きていられない、という幼稚園児でも分かる常識だけでも勉強してから作品作りに励んでもらいたいところだ。
アイデアは面白い
リニアと同じ電磁機器であるMRIでクエンチを発生させて、話を膨らませている。
リニアと同じ原理なのか、真空でリニアを追いかける弾丸のアイデアも夢があって面白いと思う。
気になったのは、下記です。
・リニア内での捜査
栄養ドリンクの蛍光反応で場所を特定していたが、狭い車内で乗客が他にいないのであれば、全部開けて廻るだけで良く無駄に思える。例えば運んだ犯人の足跡などを見つけるのなら意味があったと思う。
・MRIを壊した犯人をスマホを鳴らして特定しているが、リニアに乗ってる時点で犯人と特定できる。
大勢の中に隠れてる状況を作るか、もう一人、共犯者を作った方が良かったと思う。
・何故、あの事故で助かるのか不明。
パラシュートでスピードが落ちないと分かったら、そのパラシュートで皆んなが脱出する展開なら納得できるかな。
以上
灰原ファンの私としては・・・
スポーツの祭典の裏で蠢くテロに、コナンが挑む物語。
序盤に少年探偵団がの無茶無理が鼻について少しイライラしましたが・・・その後は、比較的シリアスな私好みの展開で、総じて高評価。
個人的な趣向になってしまいますが、コナンと灰原の関係がテンポも良く絶妙で、心地よく感じました。
特に、病院でのクエンチのシーンが良いですね。直ぐに気付く灰原の格好良さ。そして、まずコナンを心配するコナンとの絆。蘭がいるので、この二人が恋愛関係になることはないのでしょうが、とても深い信頼関係が感じられて灰原ファンとしては嬉しいシーンでした。
コナン映画でいつも気にしている動機については、いま一つ。父親の汚名返上の犯罪。複数の誘拐を実行しているとはいえ、誰も殺そうとしていないわけですから、動機としては「あり」だと思います。
ただ、元FBI長官への殺意は許容ですが、リニアを脱線させる・・・となるとやり過ぎに感じます。
例えば井上は「実は外国のエージェントで、リニア脱線自体が目的。白鳩の動機を利用していた」なんて設定があれば、サスペンスとしても秀逸で、動機自体も納得出来るものになったように思います。その場合、井上のエンジニアの設定が少し邪魔になりますけど・・・
赤井の真空超電導リニアの特性を活かした狙撃はアイデアは凄いと思いましたが・・・あれを許容するかは迷うところ。
クライマックスの脱線は、個人的にはマイナス。流石にやり過ぎです。パラシュートと巨大サッカーボールの仕掛けをしたのですから、ギリギリで止めてしまった方がカタルシスは感じられたように思います。コナン映画あるあるですが、派手さを優先させてしまったようで残念に感じました。
最後に、いつも気になっていたゲスト声優について。今回の浜辺さんはそれ程重要な役ではなく、悪目立ちし難い役柄だったので違和感なく楽しめたのは良かったです。
私的評価は、3.5・・・にしようと思いましたが、灰原ファンの私です。彼女の活躍分だけ底上げして4にしました。
もったいない
赤井家がメインとのことで、家族が主役で進むのかと思っていましたが、
客寄せのために赤井家を出したような作品でとても残念でした。
コナン好きにはいいと思いますが、この作品を子供が理解できるでしょうか、、?
そして話が色々な所に飛びすぎてまとまりがありません。
事件としても最初に一人死ぬだけで、ヌルい作品なので、正直映画にするほどでも無い内容だと思います。
殺人描写もコンプラとかで控えてるんですかね、、?
