「思春期女子の葛藤と偏見と自立の物語。」星の子 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
思春期女子の葛藤と偏見と自立の物語。
内容は、未熟児で生まれ体質改善に不思議な水が効くとの事が発端で、新興宗教に入信した家族を取り巻く思春期の少女と周囲の人の物語。好きな言葉は『あれ?!河童かと思った!?』で世間の偏見と差別意識の違いを見せられた感じがしました。悪気が無い所に潜む悪意に満ちた笑いが響きました。好きなシーンは、キッチンに隠れて信仰上禁止されているコーヒーを☕️姉妹二人で話しながら飲むシーンが自立と懐疑心と決心の様で上手い演技だなあと感じました。最後の会いたい時には会えず、探してる時には見つからず、流れ星☄️も家族3人共見たい時には発見出来ず両親には見え、芦田愛菜1人の時には違う星が⭐️見え、別々の生き方になるが、それでも家族を大切にする思いは皆同じなのだと思わせる所が、何処か物憂げで芸術的でもあり商業的でないところが強気な作品だなぁと感じました。そういう星の元で生まれた物語のエンディングは、視聴者に考えを預け其々の答えを出して欲しいとの作者の願いが叶いますよう祈っております。🌠
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コバヤシマルさんのコメント
2022年8月11日
コメントありがとうございます。ひたすらに映像表現を楽しみたいと思ってるだけで言葉足らずな限りです。あくまでも自分勝手な主観なので気を悪くされたら申し訳ないと感じています。その上で違う気づきを感じて頂けたら幸いです。