劇場公開日 2020年10月9日

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星の子のレビュー・感想・評価

全187件中、81~100件目を表示

4.0異形だが深い愛情があった

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

7月に公開されたばかりの『MOTHER マザー』に続く大森立嗣監督作。異形の親子を描く作品が続く。

何も信じることができず救われることがない自分が言うのも何だが『信じれば救われる』と思っている。

あやしい宗教を信じる両親の行動は側から見れば奇行だった。娘のちひろは両親が普通とは違うとわかっていたが、両親を否定することはなかった。

幼児のちひろの病気が『星の水』により治癒する瞬間に涙した。この両親の入信が府に落ちた。両親には信じるに足る深い愛情があった。

一方で早くに家を出たちひろの姉がこの家族の抱える矛盾をしっかりと提示した。姉のエピソードがこの作品に深みを与えた。多くを語られない姉の人生を思った。

ちひろの揺れる心を見事に表現した芦田愛菜ちゃんが秀逸だったなあ。『MOTHER マザー』でクソみたいな母親を演じた長澤まさみさんに続き、大森作品から二人目のエロくそチキン主演女優賞候補だ。

異形の家族を描きながらも親子のあるべき姿を考えずにはいられない逸品でありました。今年の日本映画のベストの一本だろう。

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エロくそチキン

3.0Child of the Stars

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

信じることの大切さと難しさ。
ちひろは自分を信じて幸せになってほしいな。

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たつじ

3.0星の子?

2020年11月3日
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鑑賞方法:映画館

地元がロケ地ということで鑑賞
日常が眈々と描かれ普通に見込ってしまうが、
落ち無しで終わって肩透かし❗色々な事が伏線と思いきやそのまま‼️

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ムロン

3.0「差別や偏見にどう立ち向かうか」がテーマなのだろうか?

2020年11月1日
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芦田愛菜ちゃんの成長した姿を見たくて鑑賞、「日日是好日」の大森立嗣監督作品やし。芦田愛菜ちゃんの演技は納得、まーちゃん役の蒔田彩珠がいい! なべちゃん(新音)のような親友が居る事はとても大切だ。「差別や偏見にどう立ち向かうか」がテーマなのだろうか? 結末があっけない、「視聴者が考えろ」ということらしい。そやけど、大森立嗣監督作品としては期待外れ。
まーちゃん蒔田彩珠:ちひろの姉。ちひろが小学校5年の時に家を出たきり戻ってこない。
なべちゃん新音:美人でかっこいい。何の偏見も持たずに接するちひろの親友。

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浪花のしんちゃん

3.0確かに存在するが見えないもの

2020年11月1日
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宗教は信じる人々が作り上げるものなのか?それを信じぬける人は、それが他人から見れば、不確かな物でも、疑いなく、信じれる人は、そうでない人々より、幸せなのかも、、、

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hisa

3.01番の見どころは芦田愛菜だよ!←似てねー

2020年10月30日
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笑える

怖い

萌える

2020年映画館鑑賞107作品目

原作未読

芦田愛菜主演

芦田が演じるちーちゃんが赤ちゃんのとき湿疹が治らず親が藁をも掴む思いで新興宗教が販売している怪しい水「金星の水」を使い奇跡的に完治した結果その水にハマってしまう両親と次女の話
病は気から鰯の頭も信心から

新興宗教を扱っているがそれほど暗い映画ではない
社会派ドラマというよりコメディー色が強い
その点では『獣道』と同じジャンルかもしれないがまるで違う

小五と中三の時代が行ったり来たりする構成は好きじゃない
数学ほど嫌いじゃないが順番通りにしてくれると脳に優しい

芦田愛菜ただものではない
存在感が違う
南先生に両親をディスられたときとホームルームで叱られたときの演技が素晴らしい
今回の作品に限ったことじゃないがツッコミを入れるときの岡田将生も素晴らしい

