劇場公開日 2020年2月28日

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地獄の黙示録 ファイナル・カットのレビュー・感想・評価

全69件中、61~69件目を表示

4.0真善美、とは限るまい。

2020年3月1日
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これは映画館で観るべき傑作。すでにDVDで観賞済みな本作だが、今回 IMAX で見て、改めてTV画面とは異質な戦慄と感動が。熱帯雨林を呑み込み焼き尽くすナパームの炎にボクは心奪われ、美は狂気も残虐も超越すると確信した。
殺戮は罪。狂気は罰。美は祝福?ほんとうに?神が正気と確認したのはだれ?この美は呪詛では?悪意では?
混沌のなかで、ボクはコッポラの天才を思い知ったのだ。

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さすらいの雑魚

4.5映画は教科書だった

2020年2月29日
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鑑賞方法:映画館

おそらく公開時以来なので40年ぶりか。あらためてIMAXの大迫力で観直していると、中一当時のことをいろいろと思い出してきた…
この映画で初めてドアーズの「The End」を聴いて夢中になったんだ、とか。この映画で初めてワーグナーを知ったんだ、とか。この映画がきっかけでベトナム戦争に興味を持って、開高健の闇シリーズを読みあさったんだ、とか…
そしてその「ワルキューレの騎行」をバックに繰り広げられる、人を人とも思わぬ狂気がなぜかくも美しいのか…
確かに映画はいつも僕らの教科書だった。学校では教えてくれないようなことこそ…

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ぱんちょ

5.0IMAX見るべし

2020年2月29日
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本物はどう料理されても色褪せない。21世紀にこの映画を映画館で観られるだけでも幸せなのに、IMAXとの相性も最高。地獄の黙示録を初めて見る人にも是非。

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くらのすけ

4.0Apocalypse Now:Final Cut

2020年2月29日
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鑑賞方法:映画館

カーツ暗殺後ウィラードが神を引き継ぐのかと思ってた。
IMAXで戦闘場面は迫力抜群だけどダークさが少し薄れてたかな。

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たつじ

4.0音響や撮影も確かに凄いが、内容も興味深い

2020年2月29日
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音響や撮影は流石アカデミー賞。
特にインパクトを感じたものは以下。
・ヘリコプターの離着陸
・機銃/大砲の射撃
・ナパーム弾一掃
・ベトナム民の踊りのシーン
・シーンに応じて効果的に流れる音楽

ストーリー展開も凄く良くできてる。
アメリカ軍のカーツ大佐が、命令に背き、カンボジアの奥地で自らの王国を築いており、それを暗殺しろとの特殊任務。
危機意識に乏しい部下に護送されながら、主役のウィラード大尉は1人、カーツ大佐の過去を遡る。感慨にふけて、尊敬と同情を示しつつも冷静に分析する。
そして、大佐の領域に潜伏した後もドラマがある。

エリートだった大佐がなぜ狂ったのか?
そもそも狂っているのか?
大尉と大佐は似ている部分もあるのでは?
大尉と大佐が相見えるとき、どうなるのか?
などの興味深い疑問を、主役と一緒に抱えることになる。この疑問が晴れていく様子が、3時間の映画を一瞬で終わらせてくれた。

しかし、この映画を見終わったあと1番に感じたものは、何とも言えない重苦しさだ。
・大佐の言葉に重みがある(うろ覚えだが以下)
「4分の1の数でも、戦闘意識のある精鋭部隊ならば勝利できる」
「理性を伴わない原始的な殺人本能」
「恐怖だ」
・ベトナム民の惨状。惨状とは不釣合いな純粋さ。
・そして、大尉の最後の決断。
大佐に思考を読まれた上での決断を下しているが、理性的だったのか、本能的だったのか?

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アニメ多め

3.5I like smell of napalm in the morning. じっくり三時間。

2020年2月29日
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鑑賞方法:映画館
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アキ爺

4.5短く評価/観てください

2020年2月28日
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カーツ暗殺任務の中 地獄とは?
人間が作り出すものかも?

ベトナム戦争のドキュメンタリーのようで
実写の迫力は、もう作れない体感を!

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ハロン

5.0IMAXの迫力!

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

ベトコンの村を襲撃し、ナパーム弾で椰子林を焼き払うシーンが、まさに圧巻。現実の戦場に居るような気がして、恐ろしさを覚えた。オープニングやところどころで流れるドアーズ「The End」が凄い迫力で迫って来るのも、音にこだわるIMAXならではであり、全く感無量だった。もちろんワーグナーの「ワルキューレの騎行」もこれから始まる戦闘シーンを否が応でも盛り上げていた。久々に劇場で見たこの作品はCGとは根本的なところでは全く違うものだと分かった。臭いまでありありと嗅いでいる気にさせるのが、現実にあるセットなのだと理解した。映画監督なら、CGなど一切使わずに作品を撮りたい撮りたいと思うのも無理はない。金が湯水の如く使えるならば、是非そうしたいだろう。それだけの意味はあるのだ。

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shanti

4.0昨今のCGを駆使したものではない生撮影のリアリティーを存分に感じら...

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

昨今のCGを駆使したものではない生撮影のリアリティーを存分に感じられる。IMAXだと音響も素晴らしい。山場はかの有名なワルキューレのシーンだろう、久しぶりに観たがまあ、鳥肌ものであった。
川を登っていき道すがらの各エピソードもよくまとめられている印象で、完全版よりもこのファイナルカットの方が好印象。
ただ、クロージングがどうも個人的には気にくわない、あの禅問答みたいなやりとりとフェイドアウト感に違和感を覚えた。

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ちゆう