映画館で見てたら★2かと思います。
地上波で見たことと、私がコナン好きなので★3にしました。
灰原も最近は明るくなって平和ですね。笑
残念な描写は随所に
時速1000kmの真空超電導リニアの開業と世界のスポーツの祭典WSGの開幕が同時に行われることとなり、それに合わせて事件が起こる。
メアリーが沖矢昴=赤井秀一であることを悟ったであろう、くらいで大きなストーリー展開はない。
赤井家とFBIが連携しながら活躍するが、どちらも雑に絡められている感はある。
ドライビングテクニックに秀でたはずのキャメルが、犯人を追い詰められないくだりは残念。
意図的に犯人を追い詰めていない描写が欲しかった。
アニメゆえに、時速1000kmの真空超電導リニアの開業という設定が奇抜すぎるのはまだ許容範囲。
だが、制御できなくなったそのリニアを止めるために、それほど大きくもない旗をパラシュート代わりにして減速させるところまでいくと、さすがにきつい。
事件解決の手段はもう少し現実味のあるものにしてほしかった。
脱線して競技場にふっとんだリニアの中で全員かすり傷なのもなかなか無理がある。
リニアすら見えてないところからの赤井秀一の射撃もよく分からない。
初めてのリニア運行なのに、どの位置にどう打てば弾丸が犯人に当たるかをどうやって予測したのか。
計算されたものなら説明が欲しい。
むしろ見える位置からの射撃で問題ないのでは?
あとは、灰原のキャラ。
元々もっとクールなキャラだった気が。
声に活気がありすぎて声優が変わったのかと思った。
クールさ故の活躍がかっこ良かっただけに、主体的に動きすぎな感じがする。
赤井家、FBIと連携して犯人を追い詰めるところはおもしろいだけに、残念な描写が目立つ。
他の人も書いているが、最近の作品はミステリーというよりアクションに寄りすぎな印象。
コナン×哀
オリンピックや真空超電導リニアなど、1つひとつの要素は派手なのに、現在進行形では死者が出なかったことや動機など、いい意味で派手じゃなかったと感じました。赤井ファミリー集結を謳ったわりには、安室さんみたいに前面には出てこなくて、キャラではなくストーリーと主人公コナンくんを楽しめました。古き良きコナンって感じ。
蘭ねえちゃんが謎解きに加わったり、珍しく危険に陥らなかったりしたのがおもしろかったです。また、今回一番好きだったのは、哀ちゃんがコナンの相棒として活躍していたことです。むしろ赤井ファミリーより見せ場が多くて、哀ちゃん目当てでもう1回観たいです😍
おなじみのアクションについては、赤井さんの異次元の狙撃や最後生きていることがツッコミどころありで楽しかったです。
最後に
謎のクエンチ推し
金ローの最後の、安室さんのゼロの執行人のアンサー
も良かったです。
※ロクでもない感想です※
・いつものコナン映画でしたね…(毎回恒例の感想)
・あまりにも爆発爆発言われまくったせいか今回は爆発しませんでしたね、かわりにクランチだか何だか延々と言ってましたが……あと今回はコナンが「らあぁーーーん!!!」するんじゃなくて蘭姉ちゃんが「コナンくーーーん!!!」してました😌
・演出重視の脚本でしたね🤔 演出が仰々しめというか外連味タップリと言うか……おもしろくなかった訳じゃないんですけど好み分かれそうっすね、劇場アニメあるあるの範疇な感じではある🤔 演出ありき、っていう点ではゼロの執行人と共通してるね(?)
・ぶっちゃけ中身はそんなにあるわけじゃない(小声)
・世良がかわいい(クソ感想) あとおれは沖矢さんがすきです(なんの話だ)
・近年でも指折りの被害の甚大さでしたが……がんばれリニア、明日はどっちだ(白目)
・事変はいつもの事変でしたね(?)
赤井家はあまり活躍なし
まず、一番疑問に思ったことから。犯人を追う赤井をメアリーと世良の二人が妨害せず、赤井が犯人を捕らえることに成功していれば、リニアの暴走も起こらなかったのではないでしょうか?ED後にメアリーが「FBIのせいで我が国の要人が〜」みたいなことを言っていましたが、メアリーと世良の行動がなければWSGの中止(仮定)及びメインスタジアム等の崩壊により、日本・東京都・鉄道会社が莫大な損失を負う必要も無かったのでは?