両親が緑のジャージを着て金星の水を垂らしたタオルを頭の上に乗せている状況が面白い
特にお母さん役の原田知世
永瀬正敏が珍妙なことをするのには見慣れているからそうでもない

帰りの車内でその両親を観た南先生がコテンパンにディスるわけだがそこも面白い
憧れの先生に愛する両親をボロクソに言われる悲しみは計り知れない
ユーモアとペーソスが最高
ホームルームでも南先生に叱られ泣いているちーちゃんと慰めるなべちゃんと割って入る新村くんのやりとりも面白い

母の兄であるおじさんとその家族はちーちゃんの金星の水と新興宗教にハマるちーちゃんの両親に対してとても否定的だ
高校進学をきっかけにちーちゃんを預かりたいと思っているくらい
それでもちーちゃんは姉のまーちゃんと違って決して両親に愛想を尽かして見捨てたりはせず現状維持の関係を続ける決心
本人は信仰心が一応あるようだが両親ほどではない
だけどそこに愛がある
気持ちはわかるけど身内とはいえ大きなお世話なんだよね
きょうだいは他人の始まりであってお互い家庭を持ったら深入りするべきじゃないんだよ

こんなこと書けば失礼だし語弊があるがちーちゃんは中学生になってグレードアップしているがなべちゃんは逆に劣化している
ハーフ美少女から吉田沙保里っぽくなっている
『ターミネーター2』のエドワード・ファーロングの現在に比べたらたいしたことないけど
僕は少女性愛じゃないしむしろ熟女好きだがなんか残念な思いがあった
中3時代のなべちゃんを演じたコもそれなりに良かったけどね

新興宗教の教祖らしき人は出てこない
高良健吾が演じた海路さんは中心的人物だけどよくわからない
何度聞いてもカエラに聞こえたが海路だった

海路さんのカノジョなのか昇子役の黒木華の演技力が凄すぎて怖い
何も大声で喚き散らすわけじゃなく常に静かなトーンで穏やかに喋るのだがその内部は狂気に満ちている
顔つきが尋常ではない
黒木華もただものではない
いろんなことができるとても器用な人だが今回は1番びっくりした
褒め言葉のボキャブラリーが貧困なので多くは語れないが素晴らしいことは間違いない
貫地谷しほりや蒼井優も凄いが黒木華は世界一の女優と言っても過言ではない

最後のシーンはそれで終わりかよって感じがした
なんか物足りない思い
姉であるまーちゃん役は新進気鋭の若手女優蒔田彩珠
親離れした姉が男と出会い母になるその件もしっかり描いてほしかった
それをあえてカットした大森監督の意図も分からなくはないが全く好みじゃない

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野川新栄

2.5大森監督の映画ってものすごく興味を惹かれる題材で、それに釣られて見...

2020年10月29日
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大森監督の映画ってものすごく興味を惹かれる題材で、それに釣られて見に行っちゃうんだけど、いつも同じ脚本の作り方でほんとがっかりする

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hirocor

2.5ある意味トラウマ映画

2020年10月29日
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1番のトラウマは先生の暴言。
とにかく芦田愛菜ちゃんの演技に引き込まれる。
結局は、「親子で仲が良ければいいんじゃない?」と思えるラストでした。

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映画ネコ

3.0芦田愛菜

2020年10月28日
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難しい

芦田愛菜・永瀬正敏・原田知世・
大友康平・岡田将生を、
観るための映画。
映画の設定・ストーリーは、
これといったのはない。
あの一流処を、
あのストーリーで使うのが、
面白いと思った。

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トラベラーおっさん

4.5改めて芦田さんは天才だと感じる。

2020年10月27日
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芦田さん。もはや愛菜ちゃんでは無い。
天才子役ともてはやされたのはいつだったか?
「信じる」とはと聞かれた彼女の受け答えが話題になっていたが、なんともピンと来なかったが、映画見て納得。
複雑な家庭で生まれ、いい子のまま育った。
親の信教と子供の思いは別のはず。
疑問や理不尽と思う事があっても親を裏切らない。
このまま、いい子であるべきなのか?

