「金メダルは誰のものか?」ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち mojaさんの映画レビュー(感想・評価)
金メダルは誰のものか?
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大半が決して綺麗ごとばかりじゃないシーンで、かなりモヤモヤしたんですよ。
演出とは言え、西方さんの心理描写や言動は「いくら悔しくてもそりゃないだろ」って感じだし、マスコミや観客の描写は「選手の苦労わかってる?」って文句言いたくなるくらいイライラ。
でも、クライマックスが近づくと「原田に金メダルを取らせる」で一気に高ぶり、ラスト1分、西方さんだけが手に入れた金メダルで涙腺決壊。飯塚監督の手玉に取られました 笑
館内、結構嗚咽を漏らしてる人もいましたし、自身もこのレヴュー書きながら思い出し泣きしそう。良い映画だったなぁ~。
で、鑑賞中、金メダル(オリンピック)は誰のためか?って考えさせられるシーンが多々ありまして。結論、正解は無いのでしょうけれども......代表選手の皆様は、本心なのか表面上なのかはさて置き「日本(国民)のために頑張ります」と言わざるを得ないのかな、と思います。
でも、個人的には「自分のため、大切な人のために頑張ってほしい!」。東京五輪開催直前、改めて代表の皆様の最善を願いたくなる作品でもありました。
公開を心待ちにし、その期待以上の良作です!
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