キャッチコピーなどから、原作で互いに情報を伏せ続けてきた赤井家が知らず知らずの内に互いに協力し合い事件を解決するのかと思っていましたが、寧ろメアリーと世良が赤井の足を引っ張るだけでした。また、赤井がメアリーに正体を伏せ続けてきたことがあんな悲劇に繋がったようにも思えます。損失の一部はFBIとSIS(アメリカとイギリス)に賠償責任があるのではないでしょうか、コレ。五輪と金を巡る問題は現実に大きな問題として取り上げられてきたがために、素直にアニメとして楽しめませんでした。
世良は格闘の相手が沖矢であることに気づいていたようですが(沖矢の変装に言及していたことから、沖矢の顔をハッキリと見ているはず)、世良の沖矢に対する疑念をわざわざ映画で深めることに意味があるとも思えず。一体何のために導入されたシーンだったのか…。ただ犯人追跡の足を引っ張ったようにしか見えませんでした。足を引っ張ると言えば、危機的状況下でコナンの正体を探ろうとする世良の行動も、こちらも原作通りではありますが、やはり鬱陶しく感じました。
リニアをメインスタジアムに放り出したラストですが、過去作でやっていた軌道の計算など何もなしに土壇場で実行したことから、かえって犠牲者を増やす結果になってもおかしくなかったのではないかと思いました。そもそも、スタジアム内外の民間人の退避も完了していませんでしたが…。
赤井秀一はティザーイラストで一番大きく描かれていましたが、目立った活躍がなく、狙撃シーンも印象に残りませんでした。あのような狙撃が本当に可能であるのか否かはわかりませんが、狙撃に当たり緻密な計算をしているようにもなく、BGMもなく、差し迫る危機感もなく、過去二作の赤井の狙撃シーンと比べると、著しく盛り上がりに欠けていました。
宣伝を見て赤井家を前面に出した映画なのかと思っていましたが、四人の活躍で印象に残ったのはカーチェイスを詰め将棋に見立て指揮する羽田秀吉のみでした。終始一貫して、コナンと灰原哀の相棒コンビの方がメインに近い扱いだったと思います。そちらを宣伝した方が適切だったのではないでしょうか。青山先生の原画は赤井家に関するシーンばかりでしたが、いずれもあまり大きな感動のあるシーンではありませんでした。
ミステリー関連ですが、犯人がアランをリニアで移送する意味がよくわかりませんでした。列車内を殺人の舞台とし15年前の事件に準えることで、アランへの強い憎しみを表現しようとしたとかいうことでしょうか?それにしても、アランを殺し損ねる可能性、犯行後に逮捕される可能性の高いやり口を選ぶ必要性はわかりません。クエンチ直後、あるいは拉致した車内で決行した方がどちらのリスクも低くなりませんか?リニアを最後の舞台にしたかったという、制作サイドの都合を強く感じました。製菓会社社長や園子の父親の拉致も、アランを警戒させることで犯行がより困難になるだけではないかと思いました。
ティザーイラストでは大きな扱いだった一方でラブコメらしいラブコメもなかった羽田秀吉と宮本由美、ラストでメインテーマが流れなかったが故のカタルシス不足、CGで不気味な動き方をする背景の通行人、(殆どいつものこととはいえ)博士の扱いの悪さ、新名古屋駅で駅舎の一部を派手に破壊するコナンなど、細かい点も全体的にイマイチでした。特報を観て、どんな風に使われるのかと楽しみにしていた「お前を守るのは、俺の〜」が電話での会話であっさり使われてしまったことも残念でした。新幹線のカラーリングや駅の名称がリアルと異なる点も、どうしても引っかかりました。まあ、リニアをあんな使い方をしてしまったので、大人の都合でそのあたりの変更を余儀なくされたのだと想像がつきますが。病院でのアランとのやり取りの後のシーンですが、コナン・灰原哀に対する「英語がわかるのか」という蘭の問いは、アランが一方的に英語で話したのみで二人がアランに何かしら答えた訳ではなかったため、違和感がありました。
