「救われた親をもつ子どもたちへ」星の子 しらたまこさんの映画レビュー(感想・評価)
救われた親をもつ子どもたちへ
ちひろのきもちが分かってしまう子どもたちに観せて
それでいいんだよって伝えたいし、
その子たちの親にも観てもらって
子ども自身のこころがあることを知ってほしい。
信じることは自由だけれど、
どうか盲目にはならないで。
それは宗教にかぎった話ではなく。
いつもどこかに冷静になれる自分を置いておかないと、
大事なものを失ったり、
大切な人を傷付けたり、してしまう。
親に愛され素直に育ったちひろ。
違和感もちゃんと抱いているけれど、
愛されているし愛しているから、
離れられない。
説明的なセリフはあまりないのに、
その境遇が伝わってきて、苦しい。
愛菜さん、すごいです…
(高良健吾と黒木華の幹部カップルの高貴な雰囲気が説得力あって、良い)
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