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にいやん

3.5原作を読んでみよう。

2020年10月26日
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テーマがテーマだけにどうかと思ったら、たまにコミカルだったりいきなりアニメーションになったり、なかなか。
家族とかお姉ちゃんとかさぁこれからどうなるのかなって身構えたら、あら終わった。観る側の想像力が試されてる感。原作を読んでみようかな。

芦田愛菜、永瀬正敏、原田知世、本当の家族みたいだし、お姉ちゃんや叔父さんや友達やそして子役ちゃんなど、配役はバッチリ。

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yuka

5.0流れ星

2020年10月25日
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マザーといい本作といい
今年は大森立嗣監督の当たり年だなぁ。
人は何かに騙されて生きる生き物で、その最たるものが家族だなぁ。
いちばん醜いと言ってるのを美しく撮ってるのも意図的にやってる事だろうし面白い。
さて、流れ星は本当に流れてたんでしょうか?

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たら印

4.0ちひろの世界

2020年10月25日
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ちひろの世界は、家族と学校の友達と教団の友達だけ。
余計な説明は無く、想像を膨らませる画像作りが余韻を残す。

 とても印象的なシーンがある。憧れていた南先生からちひろが自宅近くまで送ってもらった時、外で奇妙な儀式をしていた両親を見て、不審者がいるから気をつけろと言う先生に、両親だと言い出せないちひろ演ずる芦田愛菜の横顔、こぼれ落ちそうな涙、悲しげでなんとも言えない横顔が秀逸。ちひろそのものだった。

そして、小学校からの友達、なべちゃんとの関係性が心地よい。
なべちゃんはただそっと寄り添って、無駄な事言わず、「ちひろはどう思ってるの?」と尋ねる。
憧れていた南先生がちひろに対して暴言を吐いた時、「あいつ、ひどい事言うね」とちひろの心情に沿う。
 ちひろが、「送ってもらった時、あそこに居たのは、ウチの両親なんだ」と言ったとき、本当にさりげなく「知ってるよ」と殊更大袈裟にしなかったなべちゃん。

小さな狭いちひろの世界だけれど、教団だけじゃ無い世界もあり、ちひろは教団の純培養だけれど、これからのちひろは、どの様に成長していくのかなぁと考えさせる。

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はなも

1.5ん・・・。

2020年10月25日
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芦田愛菜が観たくて視聴。始まりの部分から
「これは宗教映画か?」
前に宗教団体が作った映画を知らずに見て後悔した経験があり、でも芦田愛菜が出てるのに宗教団体制作は無いだろうと思いながら観てました。

内容は宗教についてのことばかり。
宗教に興味がない私には響きませんでした。

ただ、収穫は
・宗教を信仰する家に生まれた子はこんなふうに育っていくんだなあと思ったこと。
・宗教団体には、映画にあったように「集会」とか「バスを数台貸しきって行う、子どもにとったらキャンプのような夏の合宿」とかがあるんだと分かったこと。

最後はどんな終わり方をするのかと思っていたらあんなふうで。

芦田愛菜ちゃんが(まだ愛菜さんと言うには幼すぎて)演技うまい、下手じゃないと分かったけど、
私には「心揺さぶる感動作」にはとても思えませんでした。

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51

3.0芦田愛菜ちゃんさん絵力強い

2020年10月24日
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芦田愛菜ちゃんさんの絵力が強く、普通の中学生の日常を淡々と描くシーンが続いても、映画として成立しているのがすごい。
この映画において、宗教は重要なモチーフのひとつだが、テーマではないんだと思った。
テーマはあえて言えば「信じるものが違うことと家族で居続けられることは矛盾しない」、「純粋に愛することの先にあるいびつさ」、「子供が成長の過程でだんだんと広い世界に触れて、ドメスティックな当たり前から脱出していくこと」とかかな。