全体的には残念でしたが、観て良かったと思える部分も多々ありました。アランの狙撃を補助しようとするコナンに驚愕する蘭達の緊迫感、司法取引や証人保護プログラムを巡るジョディと犯人のやり取り、小五郎からリストを奪ったり犯人からスマホを奪ったりと例年以上にアクティブな灰原哀、お嬢様であるが故に得られた特権を人に譲ってしまえる園子が良かったです。毎年恒例のストーリー・キャラクターを説明するパートのFBIのメンバーが登場するシーンがカッコよかったです。
浜辺美波さんは上手かったですが、毎年毎年ゲスト声優に関して心配しなければいけないことは、そろそろ何とかしてほしいです。
コナン映画では駄作の部類
小さい頃はコナンが大好きで、映画はなんやかんやすべて見ている。
もはや毎年の風物詩のように惰性で見ている気もする。
が、そんなおっさんからするとこのままの路線なら劇場まで足を運ぶ必要もないかもしれないと思わせた作品だった。
2018年のゼロの執行人からの流れからなのか、最近のコナン映画はキャラ推しにシフトしたように感じる。
謎解きをそこそこにアクションシーンを入れるのはコナン映画あるあるなのでいいのだが、それにしたって今回は赤井家の話がメインで事件の解決は超距離の狙撃一発。
緻密な計算の上に成り立つ「狙撃」という行為で超理論を持ってこられると流石に興ざめ。
トンネル内が完全な真空だとしたら車体に穴があいたら大惨事だし、減圧程度でも飛行機みたいに外に吸い出されるから危ない上に空気抵抗は減るだけで存在するから弾は当たらないし、そもそも真空でも重力は存在するから弾は落ちるし・・・
あげく列車が脱線してスタジアムに突っ込む大事故を起こした結果コナンは「なんとなく」無事。
ベイカーストリートで工夫して生き残ったのはなんだったのか。
原作や推理モノ好きの人は謎が薄すぎるし、子供やファミリー層には原作読んでいないとわからない情報が多すぎ。誰に向けて作成したのかわからない。
いや、はっきり言えば腐女子の一点突破なのだろうけどそれはコナンじゃなくて相応の作品でやってほしい。瞬間的に儲かるのはわかるけど。
この作品をみて犯人がどんなやつだったか、動機はなんだったのか覚えている人はいるのだろうか。そんな作品でした。
映画に限らず最近アホ犯人多すぎない?
どんなトリックを弄しようと殺人なんて犯すのは愚か者だと言いたいのか、犯罪は何も生まないとでも言いたいのか
最近のコナンの犯人は「断片的な情報で被害者を悪と決めつけ殺しておいて、後からそれが犯人の思い込みやカン違いで被害者は何も悪くなかったことを周囲のモブに知らされ涙する」パターンが多すぎる。
黒の組織というこの世全ての悪との対比かもしれんけど、正直組織も
純黒で世界中の諜報機関に存在を認知されててスパイ送り込まれてるのがバレた時点で無能かな?ってなったし
コナン世界の犯罪や犯罪者は、新一や赤井さんや安室さんら作者のお気に入りキャラの萌えるシーンを描くための装置でしかないんだな…って
それをまざまざと実感させられたのがこの作品だった。
とりあえず今年の推しキャラSUGEEEEEなシーン入れとく、とりあえず目立つ建造物爆発、とりあえず犯人は推しに説教されて泣く、とりあえず「いっけええぇぇぇ!!」でサッカーボール、とりあえず「新一ぃーーー!!」「らーーーーん!!!」は…今回無かったかもだけど
毎年情報過多すぎて、同じお約束もの観るなら水戸黄門のがはるかにマシって思う。
来年は作者肝煎りの、安室さんと(故)愉快な仲間たちの話のようだけど、正直同人誌みたいな観るのが恥ずかしい作品に仕上がりそうで不安しかない。
コナンファンにはとても良かったと思う作品
今日までで計13回見ました。
個人的に良かった点
まず今回のメインである赤井ファミリーの出番活躍がちゃんとあったこと。
まぁまだコナンには会うわけにはいかないメアリーさんはちょっと出番少なめで納得。赤井さんもまぁこんなもんだろという感じ。秀吉も頭脳戦で活躍していてとてもよかった。だが逆に今回のメインは全部で4人なので場面切り替えが多かったかなぁと思った。
悪い点は、リニア暴走の際世良ちゃんの「揺れが酷すぎて立ってられないや!」のセリフの後駆け出していくのは?!?!?!という反応になりました。
