「とても良い映画」星の子 stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
とても良い映画
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「まーちゃんに子どもが産まれた…」という両親の言葉に、芦田愛菜と一緒に泣いた…不覚にも(笑)
それって、"嘘"なのに…(たぶん、もうこの世にいない…)。
人の心とは、かくも弱いもの…誰かに支えられているだけでなく、また誰かを支えているからこそ、強くもなれるし生きている実感が湧くんでしょう…
(姉と会えなくても、"コーヒー1杯"で妹の心は姉と繋がっているし、たとえ両親の事を疑い出したとしても、"姉"が心の支えになっているから、親の愛を無理に否定しようとせず、同居して行くことが出来るのでしょう)。
しかし、結局のところ、娘を2人とも失ってしまう事になるであろうこの親たちも、また哀れです。
(かつて未熟児で生まれ皮膚病に苦しむ我が娘を、藁にもすがる気持ちで救おうとした両親の気持ちは、あまりにも尊いですが…)
*芦田愛菜の両親を「かっぱみたい」と言って、教室で同級生たちと笑うシーンが、ほのぼのとして良かった(笑)…逆に、こういうシーンがあるからこそ、主人公の気持ちの揺れや変化をリアルに感じることが出来ました。
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