先生が数学を教えているのも示唆的ですね。論理性の象徴としての数学。非論理の宗教との対比。それを教える教師への儚い恋心。恋も非論理だし。そういう意味では両親の信じる非論理と変わらないですね。

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たたたた

3.0波動水を信じて。

2020年10月23日
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楽しい

萌える

人生においては謹厳な正誤よりもコミュニティにおける触れ合いや関わりが大切で、少々柔弱感のある相手や自分でもいいじゃない、という安堵感のある作品です。波動水を飲んでシンクロ現象に戸惑う主人公、校内エピソードがやや陳腐かな。この宗教は霊能波動水などを霊感商法で販売しているのですが、だからと言って特に悪いものとはしておらず、実際にパワーのある教団ではあり、アトピー治癒で興味を持った両親を中心に、凡庸な庶民の一コマとして描いているのだと思います(現実には薬事法云々ありますがこの映画については被害者はいないと仮定します)。啓発合宿の夜に見よ、あれが向上の証だ、いや文芸賞の星かも? 上映ライバルを意識させますね。傍から観ればよくも悪くも視える、実際はまた別の話です。

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時示郎

3.0信じる側と信じない側の対比

2020年10月23日
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原作は未読。宗教にはまっている両親のもとで育った女子中学生の立場から家族、親戚、友人、学校生活を描く物語。
両親が宗教にはまったキッカケが、乳児の自分の病気ならば自分もそれを受け入れざるを得ないのがよくわかる。幼少からの家庭教育がどれほど影響を与えるかということを改めて思い知らされる話だ。
主人公のちひろは宗教を除けばごくごく普通の女の子。友達がいて、イケメン好きで、先生に憧れている。だからちひろの生活を通して、信じる者と信じない者の対比がリアルに感じられた。研修に参加して周りが信じる者だらけになった状況もまた面白い。内と外を強く感じさせられた。
誰でもハマる可能性はあると思う。でも宗教にハマるということは必ずしも不幸とは限らないと思ってしまった。私がハマる可能性は限りなく低いのだが。

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kenshuchu

1.0あの終わり方は何なのだろう…

2020年10月23日
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チラシ等の事前情報がいい意味で裏切られ70点以上の評価は出来そうだったのに、ラスト15分で一気に20点まで下げて来る作品。

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死亡遊戯

3.0モヤモヤ

2020年10月23日
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難しい

私自身の体験と照らし合わせながら観ました。
私も小学生まではちひろのように母の言うことに合わせて行動しました。それは宗教の教えを信じていた訳ではなく、母が喜ぶから頑張っていただけでした。
中学生の頃にはお姉ちゃんのまーちゃんのように反発しぶつかり合い、母親と分かり合え無くなりました。
宗教は家族の幸せの為と言う母、でも毎日集会に行き家事もせず家に居ない。
一緒に反対していた父が早期退職して宗教に行きだした時は絶望しました。
宗教は心が弱っている時に近づいてきます。それが大人になって更に怖くなりました。

皆さんのレビューを観て、少し納得しましたが、もう少し宗教の怖さを伝えてほしかったです。

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なぁぼー

4.0この先の行方は

2020年10月22日
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宗教とは本来、人が幸せに生きられるよう導いてくれるものではないのか。

芦田愛菜ちゃんをスクリーンで観るのは初めて。TVドラマ『Mother』が懐かしすぎる。
美しく聡明な少女に成長した彼女が演じたせいか、難しく不穏なテーマであるはずなのにすんなりと見入ってしまった。

自分たちの力ではもうどうにもならないと絶望を感じた心の底に、誘いの手を伸ばしてくるカルト宗教。
だが、親は子を、子は親をお互いに大切に思っている気持ちが切にわかるから、彼らが幸せというのであれば、それでいいのかもと感じてしまう。

家族でも同じ道は歩けない。一緒には生きてゆけないこともある。ちひろはどうするのだろう。これからも三人で夜空を見上げるのだろうか。ラストシーンが繰り返し問い掛けてくる。

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まりも