そういう所どうにかしてほしい。ラストの世良ちゃんとコナンくんの安否不明の時とラストの次作予告ちょっと泣いてたの多分世界で私だけだと思います。
まぁ世良ちゃんを7年ぶりに出してくれてどうもありがとうございます。そして来年も私の推しの警察学校組のキャラが出てくれてとても嬉しい。楽しみに生きます。
スポーツの祭典、いい意味で無茶苦茶
テレビシリーズを昔見ていた程度で、赤井秀一は知っていますが、ファミリーの方は世良までくらいしか知らないものです。
この作品を観る前に、一応配信で「緋色の不在証明」は見ました。
映画のオープニングでも赤井ファミリーの紹介があったので、知らなくても観ることができる、知っていたらより楽しめる、といった感じなのかと。
赤井ファミリーの見せ場が適度に配分されているかと思います。
個人的には灰原の活躍が印象的で、灰原とコナンのバディ感が良かったと思います。
4年に一度のスポーツの祭典って、まあ、現実にも東京で行われようとしているので、こういうストーリーになっているものと思いますが。
過去の事件は商業主義化に対する抗議の為だったとか、現実の祭典とリンクするような話もありましたが。
個人的には、この時期に強行するのはいかがなものか、商業主義と国威高揚のためにやろうとしているのではないのか、と考えているものです。
ということで、日本スゴイをアピールするリニアが競技場に突っ込み破壊するというラストは、皮肉の様に感じてかなり笑ってしまいました。
万国旗で速度を落とすという部分も、国際社会は慎重な姿勢でブレーキをかけようとしているところ、日本は暴走して自滅してるというようにもとれる気が……。
映画を製作している時は今のような社会情勢ではなかったと思うので、考えすぎでしょうか。
スポーツの祭典の件に限ったことでもないかもしれませんが。
ラストは映像的にも、スピード感と派手過ぎる破壊規模で、いい意味で無茶苦茶だなあと楽しめました。
赤井の狙撃も、いい意味で、イヤ嘘だろ!無理だろ!、という感じで楽しんだものです。
事件の方は、過去のFBIの事件が絡んでいるものですが、冒頭の過去の事件描写は本格サスペンスのような緊迫感がありました。
そのリアルな雰囲気の冒頭から、最後の荒唐無稽なハチャメチャ感、このギャップが面白いです。
FBIの司法取引、本当の情報を隠したことが、犯人の動機に繋がるわけですが、こういう構図は「ゼロの執行人」と同じような気がします。
脚本も同じ櫻井武晴ですし。
FBIとUSMSは仲が悪いという話もありましたが、USMSとは何だろうと思い後で検索すると、連邦保安官局のことだと分かりました。
州をまたいで捜査に来るよそ者のFBIと、各州の地元に根ざして捜査する保安官組織という感じなのかなと想像しましたが。
司法取引とか証人保護プログラムとか、子供に分かるのか?と思いますが、子供は派手なアクションでやはり楽しめるのかなと。
キャラの関係性については、赤井ファミリーのだれがどこまでコナンや灰原の正体を知っているのかというのは、曖昧なまま見ていました。
ので、コナンも灰原も世良にはもうバレてもいいのか?とか、赤井が生きてることを弟は知っているのに母親や妹は知らないのか?とか、やや気になりました。
今回見た上だと、赤井が生きていることを母親は知っているように見えましたが。
事件自体はさほど謎はなく、サスペンスアクションの要素が強いストーリーでした。
評価の低い意見を見ると、謎解きがないとか、アクションに寄り過ぎというものがありましたが、確かにミステリーとしては物足りないと思います。
キャラクター描写については、最近のテレビシリーズをきちんと見ていないためか、あまり気になりませんでした。
とは言え、毛利小五郎の描写の適当感は気になりました。
依頼を受けて犯人捜査のためについてきたということでしたが、他の招待客とあまり変わらない扱いだった印象です。
個人的には、荒唐無稽さが面白く、ラストも笑えて楽しめました。
超伝導弾丸トレインを撃ち込め!
