「優しい映画」星の子 おすぎですさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい映画
この映画は作品を通してインチキ宗教を糾弾してやろうなどという映画ではありません。こういった映画によくある教団の人間からの脅迫や暴力なども一切ありません。常に女の子の視点で描かれてるようなふんわりした映画です。
結末も残酷なものではなくふんわりと終わります。
だからといって退屈な映画ではなくテーマが興味深いので最後まで引き込まれます。
私はこの作品が誰かの為に作ったものだとしたらそれは両親が宗教信者の家に生まれてきた子供たちへの優しいメッセージだと思います。選択権のないまま親の信じる宗教を疑うことなくやってきた子供たちにキミたちは何にも間違ってないよと語りかけてるような作品です。
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