「大きな題材が2つ」星の子 になさんの映画レビュー(感想・評価)
大きな題材が2つ
クリックして本文を読む
端(一般の人)から見たら不審者か頭がおかしいと思われるような家……
私自身はネグレストを受けていました。(この映画とは少し違いますが)
ちひろが世間で生きることと、家族の問題の間で苦しみ、泣きながら走るシーンがとてもリアルに感じました…でも良かったです。
ちひろは物時を自分なりに考えています。
何故、新興宗教に嵌ってから歪んで行く家から、圧倒的にちひろにとって苦しいことの方が多くそうなのに家から出ることを選ばないのか不思議でした。
病弱だったちひろに対して、両親は子として愛してて、だからちひろは、愛を信じて両親を大事にすることを選んだのですね。それに対し、お姉ちゃんがすぐに家を出て家族を突き放すことを選んだことも納得です。
もしかしたら、どちらの方が本当の意味で幸せになれるのかは分かりませんが。
両親を突き放すも愛するも、子供本人が決める生き方ですね。
芦田愛菜ちゃんの演技1つ1つが素晴らしかったです。
コメントする