名探偵コナン(映画)シリーズ第24作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読、テレビシリーズは最近ご無沙汰です。
1年の延期を経て、ついに公開!
やっと観れた~!!!
冒頭から過去作と趣きが違っていました。
英語のテロップに日本語訳をつけないという潔さ…
不穏な導入部でした。逃げ回る男にむけて唸るデザートイーグル!―こりゃひとたまりもありませんなぁ…
ワールド・スポーツ・ゲームスを巡る連続拉致事件を追うコナンくん。赤井ファミリーやFBIも関わり、クライマックスは真空超電導リニアを舞台にしたスーパースペクタクルへ…
事件の内容は櫻井武晴脚本にしてはかなりの薄味だなと思いましたが、劇場版シリーズの醍醐味である過剰なアクションシーンにはめちゃくちゃ手に汗握りました。
文字通り弾丸となったリニアが「シン・ゴジラ」の無人新幹線爆弾よろしく宙を飛び、スタジアムに突入する場面はスクリーン映えする迫力と素晴らしさがありました。
コナンくんの乗るリニアと蘭たちの乗る新幹線が並走する瞬間を捉えたシーン、近い距離にいるのに何も出来ないもどかしさと、お互いを想う心の切なさが上手く表現されていて、短いシーンでしたがかなりグッと来ました。
「緋色の不在証明」を観ていたので、赤井ファミリーについてはその程度の知識しかありませんが、誠に個性的な一家だなと改めて思いました。MI6のスパイ、メアリー母さん。FBIの凄腕スナイパー、赤井秀一。稀代の棋聖、羽田秀吉、ボクっ娘女子高生探偵、世良真純。どう云うDNAやねんwww
それぞれに見せ場があって、赤井ファミリーを主役に据えたスピンオフにした方がもっと面白くなったかもしれないなぁ、と思いました。赤井秀一の超伝導精密スナイプ、秀吉の詰将棋的チェイス・ゲームには唸らされました。
※鑑賞記録
2022/04/22:金曜ロードショー
悲しい
コナンファン、赤井秀一ファンの私の一意見ですが率直に言わせていただきますと
悲しい気持ちになりました。
一年の延期を経て、待ちに待った見逃せない作品。
やっと赤井さんの主役の映画ktkr状態でしたが
蓋を開けてみたらスカスカで大変残念な気持ちになりました。
キャラ立ち意識しすぎて、1番の肝「推理」を蔑ろにした作品はもうやめていただきたい。
せっかくキャラ達が頑張っているのに勿体なさすぎます。
秀吉と由美はコナンカップルあるあるの危機に晒される事はなくただの馬鹿ップルだし
コ哀推しの為に哀ちゃんに酷いことさせすぎだし
小五郎さんを馬鹿にしすぎですし
見てて本当に辛くなりました。
終盤にかけての秀一と秀吉のタックは見事でしたし、
射撃の腕も本当に素晴らしくて
更に赤井さんの事好きになりましたが
許せるのはそこだけです。
キャメルが赤井さんの言う事を素直に聞かなかった事にも納得できませんでした。
ツッコミどころが多すぎて書ききれなくなりそうです。
大好きなキャラの作品だった分
もっと推理に力を入れて欲しかったなと思いました。
良かったら周回する予定でしたが、2度目も無さそうです。
期待してたほど
面白くないわけじゃないけどいうほど面白くもないって感じ。緊急事態宣言出てたのでようやく見に行けたのもあってかなり期待してたのもあるから結構がっかりした。
アクション中心なのはもういいですけど、ところどころキャラの行動が?になることが多くて不満だった。
まず、秀吉と由美さんカップルが出るのを楽しみにしてたのに、由美さん八割くらい酔っぱらってて何だこれって思いました。彼女の描写ほぼ泥酔って酷すぎないですか。
赤井ファミリー集結っていうから由美さんと一家が会うのかと思いきやそれもない。というかそもそも集結してない。無意味に争って終わり。協力してたの兄弟だけ。いうほど赤井さんの活躍もなかったし、確かにすごいことはしてるんだけどあんなに宣伝で押すからもっと活躍すると思ってたのに。最近、今年は怪盗キッド!とか赤井秀一!とか宣伝で押すわりには出番が少ない気がします。
次に小五郎のおっちゃん。クライアント行方不明なのに何でひつまぶしなんか食べてんの?俺の分だからなじゃないでしょ。あの人そこまで無責任だっけ。駄目なところあるけどいざかっこいいのが毛利小五郎なのに駄目なところ多すぎて悲しい。
最後蘭ちゃんと哀ちゃん。ここが一番気になった。哀ちゃん好きだし人気あるのわかるけど、蘭ちゃん放ってコナンが気にかけるのは絶対違う。灰原呼び聞きながら新一思い出すって意味わからない。俺の役目だろ~的なセリフもさらっとして終わり。蘭ちゃん活躍しなさすぎだし(ほぼモブ)、チケットクイズのところも彼女なら私はいいよって言うだろうに一切なく園子が譲って終わり。蘭ちゃんの良さが消されてる。
哀ちゃんもなんか嫉妬してる場面がやたら増やされてて嫌だった。彼女はコナンのことを秘かに想いつつも、蘭ちゃんのことだって姉と重ねたりと好きだと思うのに、まるでリニアに乗るの邪魔みたいに嫌味な感じで蘭姉ちゃんとか呼ぶところがっかりした。
哀ちゃんがたくさん見れて満足ってだけの人は好きなんだろうなって映画。個人的に天国のカウントダウンや探偵たちの鎮魂歌みたいな要所要所で活躍する哀ちゃんのほうが好きです。年々彼女が便利屋になってる気がするのも悲しいけど、科学者らしい有能シーンは良かった。
良かったところは、ジョディ先生が証人保護プログラムについて語ってたり、秀吉の作戦とかかな。園子の性格の良さも微笑ましかったけどちょっと不憫だった。赤井さんが銃弾で撃ち抜く場面はかっこいいけど、正直ねーだろってのが強すぎてうーんって思った。そういうのは今さらですけどね。
面白くないと言ってる人はにわかとか言う人がいるみたいだけど、関係ないと思う。ミステリー部分自体は悪くないけど、正直犯人まるわかりだし(これは前作でも思ったけどあれはアクションに振りきってたので)誰が犯人なのかとか驚く展開などのワクワクはなかった。何でコナンが弾丸の位置を把握したのかとか、リニアボロボロなわりに都合よく助かってるとか、いつの間にあの席にたどり着いたんだとか(ベイカーのときみたいに多少無理矢理でもワインみたいな理由付けが欲しかった)疑問点も多い。
まあ他にも色々あるけど全体的に微妙でした。恒例なので来年も見には行きます。
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